今日は、台風だし一日書き物でもするか、と思っていたのだけれど、結局ほとんど進まなかった。
シトシト降る雨の音はすき。だけど、ザザぶりの雨音はただひたすらに怖い。
ラジオと音楽で耳を塞いで、微睡んでいるうちに、ぐっすり眠ってしまっていた。
地元の友人からの心配の電話と、緊急速報の音をアラームにしながら、ほとんど一日中眠りこけていた（ハザードマップで、浸水の危険性が低いことは予め確認していた）。低気圧のせいにしても、いいかしら。

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だいすきなモデルの菅野結以さんの書籍の中に、URAYUIという、五十音一つ一つについて語ったムック本がある。

あ＝愛
い＝言い訳、一途
う＝嘘
え＝映画
お＝大人

みたいな感じで、五十音それぞれから始まる言葉について、語っていくフォトエッセイ。

いつか、自分のブログで同じように、五十音それぞれの気になるワードについて語ってみたいなあ、とぼんやり思っていた。
なんとなく思っているだけでは決行できず、そのまま年月を重ねてしまい、お蔵入りに。
ちょうど『ノートの切れはし』という場所があるのだし、時々書き進めてみようかな。思いついた文字から。

何から始めてもいいんだけど、やっぱり最初は「あ」
「あ」といえば、「愛」でしょう。
わたしの偏愛について、すこしだけ。

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すきなものに囲まれている生活は、しあわせだ。
すきなものはとことんすきで、食指の動かないものはほとんど記憶に残らない、というさっぱりした性格なので、一度ハマったものは大概ずっとすきなまま。

わたしの趣味は、基本的にすきな人のすきなものでできていて、つまりは日常のほとんどがすきな人のすきなもので埋め尽くされているのだった。
ちょっとストーカー気質（というか、オタク気質）なところがあるので、すきな人のすきなもの、影響を受けたもの、どの時期に何を吸収して今があるのか、ということに興味津々。

「人がどの時期にどの環境でどういうものに影響を受けた結果、どういう人間が出来上がるのか」ということに常に興味を持っていて、だから教員をしているみたいなところがある。人の成り立ち（生い立ち）について知るの、本当に楽しい。

この話、誰にしても「絶対、文学部出身だよね？」と言われる。その通りすぎる。

すきな人というのは、ずっと影響を受けてきたモデルや作家・デザイナー・映画監督などが多い。偶然の出会いとかも、もちろんある。
それでもやっぱり、すべての基点になるのは、モデルの菅野結以さん。
文化系偏愛女子を名乗り、映画・音楽・美術・本・マンガ・ラジオなど、様々自身の偏愛を語ってくれるところがすき。

常日頃すきなものに囲まれているわたしは大概機嫌がいいし、色んな人の偏愛話を聞きたい。
例え全くわからない分野の話でも、すきなものについてイキイキと語っている姿を見るのがしあわせなんだ。本当にすきなんだなあ〜、って思うから。だから、みんなわたしのところに来て、すきなものを思う存分語ってほしいなあとおもう。

映画とか、音楽とか、本とか、モデルとか。個別のすきなものについては、また追々語っていこうかな。

ちなみに、タイトルの『愛に気をつけてね』は、だいすきなドレスコーズの曲名から。
志磨さんほんとにすき〜

ちなみに志磨さんの最高にかっこいい演技シーンは、映画『ホットギミック』の中のとあるシーンなので、皆さん『ホットギミック』を観てください。（ホットギミック は、わたし的2019ベスト映画です）