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◯と△の詩

過去を手繰り寄せるように、そこには愛があるように、優しく紐解いていくための夜があった
ちゃんとあったはずでしょう
君の中にはずっとあの時のままの、
淡く脆い、儚くも尊い、
ただその瞳に映るひとのことを分かりたかっただけの 心の声が今も聴こえている。
ショッピングモールの隅っこの、
ちょっぴりしたカッフェの、
中でコーヒーとケーキが向かい合わせで
◯と△しか並んでいなかった

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