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【もうすぐ学年末テスト!】学年末テストでしっかり成果を出す、「戦略的学習法」とは

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どうも!ベストスタディのやまそうです!
ON校(オンライン自律学習支援学校)、ロボット教室、学習塾を運営しています。

今回のテーマは『戦略的学習法』。

成果を出すには戦略的に学習することが大事ですが、「戦略的に学習する」とはいったいどういうことなのか、その学習法をご紹介します!

戦略的学習が大事なワケ

そもそも「戦略的に」とはどういうことか

「戦略」、学生にはなかなか聞きなれない言葉だと思います。

なんだかわかるようではっきりしない、「んー、どゆこと・・・?」ってなってる方がほとんどでしょう。

「戦略」とは、目標を達成するために、持っている力(資源)をどう配分するかを選択することです。

分かりやすく言うと「作戦」です。

学生が持つ力(資源)と言えば、「体力」だったり「時間」です。これをどう配分するかを決めることが「戦略」というわけです。

(例)前回のテストは英語があまりよくなかったから、次のテストに向けての勉強は英語に前回の倍の時間を使おう!

このような感じです。

「戦略」は何となくわかった。
では、「戦略的に」とはどういうことか。

「戦略的に」とは、ざっくり言うと、大きいところから考えるということです。

紙の上の迷路を進むことを考えてください。

迷路を進むとき、こんな順序で考えると思います。

①ゴールの位置を確認
②だいたいどういうルートで行くかを決める
③スタートから道に沿って進む

この順序で考えると、効率的に進むことができます。

逆に、ゴール位置も確認しないままスタートから出発してしまうとどうなるかは、想像がつきますよね。

この「戦略的に」が勉強においてはどう当てはまるかは、この後の手順で詳しく解説します。

つまり・・・

戦略的学習が大事なのは、「正しいルートで効率よく成果を出すのに必要だから」ってことですね。

戦略的学習法

ではここからは、戦略的学習の方法をお伝えします。

まずは大まかに、次の手順で考えていきます。

  1. 目標を決める

  2. 戦略を考える

  3. 戦術を考える

これら1つ1つの手順にポイントがありますので、詳しく解説します。

1、目標を決める

まずは目標を決めます。

これが一番大切で、ここがブレるとこの後も定まりません。迷路でいう、ゴールの位置があちこち変わるようなものです。

ここでのポイントは2つあります。

①「高すぎず、低すぎず」に設定する

目標が高すぎると「どうせムリ」と思い、やる気をなくしてしまいます。

逆に簡単すぎる目標でも、やる気は起こりません。

高すぎず、低すぎずなラインが大切です。

これは個人で異なりますので、「ちょっと難しそうだけど、がんばったらいけそうだな」くらいの目標を設定しましょう。

②シンプルに

目標はなるべくシンプルにしましょう。

あまりごちゃごちゃした目標だと、何をすべきかが定まりにくくなり、そもそも何が目標なのかを見失ってしまうからです。

「次のテストで合計点を70点上げる」

のように、シンプルな目標を設定しましょう。

2、戦略を考える

おさらいになりますが、「戦略」とは、目標を達成するために、持っている力をどう配分するかを選択することです。

さっきの目標の例、「合計点を70点上げる」で考えてみましょう。

「合計点を70点上げる」なら、「5科目それぞれ14点ずつ上げればいい」と考えてしまいそうですが、これではダメです。

たとえば数学のテストが普段90点台なら、14点も上げられる余地がないですよね。こうした、いわゆる作戦ミスが起こるからです。

こうした作戦ミスをなくすために大事になってくるのが「現状把握」

今、自分がいる位置がどこなのかをしっかり把握し、その上で戦略を考えることが大切です。

現状を把握したら、戦略を考えましょう。

現状がこんな感じだとします。

国語:70点
数学:90点
英語:60点
理科:50点
社会:40点

この現状を踏まえて、戦略を考えるわけです。

これは一例ですが、

・数学は十分なのでいつも通りに勉強。
・暗記科目で即効性のある社会で40点アップ、理科も暗記が多いので、30点アップを狙う。

つまり、戦略として今後は「社会」と「理科」に時間を多く使うということです。

3、戦術を考える

「戦術」とは、戦略を実行するための具体的な行動プランのことです。

さきほど、「社会と理科に時間を使う」という戦略を立てました。しかし、戦略を立てるだけでは何も変わりません。

そこで、その戦略をどう実行するか、「戦術」の出番です。

「社会と理科に時間を使う」という戦略に対する戦術は、

・いつも数学をやっている時間を社会(理科)に使う
・勉強時間を1時間多く取り社会(理科)をやる
・塾で社会(理科)も受講する

など、たくさんあります。

これら戦術を考え、実行することが大切です。

戦略的学習法とは

ここまでをまとめます。

戦略的学習法とは、

①目標を決める
②戦略を考える
③戦術を考える

の順で考え、学習することです。

最終的に達成したい目標を定め(これが一番大事)、そのためにどういう作戦で戦うかを考え、その作戦を実行するプランを考えます。

戦略的思考は社会に出てから大いに役立つ

今回ご紹介した「戦略的学習法」、つまり「戦略的に考える力」は、勉強だけでなく社会に出てからも大いに役立ちます。

むしろ、社会に出てからの方がその重要さを実感するでしょう。

今、学生のうちに「戦略的学習法」を身につけておくと、社会に出て活躍できる人材になれます。

戦略的学習が身につく、オンライン塾

ON校(オンライン自律学習支援学校)では、子どもたちが社会に出て活躍できる人になってもらうため、「戦略的学習力」を身につけることを大切にしています。

目先の成績を上げるより、社会に出てから役立つスキルを身につける方が重要ですし、その子の人生をよくすると考えているからです。

もし、学歴うんぬんより社会に出て活躍できる人間に育てたいと思うなら、ON校で一緒に勉強しましょう!

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