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もっと自分を大切にすればよかった

年の瀬が迫る街は、どことなく、せわしない。

年賀状も溜まっていないし、お正月に向けて買い物があるわけでもない。年末だからといって、普段と大差ない生活のはずなのに、「年内にこれを終わらせなきゃ」とか、「今年の振り返りをして、今年中に来年の目標を立てときたいな」とか、あれこれ考えてしまい、「年の瀬」を理由にして、自分自身を忙しくしようとしているようでもある。

例年のことながら、この一年を振り返ると、「激動」だったなと思うし、なんだかんだ、いい一年だったと感じる。

でも、今年は一つだけ大きな後悔がある。それは、「自分をもっと大切にすべきだった」ということだ。

何かに夢中になると他のことが見えなくなってしまうのは、昔からの悪い癖なのだが、今年はこの弱さが祟った。自分のバランスを完全に失ってしまった。

だんだん夜眠れなくなって、どんどん注意散漫になって、ちょっとしたことでイライラする自分は、理想の自分はおろか今までの自分からも、どんどん遠くなっているように感じた。月並みかもしれないが、自分に絶望していて、自分を自分でコントロールできていない感覚が怖かった。

結局、一度色々とストップして、ゆっくり自分を見つめる時間をとることにした。今も、まだバランスを取り戻している間で、この一年への反省は大きいけれど、早い段階でコケてよかったなと思う。「自分をもっと大切にすべきだった」と気づけたことの意味は大きい。

体調が芳しくない日が続いたら、「とりあえず薬飲んでおけばいいや!」じゃなくて、何か良くない生活習慣があるのかな?とか、睡眠・栄養は十分かな?とか、自分でも目を背けようとしているストレスがあるのかな?とか、自分を大切にするための努力を惜しまないようにしたい。

ありきたりだけれど、これからはもっと自分を大切にして、自分の声にしっかり耳を傾ける必要があると、学んだ1年だった。

2018年12月27日



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