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日本人の精神を取り戻すための手順

■なぜ、大谷サンの活躍が嬉しいのか?

 昨年の超ブレイクから、二刀流・大谷サンの活躍に一喜一憂する人が増えています。同僚のオジサンも、野球好きでもないくせに「また打った!」「もう降板しちゃった・・・」とその動向をチェックしています。

 永遠の野球小僧である筆者は、当然ながら胸躍らされますし、あまりにもの異次元さ加減に、形容する言葉もありません。なぜ私たちは、親戚でもなく、知り合いでもない大谷サンの活躍が嬉しいのでしょうか?

 例えば、某隣国の野球選手が、大谷サンと同じような活躍をしていたらどうでしょうか?同じように、自分事として喜べますか?

 大谷サンの活躍が嬉しいのは、同じ日本人が異国の地で輝いているからに他なりません。

■手順①:建国の歴史をかじる

 私たちは、無意識に同じ日本として「共同体意識」を感じているんですね。ただ「日本」とは何か?「日本人」とは何か?を真剣に考える人は少ないと思います。

 筆者自身、考え始めたのはついこの間ですからね・・・

 「日本」とは?「日本人」とは?を知るためには、意識的に、建国の歴史を知る必要があります。なぜ意識的にかというと、学校では教えてくれないからです。

 具体的には、『古事記』『日本書紀』を勉強するということになりますが、どちらも難解だし「よくわからん」という印象を最初は持つかもしれません。入門書や解説書などもたくさん出ているので、自分に合ったものを探して読んでみましょう。

 ある程度、建国のストーリーが頭に入ったら、戦前の教科書はどんなふうに教えていたかを知るとよいでしょう。

 筆者が手にしたのが、戦時中の小学生が学んだ『初等科国史』の復刻版です。

[復刻版]初等科国史

 神々が誕生し、その子孫が降臨し、さらにその子孫が初代天皇として即位し、建国の詔を述べられてから今年(令和4年)で2682年。その間、天皇と国民が共に歩んできた歴史が刻まれています。

 「そんなの史実じゃない!」と言う人がいます。その見方も尊重します。ただ史実でなくても、真実であると筆者は信じています。

■手順②:事実を積み上げて考える

 筆者は、この記事を書いている時点で生きています。なぜ生きているかというと、生まれてきたからです。そして、日本人として日本語で発信している。

 生まれてきたということは、父親と母親がいる。両親にもそれぞれ両親がいて、その両親にもまたそれぞれ両親がいる。疑いようのない事実です。さらにそのずっとずっと前から、日本という国は存在していた。

 神武天皇が建国し、皇統という国体を先人たちが代々守り抜いてきたおかげで、私たちは生まれながらにして、当たり前のように日本人としての権利を享受してきた。

 そして、今日も生きている。逃れようのない事実です。

■手順③:靖国神社を参拝する

 かの戦争については賛否ありますが、建国の歴史を知ると、命を擲ってでも国を守ろうとした英霊の御霊に感謝の伝えることは大切なことだと思えるようになります。

 最初は形だけでもいい、とにかく一度足を運んで、参拝されることをオススメします。と、偉そうなこと言っている筆者も、昨年(令和3年)の8月15日にはじめて参拝しました。

 神棚を買って帰り、自室の一角に置きました。毎朝、感謝の念を伝えることが習慣になっています。

 今年も終戦の日(この呼び方にも賛否あります)に、靖國神社を参拝しました。昼前に到着したときには、本殿前に多くの人が並んでいました。20分ほど並んで参拝しましたが、この1年で、自分の中に日本人精神が大きく根付いたことを感じました。

■日本人の精神を取り戻すとどうなるのか

 アメリカをはじめとする戦勝国は、日本の歴史を断ち切ることによって、日本人の精神を根無し草にしようとした。

 きっと彼らは、日本人が怖かったんだと思う。

 GHQによって分断された歴史を知り、日本人の精神を取り戻したとき、大いなるものに包まれている安心感と自己肯定感が生まれます。自信をもって行動することができ、自身の成長につながります。

 また、共同体意識を持つことで、自分だけじゃなく社会全体のことや、次の世代のことを考えることができるようになります。物の見え方が変わり、他人への貢献につながります。

 やがて、自分が生まれてきた意味、人生に対する責務が明確になり、命が輝きだすのです。

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