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マトリックス レザレクションズ

マトリックスの最新作を観てきました。
過去作は20年近く前の作品になるのだから、
時の流れは恐ろしいです。

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良くも悪くも同窓会といった感じの映画でしたが、
やはりマトリックスの続編を観てる感覚は、
筆舌にできないものがあります。
ストーリーは前作から直接繋がっているので、
過去3部作は必見です。

最近は映画を観るとき、
なるべく情報を仕入れずに観に行くようにしているのですが、
消滅したと思っていたエージェントスミスが
新たな姿で出てきたので驚きました。
過去の映像も所々インサートされるので、
それも懐かしく感じられました。

同窓会要素の悪い点を上げるとするならば、
ストーリー的には蛇足なんですよね。
別に前作で綺麗に終わっているので、
これ以上のストーリーは描きようがないのですが、
作中でもいっていたように、
ワーナーに無理矢理に作らせられたのでしょう。
この作品、制作に至った経緯を作中でメタ的に説明するので、
蛇足感の理由はネタばらしされているのですよね。
そこは少し面白いところでした。

マトリックスといえば最先端のアクションを
イメージしがちですが、
今回はアクションはだいぶ抑えめの印象で、
あくまでネオトリニティの復活の物語という感じでした。
というか、前作で死亡した2人を生き返らせるための映画なので、
ストーリーもくそもあったもんじゃないです。
監督のご両親が亡くなったという話もあるので、
死者に戻ってきてもらいたいという切なる願いが、
ネオトリニティの復活という形で表現されているのでしょう。


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