日本時間ではもう年を跨いでしまいましたが、英国はまだまだ大晦日ということで買って良かったもの2023。今年はあんまり買い物どころじゃなかったなあ、なんて。

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英語発音コース

これは夏に受けた割と目から鱗だったコース。授業中、恥ずかしい思いをたくさんするので、最初は辛いものがありましたが、クラスのみんな、それぞれ苦戦するところがあって、みんな恥ずかしい思いをしてるので、そのうち恥ずかしいのはどうでもよくなります。おじいちゃん先生なので、発音がおじいちゃん寄りになっていくのではという不安が若干ありながらも、本当にためになりました。自分の発音が劇的によくなったかどうかは疑問ではありますが（復習と練習がたりてない）、微妙な発音の違いがちゃんと聞き取れるようになったと思います。すごくおすすめ。

一緒だったクラスメイトの何人かは、年明けすぐのステージ2コースを受けるそうですが、私は校外実習でいっぱいいっぱいになりそうなので、次は夏かな。

ベアフットシューズ

足首の怪我の2次災害とでもいいましょうか。せっかくバレエで育てた足裏の筋肉とアーチが崩れ落ち、怪我の痛みだけでなく、内反小趾ぎみだったところにも痛みがでて、もうなんなんだ、とストレスマックスだった頃に、室内で裸足だとそこそこ普通に歩けるのに、靴を履くととたんに歩様がおかしくなることだし、ベアフットシューズが良いのではないかと思い立って、色々試したのちに、落ち着いたのがこちら。私の足は、人差し指と中指が突出して長く幅狭なのですが、メレルはベアフットシューズの中でも細身なのがいい感じです。

ソールが薄くて地面を感じられるし、とにかく軽い。これに5本指ソックスを合わせると、裸足で歩いている感覚にかなり近くなります。あまりに気に入って、色違いでもう1足買いました。メレル・ジャパンの革の紐靴、こっちでも買えるといいのに。

木製ペッパーミル

私は胡椒はホールペッパー派なのですが、時々プラスチックのミルに入っているホールペッパーを買っては、ミルが壊れるまで詰め替えて使っていました。ところが、最近買い直したプラスチックのミルに入ったペッパーのミルが超粗挽きというか、挽いたというより砕いた胡椒が出てくるのです。なんか嫌だなと思いつつも使い続けていたのだけれど、使うたびに地味にストレスで、ここはせっかくの機会だし、奮発してル・クルーゼのペッパーミルでも買おうではないかと思ったのだけれど、欲しかった色が売り切れていて、代わりに目についたのがこの木製ペッパーミル。お値段、ル・クルーゼの1/4。見た目は無骨で、寂れた喫茶店にでも置いてありそうな雰囲気だけれど、そもそもこちらの人のように卓上に乗せるわけでもないし、今までずっとプラスチックのを使っていたことを考えたら、サイズ感も近いし、これで良いのでは？と思い直して買って見たのでした。

これがもう使い心地はいいし、場所を取らない大きさだしで、今までのストレスはいったい？と思うほど、快適なのです。こんなことならもっと早くに換えていれば良かったよ。

ローイングマシン

秋頃に、全身の筋肉の80％以上を使うらしいという情報を入手し、俄然興味の沸いたローイングマシン。ちょうどその頃、今までにやったことのないアクティビティを最低3セッションやってみて、そのアクティビティにどのような身体能力と認知能力（motor & cognitive skills）を必要とするかを分析し、プレゼンテーションをするという課題がありました。それを言い訳にローイングマシンを買おうと低価格帯のものを物色していたのですが、最終的に、どうしても黒とシルバーメタルの決して美しいとはお世辞にもいえない見た目のものが部屋の片隅にあると想像すると、かなり嫌だなと購入には至らず。課題も別のアクティビティで対応することにしたのでした。

ある日、午前中の授業が早くに終わり、そこの学生だと午前中は無料で使える大学のジムを案内してもらいました。ジムにまったく縁がなかった私は、興味のあったローイングマシンの使い方を教わり、初トライ。思った以上に良い感じで、それから何度か、早起きをして授業の前に漕ぎに行っていたのでした。

それでも時間の都合がつかないことのほうが多く、近所のジムに入会しようと思うものの、どうしても食指が動かず、でもローイングマシンのリハビリ効果はとても感じていたので、むーんとしていたところに、真っ黒のローイングマシンをeBayで発見。これなら部屋にあってもそこまで嫌じゃないかもと思えたし、ピックアップ場所は車で10分ほどのところ。オークション終了を待たずに、値段交渉をして購入、友達に車を出してもらってついさっきピックアップしてきました。

さっそくセットアップして、5分ほど漕いでみて、これは今年の買って良かったものに入れないと！とこうして書いているところです。

左利き用のチェロ

本来なら、ダントツNo.1で買ってよかったものになるべき愛しのチェロなのですが、あまりに弾いていなさすぎて、なんとなくもじもじしてしまいます。見ているだけで、抱きかかえているだけで、幸せな気持ちになる反面、ポテンシャルのポの字も引き出せていないので、チェロに対して申し訳ない気持ちでいっぱい。労働学生生活がもう少し軌道に乗って（4ヶ月目にしてまだ乗っていない）気持ちに余裕ができたら、練習スタジオ通いをまた再開したいです。

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今年は怪我と労働学生生活でなにかといっぱいいっぱいなまま突っ走って息絶え絶えではありますが、来年はもう少し落ち着いた余裕のある大人に近づくとよいなと思います。Happy New Year!