見出し画像

ロックダウン2.0と相変わらずのジェットコースター

国からの新しいコロナ対策の発表があるたびに、鬼のようなスピードで情報が駆け回り、錯乱し、混乱し、そしてもうどうでもいいやと諦めようと思ったところで、さらにどんでん返し的な情報が入ってくるというのがおきまりのパターンとなってきた、イギリスのマッサージ界。しかし、今回ほど、二転三転したことはなかったかもしれません。

国からのロックダウン宣言→各種マッサージ協会からの休業命令→あ、ちょっとそれ変わるかも→いや、やっぱりマッサージはパーソナルケア括りだから営業禁止→でも今ヘルスケア(営業継続可)括りで交渉中→条件付きでヘルスケア括りで行けそう→高位レベルの資格を持ってる人はオッケー→でも自宅クリニックと訪問はだめ→てか緊急施術が必要な人しか施術不可→グッドニュース!NHSと連携しているカウンシルに登録してる人は施術継続可→てかもう自己責任で判断して(←今ここ)、という。おまけに時々仕事をしているエージェントは、はっきりだめって言われてないからだめって言われるまで続行、と言い切った。

まあ、そんなわけで混沌としているわけです。

そもそもロックダウン宣言があった時点で、仕事できないのは金銭的にキツいけど、メンタルがだいぶ弱っていたので、正直ここで一息入れられるとほっとしないでもなかったのでした。それに、NHS前線で働いているクライアントから話を聞いていたし、街中での人々のアホっぷりもたいがいだったので、ロックダウンと言われてもしょうがないよねという感じです。なので、すぐに定期的に施術を受けてくれているクライアント達には連絡をとったし。

ロックダウン中も営業継続できるかもと聞いたときには、それを喜ぶクライアントの顔が浮かぶと同時に、休み取り消しか、とほんのちょっとだけ思ったのもほんとのところです。

さて、私はクリニックと訪問で施術をしていますが、クリニックはロックダウンに伴う営業禁止の対象であるダンススタジオ内にあるので、継続できるとすれば、訪問のみ。そもそもその辺の決まりを仕切ってる人たちは、訪問施術に対する懐が非常に狭いので、何かにつけて、訪問は施術環境を管理できないから危険、ゆえに禁止、と言われがちです。実際のところ、私はクライアントを限定しているので、クリニックと同じくらい施術環境の管理はできています。要はやり方次第。

資格レベルとカウンシル登録に関してはクリアしているので、訪問に関するところがもう少し明確になったら、また、お知らせ英文とのバトルが待っています。毎度のことながら、これがいちばん地味に苦痛なんだけど。

乗馬の方も二転三転あって、プライベートレッスンのみ継続可能ということで落ち着いたようです。
最近少しだけ、色々細かいところに気付けるようになってきたので(気付けるだけで、できるわけではない)また長期で乗れなくなるのは痛いなと思っていたところでした。なにしろ、まだまだ身体が馬仕様になっていなくて、1週間休んだだけでも顕著にツケがくるのです。

とはいえ、グループレッスンでも十分(金銭的に)背伸びしているのに、プライベートレッスンはさすがに厳しい、と諦めようと一度は思ったのですが、お金を理由にしないと考えを改めて、とりあえず来週の予約を入れました。せっかくなので、気になるところを突っ込んで見てもらおうと企んでいます。

そんな感じで、ロックダウン2.0は安定のジェットコースター状態ですが、1回目ほどのパニックはないかな、という感じです。本当に予定通り4週間で終わるのか、クリスマス休暇中だけウィルスはなかったことにするのかは謎ですが、まあとりあえず、私にはお馬とブロンプトンがいるだけで満点です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?