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ジョーと一緒に体育の時間を試してみたら

ロックダウンが始まる頃にネット上で何度か目にしたYouTubeエクササイズ番組「PE with Joe」。PEとは、学校で習う科目の一つ、Physical Educationの略。つまり体育の時間。Joeはその体育の先生の名前。

ジョー(・ウィックス)さんは、パーソナルトレーナーとオンライン栄養に関するコーチをしている人らしいです。彼のウェブサイトを見てみたら、色々良く出来てて思わず関心してしまいました。値段設定とかもうまい。その界隈では有名な人みたいです。
そんな彼がロックダウンが始まった時に、無料で(学校へ行けなくなった)子供達向けにエクササイズのYouTubeライブをやると始まったのが「PE with Joe」とのこと。

さて私はといえば、飽きもせずに昼間は無気力マックス。夕方過ぎから夜になるとちょっと気力が湧いてきて、翌日のあれこれを計画するのだけれど、翌朝になるとまた無気力マックスという、魔のサイクルにはまること数週間。

そこにきて突然今週に入ってから、ボディーワーク(というかマッサージ)界隈がざわつき始めました。今まではどうやってサバイバルするかに焦点が当たっていたのが、どうやって施術再開するかに急激にシフト。あの「何もかもが不確かなまま、一夜明けていきなり何かがガラリと変わる」というのがやってきそうな気配に、基本的に思考も行動もゆっくりな私は、そのわさわさした感じとじゃんじゃん入ってくるメール、そんなスピード感と情報量に圧倒されてフリーズ中のこの2日間でした。

そんな中、今朝のヨガのオンライン個人指導の時に、クライアントが「PE with Joe」を毎日やっているというのを聞いて、そういえば前に聞いたことがあるなと思い出したのです。

体力が著しく低下しているのには気づいていたものの、今週はヨガ指導でデモンストレーションをしながら喋っていると、どうにも息が上がってしまうのに流石に危機感を感じていたところ。早速、セッション終了後のデモンストレーションをしてウォームアップが済んでいる状態で、今日の「PE with Joe」をみながらエクササイズ。

子供向けとはいえ、運動慣れしてる私にもリハビリにはもってこいの負荷。HIIT(ヒット)トレーニングをベースにしていると思われるメニューで、いい感じに息が上がるし、汗もかく。私はその場駆け足は大きくて厚みのあるモロッコのプフみたいなオットマン/クッションの上でやりました。階下への配慮と、度重なる捻挫の後遺症で靭帯があまり靭帯の役目を果たしていない足首周りの筋肉強化のためです(とはいえ怪我の原因にもなりかねないので注意が必要!)。

私はあまり筋トレ的運動が好きではない、というか、中・高と割とハードコアなバスケ部で、一生分の筋トレやら走るのやらはそこでやったからもうやりたくないと思って、ワークアウト系はずっと避けていたんだけど、これは楽しかった!30分で終わるという長さもいいし、エクササイズ中にJoeさんが身体に関するクイズを出して考えてるうちにエクササイズが終わるのも気が紛れてうまいこと考えたなって思いました。Joeさんのキャラも良い塩梅です。ちょっとチャラくてちょっとゆるくて。

エクササイズは、1つを30秒間やって休憩、次やって休憩で7-8個くらいの種類をやって、その後、2週目は、同じ順番で同じエクササイズを40秒やって休憩と少し時間が伸びるといった感じ。で、トータルで30分。1周目にちゃんとデモンストレーションをしてくれるので、英語がわからなくてもついていけると思います。私のクライアントは、毎日じんわり筋肉痛といってましたが、その効果が、彼女のヨガの練習によく現れています。

身体の痛みは、その部分がダメージを受けて痛くなる場合と、その部分の筋力が弱いことによって痛かったり、(柔軟性という意味で)硬かったりする場合とがあります。特に、慢性的な痛みは、筋力不足という場合が多くみられるので、無理しすぎない程度に(特に運動し慣れていない場合)、Joeさんの体育の授業、試してみるのも良いかもしれません。


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