そうだ、ウルルに行こう その3-星空撮影編
ウルルでは星空がとても綺麗だと聞いていたので、滞在中、毎日撮影に挑みました。
星空撮影スポット
ウルルは星空撮影スポットというものがありません。なぜなら、パークは夜間、閉まるからです。ウルルと一緒に星空姿をおさめたい!という方は、アストロツアーに行くのが良いかもしれません。ウルルは自由に動いて入れるエリアや時間帯が限定されているので、ツアーの方が良いフォトスポットなどにアクセスしやすいと思います。
私はツアー予約を一切していなかったので自由にアクセスできるところしか行っていないですが、3泊4日間の滞在で星空を撮影した場所と写真をご紹介します。
1日目: サンセットビューポイントから帰る途中とパーク出口までの間の車の停められる脇道(笑)
1日目だったので勝手が分からず。
サンセット後、ウルルを一周していたのですが、、、だんだん暗くなってきたし、ウルルに近づきすぎると巨大岩すぎるし、しかもパークの入り口から遠いしで、ゲートとか閉まったらどうしようと焦ったのです。
急遽引き返し、なんでもない脇道で、しかもウルル側ではないところで撮影しました(笑)
結構暗くて怖かったけど、なかなか良い写真が撮れました。
2020年9月 19:43の空
f/3.5
20s
ISO 4,000
2日目: Talinguru Nyakunytjaku Viewing Area
ここは星空撮影には不向きだと思います。
なぜなら、星空撮影が出来るまで暗くなるには、日の入り後大体30分くらい待つ必要があるのですが、正面に日が沈むので、しぶとくいつまでも明るいということです。
2020年9月 19:37の空
f/5
10s
ISO 2,000
なので、ウルルと星空を一緒に上手くおさめることは出来ませんでした。ただ、上を見上げると満点の星が!!とても綺麗でした。
2020年9月 19:39の空
f/3.5
15s
ISO 3,200
私が旅行した9月は19:30に閉園なのですが、パークを出たのは20:20くらいでした。ゲートは空いていてチェックされませんでした。良かった!
3日目: エアーズロックリゾートの駐車場(笑)
2日目の経験から、閉園時間過ぎても居れるのねと学び、3日目のサンセットはカタジュタで見て、ウルルのサンセットポイントで星空撮影しようと思っていたのですが、、、
カタジュタでレンジャーに注意され、その後ちゃんと帰るかどうか車で跡をつけられたので、諦めて退散(笑)ということで、、、仕方なくリゾートの駐車場で撮影を試みました。
2020年9月 20:03の空
f/3.5
15s
ISO 4,000
たまに車も帰ってくるし、電灯もありますが、暗い方向を向いて撮影すれば、大丈夫でした。
星空撮影の時に考えるべきスケジュール
サンセット、サンライズもそうですが、まずは日の入りの時間をチェック。
星空を撮影するには、日の入りから少なくとも30分以上は待たなくてはなりません。理想は1 時間後くらいがベストと思います!
そして、サンセット、星空、サンライズと3つの時間帯と食事などをどう組み合わせるかということを考えなくてはなりません。
どの季節に旅行するかによりますが、私が旅行した9月は大体、日の入りが6:40pmなので、7:30pm頃に星空撮影していると20時くらいになりますし、サンライズを見るためには5amには起きなくてはなりません。
毎日このように星空まで撮影して朝も早く起きてサンライズも観に行くとなると結構寝不足になり体力も必要です。
そして、食事のタイミングも重要です。基本的にウルルの周りには何もなくエアーズロックリゾート一択しかないので、スーパーやレストランの空いている時間帯も限られています。
私は、レストランでの落ち着いた食事したり、サンセット鑑賞しながらワインとおつまみ食べてホテルに戻ってからインルームダイニングで軽めのサラダなどを注文したり、バーで軽めの食事をしたりと毎日違う方法を選んでいました。
このめんどくさいスケジューリングを、Sounds of Silenceというツアーに参加すれば解決できるかと思います!
サンセット鑑賞から食事して星空鑑賞まで漏れなく体験できるので良いなーと思いました!
ハエいるのに外で食事ってどうなの?食事のクオリティってどうなの?と疑って予約しなかったんですよね。。。
食事後に三脚たててゆっくり星空撮影できるのかどうかは不明ですが、レビューを見る限りだととても良い体験らしいので、次に機会があるならぜひ参加してみたいです。
星空撮影に必要なもの
星空撮影に必要なのは、一眼レフカメラと三脚です!以上。
プラスアルファであったら良いなと思うものが下記です。
・望遠レンズ
・レンズフード
・フラッシュライト (iPhoneのでも良いですが充電の消耗には気をつけて!)
・寒さ対策もね!
★一眼レフカメラ
残念ながらスマホで星空をおさめることは出来ませんが、一眼レフカメラなら安いものでも十分対応可能です!
私はカメラ初心者にも優しいミラーレス一眼のオリンパスペンライト7を5年ほど愛用しています。
高機能レンズってとっても高いんですよね。。。安くて5万円から、大体10万円前後しますね。
星空撮影用に望遠レンズを購入しようかと思いましたが、、、年に数回あるかないかの機会ですし、ほとんどオートでしか撮影したことなかったので、そんなレンズを使いこなせるのかという不安から、カメラ購入時についてくる標準レンズで対応することにしました。
★三脚
三脚も既に持っているものが活躍しました!おそらくコレと同じものだと思います。3-4年愛用しています。
当時、どの三脚が良いか調査したところ、このマンフロットというブランドがコンパクトで持ち運びが簡単で、カーボンファイバー素材で軽いけどカメラを支えるのにしっかりしているということで、こちらに決めました。
三脚ってピンキリで数千円から10万円近い高額なものまでありますが、ご自身の用途に合わせ、長く使える良いものを購入するのが良いと思います。軽すぎるとカメラを支えられず三脚として機能しないので、どのくらいまで耐えられるかというところを見るのは重要です。
自撮りをしない主義なのでポートレート撮影やグループで撮影する時も三脚とタイマーで綺麗に撮れますし、コンパクトなのでこのような大自然がテーマの旅行の時には必ず持って行っています。
数万円出す価値は十分あります!
今回、新たに購入して失敗した三脚はこちらです。
リュックに入るくらいのサイズが良いなーと思い、ミニサイズにしてみたのですが・・・これ、日中にポートレートなどで使用するにはとても良いのですが、星空撮影には不向きでしたっっ!そのお話は後ほど。
星空撮影までに準備したこと
ミレーレス一眼レフカメラのオート機能でしか撮影したことのなかった私が、星空撮影ができるようになったまでの経緯。
① まずは星空の撮影方法を調べる
"オリンパスペン 星空撮影"でググってまず最初に参考にしたのは、トラベルインフルエンサーのAYUMIさんのブログとYouTubeです。
ありがたい!ものすごく分かりやすい 涙
② 星空撮影に必要なものを買い揃える
私の場合はミラーレス一眼レフカメラと三脚は既に持っていたので、特別なものは必要なくラッキーでした!別のブログをみて、ミニ三脚でも良いのか、よりコンパクトの方が良いなとミニ三脚を購入したくらいですね。
レンズフードは付けた方が良いですが、多少車の通りがあるくらいで割と真っ暗な大自然に行くなら不要だと思います。
③ 旅行前までにひたすら練習!
2週間前から4回くらい練習しました。結果、練習して良かった!
なぜなら全く撮れなかったから(笑)
最初の2回はシャッタースピードの設定が出来てなくて真っ暗な写真になってしまいました。シャッタースピードの問題はクリアして、3回目はミニ三脚が届いたのでそれで撮影しようと試みて失敗しました。
星空撮影したことある方ならもうお分かりだと思いますが、カメラ角度を真上にすると、地面や三脚を置いている土台とカメラが近すぎてモニターでピントの確認が出来ないという・・・致命的な現象が起きました(笑)この練習のおかげで大きな三脚を置いていくという決断をせずに済んだので万歳!
最後の最後に旅行直前の4回目でようやくなんとか!でも、ピント合わせがとにかく難しかったです。正直、今も難しいし、なんとなく感覚でしか出来ていないですが。。。
旅行の時って、天候や体調、突然のスケジュール変更なども想定されるし、何しろ暗い中で作業しないといけないので、よっぽど慣れておかないとかなり難しいなと感じました。
あ!あと、ウルルの公園内ではほとんどスマホの電波はないと思った方が良いです。なので、設定を忘れてしまってネットで検索は出来ないので、事前に設定しておくか、メモしておくのが良いです。そのためにも、事前の練習で慣れておく必要があります。
④ 旅行先の撮影場所・時間帯などのチェック
最後に、旅行先でどこの角度からが一番良い写真が撮れるのか、どんな物体を一緒に入れると良いか、何時ごろが良いかなど、事前に旅行先のWebページやブログなどを読んでおくのが良いと思います!
ウルルの星空撮影についてブログなど漁りましたが、なかなか星空撮影に適した場所を詳しく書いている人がいなくてですね・・・
試行錯誤の末、なんとか星空をおさめることは出来ましたが、よくプロが撮っている、ウルルの上にミルキーウェイがあるっていう構図は撮れませんでした 涙
星空撮影は事前準備9割勝負ですね。
撮影していないから確かなことは言えないですが、、、ウルルの星空撮影のベストな場所はサンセットビューポイントが正解なんじゃないかと思います。
どなたか素敵な星空@ウルルを撮影している方がいたらぜひ教えて欲しい!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?