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米国株2023年度決算発表結果 注目銘柄(2023.10.21)


・9/26~10/20で四半期決算発表された米国株注目銘柄について解説(2023.10.21現在)

・注目銘柄の内、決算ミスの無かった銘柄

 米国株2023年度第3四半期決算発表のあった注目の45銘柄について、EPS、売上高、2023年度通期ガイダンスの結果が予想に対して決算ミスが無かった銘柄は下記20銘柄である。銘柄詳細データは下記からダウンロード可能です。

JPM(Jp Morgan Chase)
WFC(Wells Fargo)
BAC(BanK Of America)
MS(Morgan Stanley)
USB(U.S.Bancorp) 
BK(Bank of Newyork Melon)
HBAN(Huntington Bancshares)
IBKR(Interactive Brokers Group)
AXP(American Express)
DAL(Delta)
PEP(Pepsico)
LMT(Lockheed Martin)
T(AT&T )
LRCX(Lam Research)
JNJ(Johnson & Johnson)
ABT(Abbott Laboratories)
UNH(UnitedHealth Group)
ACI(Albertsons Companies)
PG(The Procter & Gamble Company)
FCX(Freeport-McMoRan)

・決算ミスが無く決算発表日以降も上昇している銘柄

 決算ミスが無く決算発表日以降10/20終値時点で決算発表日の前日終値比(マーケット終了後発表の場合は当日の終値比)で上昇している銘柄は下記8銘柄と前回の四半期決算に比べ大幅に少ない。

WFC(Wells Fargo)
LMT(Lockheed Martin)
T(AT&T )
LRCX(Lam Research)
ABT(Abbott Laboratories)
ALV(Autoliv, Inc.)
UNH(UnitedHealth Group)
PG(The Procter & Gamble Company)

 この銘柄の内、10/20終値時点での上昇率が最も高いのはTで7.4%となっている。次がABTで5.0%の上昇である。決算ミスが無くとも売られている銘柄が多く市場全体がリスクオフの状況である。
 銘柄詳細データは下記からダウンロード可能です。

・現在ホールド中の銘柄について

 これら銘柄の内、現在ホールドしている個別銘柄は無し。底を打つまで買いは少し我慢の状況である。底打ちを確認したいところである。
現在の基本戦略はインデックスVT、VOOをコアベースにし、10月末の底打ちを見ながら少しづつ買っていきたい。個別銘柄は決算ミスが無く、その後も上昇している個別銘柄を軽く保有する程度が良いのではないかと考えている。

・来週以降の注目

 現在の株マーケットはかなり売り圧力がかかっているようで、厳しい相場になりそうである。買っている人達が投げるまで底打ちしないのか。一方、地政学的リスクの影響で金が反転急上昇し、4回目の高値トライなるのかどうか、前回高値を抜けると怖い。 
来月11/1の翌朝 3:00(日本時間)に米国FOMCがあるが、現在のFF金利5.00-5.25%を据え置くことがほぼ確実と考えられている。(FedWatch Toolでは99.99%で据え置き)10年債利回り5.0%近くの上昇や地政学的リスクの影響を考慮していると思われる。その次の12/13開催のFOMCでどうなるかは入力されてくるデータ次第と考えられるが、今後の雇用統計、CPI、PCEが注目される。直近では10/27発表のPCEに注目。ただ、現状では市場はFF金利を年内据え置く方向で織り込みつつある。仮に年内にFOMCがFF金利をアップしたとしても、ほぼ調節は終わりに近づいているのは間違いないと思われ、どこかのタイミングで株は反転するのではと思われる。
 

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