BFY

BFY(ベイビーフォーユー)は、ウクライナ、カザフスタン、ジョージア、アルメニアを中心…

BFY

BFY(ベイビーフォーユー)は、ウクライナ、カザフスタン、ジョージア、アルメニアを中心に高度生殖医療をご提供することで、これまでお子さんに恵まれなかったご夫婦に新しい不妊治療の選択肢をお届けしたいと願う『代理出産エージェント』です。

最近の記事

ロキタンスキー症候群など子宮の発育異常で子供を産めない女性に残された希望

子宮の発育異常とは?子宮の発育異常は、胎生期における女性の生殖器官の発達の障害によって起こります。一般的な子宮と比較したとき、サイズ、解剖学的な形、プロポーションに先天的な異常(疾患、逸脱)が見受けられます。 ①子宮の欠如 マイヤー・ロキタンスキー・キュスター・ハウザー症候群(MRKH症候群)は、ミュラー管無形成症、またはミュラー管無形成症、膣無形成症とも呼ばれるミュラー管形成不全です。ロキタンスキー症候群の女性は、ミュラー管の発達不全を特徴とする先天奇形がみられ、子宮が

    • 卵巣予備能とは?代理出産との関係性

      卵巣予備能について卵巣予備能は、妊娠の可能性と生殖器系全体の健康を左右する、女性にとって妊娠・出産のチャンスがあとどのくらい残されているか『妊娠力』を知る上で大切なことですよね。卵巣予備能は、女性の卵巣に残っている卵子の数を指します。予備能の評価は、妊娠計画、不妊治療、生殖機能温存のための戦略決定など、様々な場面で重要になります。この記事では、卵巣予備能の概説とともに、女性の生殖能力を維持・向上させる方法もご紹介していきます。 卵巣予備能とは何ですか?卵巣予備能とは、卵巣に

      • 代理出産 倫理的問題

        代理出産は社会の道徳的基盤に対する挑戦か、それとも不妊カップルにとっての救いか?2022年、ウクライナ戦争がスタートし、国境が閉鎖されたために実の親と連絡が取れなくなってしまった(代理母から生まれた)赤ちゃんの映像が世界中に拡散され、代理出産の倫理的側面に関する議論が激化したのは記憶に新しいところです。 代理出産は、生殖医療技術の発展に伴い注目を集めている話題ですが、同時に倫理的問題も取り上げられています。不妊夫婦が子どもを持つ権利、代理母の人権や尊厳、子どもの福祉など、様

        • 卵子提供と代理出産を組み合わせた妊娠率の高さと費用感

          『卵子提供+代理出産』は、欧米において軒並み高い妊娠成功率を誇っているます。本記事では、卵子提供の基礎も踏まえた上で、卵子ドナーの選び方、卵子提供を受けるべき女性、流れやリスク、卵子提供で生まれた子供の遺伝子についても触れていきたいと思います。また、卵子ドナーの費用、体外受精(IVF)の費用、代理出産の費用もご案内していきます。 卵子提供とは何ですか? 卵子提供とは、20代の若くて健康な女性が、様々な理由で子供を妊娠できない他の夫婦や女性に、自分の卵子(卵細胞)を自発的に提

        ロキタンスキー症候群など子宮の発育異常で子供を産めない女性に残された希望

        • 卵巣予備能とは?代理出産との関係性

        • 代理出産 倫理的問題

        • 卵子提供と代理出産を組み合わせた妊娠率の高さと費用感

          体外受精(IVF)は、自然妊娠よりも高い確率で妊娠することができる

          体外受精(IVF)について正しい認識を深めていきましょう。不妊症の主な治療法である体外受精(IVF)は、自然妊娠や人工授精よりも高い確率で妊娠することができます。また、私達代理出産エージェントBFYが専門とする『代理母出産』は、必ず体外受精(IVF)とセットで行われるプログラムです。 不妊症の治療(不妊治療)は、大きく分けて一般不妊治療と、生殖補助治療(ART)とに分類することができます。 一般不妊治療の例としては、 ・不妊検査(ホルモン検査、精液検査など) ・夫婦生活

          体外受精(IVF)は、自然妊娠よりも高い確率で妊娠することができる

          着床前遺伝子診断(PGD)は健康な赤ちゃんを産むための鍵である

          お子さんを持ちたいご夫婦であれば、健康な子を出産し、遺伝病やその他の病気が子に遺伝するリスクを回避したい、と願うはずです。その点で着床前遺伝子診断(PGD)は、生殖補助医療の分野における革新的な突破口と言えるでしょう。この研究によって、子宮に移植される前の発育の初期段階で、遺伝物質を正確に評価することが可能になったからです。 着床前遺伝子診断(PGD)とは? 着床前遺伝子診断(PGD)とは、遺伝子異常や染色体異常のある胚を特定する方法です。染色体異常のない胚を移植することで

          着床前遺伝子診断(PGD)は健康な赤ちゃんを産むための鍵である

          代理母さんについて

          代理母さんとは?代理母さんは、自分の子供ではなく、遺伝的に異なる(他人の)子供を代理で産んでくれる女性です。そのような出産は、代理出産や代理母出産と呼ばれています。 代理出産とは生殖補助医療技術の一つで、代理母さんが自らの意思で妊娠に同意し、遺伝的に自分と異なる子供を身ごもり出産するもので、出産後、その子供は遺伝上の両親に引き渡され、法律上の両親となります。 代理出産は、生殖器系に深刻な障害があったり、子宮がなかったり、出産や妊娠を妨げるその他の問題を抱えている不妊症

          代理母さんについて

          ウクライナ代理出産の歴史

          世界の代理出産の歴史人類はとても長い間、子供を授かることができない・・という悩みに直面してきており、20世紀までは解決不可能なケースが大多数でした。しかし現在では、最先端の人工的な技術と条件下(ラボ)で妊娠した子供を、遺伝上の母親ではない別の女性が身ごもるという『代理出産』が不妊症の治療法として広く用いられており、自分の子供を授かることをできない夫婦の問題を克服することができています。 代理出産という考え方自体は新しいものではなく、最初に言及されたのは旧約聖書に遡ります。そ

          ウクライナ代理出産の歴史