みお | 非常勤×地域コーディネーター

小学校非常勤講師。おもしろい大人を巻き込んだ授業や学校でのワークショップ、教育に関する…

みお | 非常勤×地域コーディネーター

小学校非常勤講師。おもしろい大人を巻き込んだ授業や学校でのワークショップ、教育に関する対話の場を作る地域コーディネーター。子育て&コロナ休校をきっかけに学校だけに頼らない『街の教育力』について考えるようになりました。Edcamp TAITO実行委員長。街と学校を行き来する先生。

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【自己紹介】公立小学校教員から、学校コーディネーターを目指す人です。

はじめましてmioです。この春正規の教員を辞めて新しい働き方に挑戦し始めました。 (以前インタビューしていただいた記事はこちら。) かつて6年生を担任したとき、総合で「自分だけの仕事をつくろう」という学習をしました。「これからの時代は、すでにある職業から選ぶだけでなく、仕事をつくるという視点も大事だよ。」そう伝えていたけれど、私自身はやりたいことと、やらなくてはならないことに挟まれてもがいていました。あの時の子どもたちに胸を張って「いくつになってもやり直せるし、挑戦していい

    • 結局、何を目指してるの? という話

      非常勤講師に加えて、ジェラート屋さんの定休日を利用した「水曜日の軒先」という活動をしている。フリーコーヒー、赤ちゃん連れの方とのおしゃべり会、駄菓子屋さん、おさがり交換会、アートワークショップや、放課後子供教室との連携。最近ではお寺を会場にして、小学生たちと哲学対話にも挑戦させてもらえることになった。ジェラート屋さんを含めた近隣5軒の仲間たちとは、年に2回大人も子どもも楽しめるイベントを開催するようになって2年が経った。 Edcamp TAITOという対話の場を作り、不登校

      • ワークショップデザインの伴走をさせていただきました!

        ご縁をいただき、1月から一般社団法人JOYNT理事の皆さん向けに「ワークショップ」について学ぶ場を週に1回オンラインにて実施させていただきました。2011年に青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムを受講してから13年。学校や街中でのワークショップ、Edcampをはじめとした対話の場づくりは継続してやってきたものの、「ワークショップ」そのものについてお話する機会というのは今回が初めてでした。お話をいただいた時にはワークショップを生業として活躍されてる多くの方々や書

        • いけふゆ、今年も開催しました。

          6人の「この通りで何か出来たらいいですね。」から始まったことが、2年目の今年、50名以上の方が関わるイベントになりました! 2023年:夏 イケナツ 2023年:冬 いけふゆ 2024年:夏 イケナツ 2024年:冬 いけふゆ◀️ココ! 今回も全員が集まる機会は一度もなし。みんなそれぞれがやりたいことや出来ることを、各々のスタイルでやっていました。 お寺さんはびっくりするくらい入れ替わり立ち替わりいろんな方が関わっていました。発表した小学生を入れたら総勢30人くらい・・

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        【自己紹介】公立小学校教員から、学校コーディネーターを目指す人です。

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        • コーディネーターとして
          8本
        • Edcamp TAITO
          8本
        • 教育
          3本
        • 子育て
          2本

        記事

          Webメディア「メガホン」にてインタビュー記事が公開されました!

          非常勤講師をしつつ、地域コーディネーターとして活動している現在の働き方について、School Voice ProjectのWebメディア「メガホン」で記事にしてくださいました。 「学校を、オルタナティブスクールを作ります!」 「放課後の居場所づくりをします!」 「先生向けのコーチングします!」などなど、 先生を辞めた後のチャレンジもさまざま。 それに比べて私はとても中途半端だな・・・と時々思います。 でも、公立学校も地域も、私にとってはどちらもとても重要で魅力的で。両方

          Webメディア「メガホン」にてインタビュー記事が公開されました!

          「地域コーディネーター」として

          この数ヶ月、地域コーディネーターとしての活動が増えてきたので記録として残しておきたいと思います。 SLOW GELATO in bulk 地域コーディネーター4月からお店の地域コーディネーターとして活動していました。主に定休日「水曜日の軒先」を利用したい人や団体とのコーディネート役です。 水曜日の軒先:フリーコーヒー 4月当初は1人でやっていたのですが素通りされてしまうことも多く、不定期に実施していました。1人でやるのはなんだか寂しいなと感じ、途中から一緒にやってみた

          「地域コーディネーター」として

          Edcamp TAITO #10「 ”分かりあえない”を越えるには」開催しました!

          10月28日(土)SNAP OKUASAKUSAにてEdcamp TAITO#10「"分かりあえない”を越えるには」を開催しました。運営メンバーや会場、内容など、初めてのチャレンジが多かった記念すべき10回目の開催。 以下、当日の流れに沿ってレポートさせてもらいます。 オープニングまずは、Edcamp TAITOについての紹介。立ち上げのきっかけにもなった、まさに”分かりあえない”を感じた保護者と学校に関するエピソードも踏まえてお話しました。また、運営メンバーの紹介も。親

          Edcamp TAITO #10「 ”分かりあえない”を越えるには」開催しました!

          「装いのコミュニケーション」

          東京都美術館で「共創するとは何か〜文化的実践を通して〜」トークセッションを聴いた。 【ズレ】【違和感】【分からなさ】 を感じる、おもしろがるという言葉が何度も。 ズレのある関係性からうまれる何かこそ、価値がある。だからこそ、それを受け入れて踏み込んでいくんだと。 登壇者、西尾美也さんのさまざまな都市で見ず知らずの通行人と衣服を交換するプロジェクト「Self Select」がまさにそのものだった。(通りすがる人、次から次に声をかけるらしい) 言葉のコミュニケーションに

          「装いのコミュニケーション」

          学校の地域コーディネーターではないけれど…

          街のジェラート屋さんの地域コーディネーターになりました!! 1年前「学校コーディネーターになる!」と小学校教員を退職しました。でも、居住地域はそもそもコミュニティースクールになっておらず、コーディネーターも置いていません。そこで、非常勤講師として働くことにしました。講師という立場で子どもたちと関わり、先生方と働く今の生活はとても充実しています。また、今の地域におけるコミュニティースクールの導入や、学校コーディネーターとして働くことも諦めてはいません。 とはいえ、”学校コー

          学校の地域コーディネーターではないけれど…

          近隣5軒と仲間たちによるマーケット開催

          2月に開催したご近所さんとのマーケットについての投稿。 記録としてこちらにも残しておきたいと思います。 ↓↓↓↓ こんな景色が見たかった! 言ってみるもんですね。 やってみるもんですね。 何とかなるもんですね。 近隣5軒と仲間たちによる小さな企画 「いけふゆマーケット」 一昨日、無事に開催することができました♪ 開催日、関係者の方々を数えたら20 名もいたんです。 当日まで(というか当日も)全員で顔を合わす機会は一度もなし。 それぞれが関わってくれるいろんな人と連絡

          近隣5軒と仲間たちによるマーケット開催

          今年度の記録と、いま思うこと。

          「学校と地域を行き来する学校コーディネーターになるぞ!!」と声を上げて退職し、働き始めた今年度。およそ11ヶ月の記録を正直にここにまとめます。 4月 ・非常勤講師スタート ・ジェラート屋さん勤務開始 ・Edcamp TAITO#6「遊びの中で学べることって何だろう?」開催 5月 ・ジェラート屋ワークショップ企画「お母さんにマフィンを贈ろう」開催 ・「この通りで何かできたらいいね会」開催 ・フキダシカフェ#4「今年度やってみたいこと」開催 ・探究PLAYers!参加 7月

          今年度の記録と、いま思うこと。

          私の道は私がつくる

          少し前になりますが、カタリストさんによる「私の道は私がつくる〜女性教職員が描く10年後の未来〜」という企画で寄稿させていただきました。 非常勤として勤務しながら、退職したことへの罪悪感は相変わらずずっとお腹の底にあります。先生という仕事のやりがいをとても感じていたし、「子育てとの両立が大変だったから?」と理由を聞かれると「もっとやってみたいことがあったから。」と答えてきました。 自分自身の覚悟を再認識するためにも、未来を考えるためにも、言葉にすることはとてもいい機会になり

          対話と震え

          対話の場で、お腹の底が震えたことはありませんか? 私は結構あります。声に出すって、多かれ少なかれ、緊張が伴うものです。 「この考えは合っているのだろうか?」 「賛同してくれる人はいるだろうか?」 「伝わらなかったらどうしよう・・・」 「不快な想いをする人はいないだろうか?」 など、不安がぐるぐると頭をよぎってしまう。それでも声に出してみたくなる。「聞いてほしい。」「伝えたい。」という人間の本能のようなものがある気がしてなりません。 言うか言うまいかのせめぎ合いの中で、お

          イベントから生まれる「新たな日常」を信じたい。

          Edcamp TAITOという対話の場を作っています。 学びの場は学校だけではないからこそ、教育を学校任せにするのではなく、 ・みんなで子育てができる街にしたい。 ・子どもに関わる人々と、立場を越えて地域の教育を考えていきたい。 という願いをもって続けてきました。 けれど最近、イベントを企画して→人を誘って→対話して・・・・という非日常のイベントと「みんなで子育て・教育ができる街」という目指したい日常との乖離にじわじわと心が落ち込んでいました。 神戸市長田区の暮らしに惚れ

          イベントから生まれる「新たな日常」を信じたい。

          Edcamp TAITO#08「街中✖️子ども✖️場づくり」【後編】を開催しました!

          9月24日(土)谷中区民館にて【後編】を開催しました!今回は「はじめてみたい人の話」として、参加者の方々がテーマを出し合い、じっくりと対話する時間となりました。 以下、当日の流れに沿ってレポートさせてもらいます。 オープニング&神田先生より Edcampの説明後、イベントの主旨をお伝えしました。今回は参加者主体の対話であること、「やってみたい」想いを少しでも声に出して欲しいことをお伝えしました。その後、ちょうど10月に学習教室を始める予定の神田先生(台東区教育委員会)よ

          Edcamp TAITO#08「街中✖️子ども✖️場づくり」【後編】を開催しました!

          Edcamp TAITO#07「街中✖️子ども✖️場づくり」【前編】を開催しました!

          9月10日(土)谷中区民館にて2度目のリアル開催を行いました。今回は「はじめてみた人の話」としてお2人のゲストの方に加え、台東区子育て若者支援課の方にもお話をいただくということで、25名もの方が参加してくださいました!! 以下、当日の流れに沿ってレポートさせてもらいます。 オープニング・・・Edcamp TAITOとは Edcamp とはどんな取り組みなのか、その中でもEdcamp TAITOは何を目指しているのか、立ち上げの経緯も含めて簡単にお伝えした後、今回の企画主

          Edcamp TAITO#07「街中✖️子ども✖️場づくり」【前編】を開催しました!