見出し画像

【イベントレポート】2024.3.2ビビビツアーvol.1@長野県、開催報告!

 去る2024年3月2日(土)、「ビビビ。」のお客様有志とブルワリーを巡る、第1回「ビビビツアー」を開催しました!
 今回の目的地は、長野県上田市界隈。快晴に恵まれたこの日、午前11時にJR上田駅前に集合した総勢12名で、まずはオリエンテーションを兼ねて天神ブルワリーさんにお邪魔しました。

上田市初のブルーパブ(醸造所兼パブ)、天神ブルワリー

 上田駅至近の一等地にある天神ブルワリーさんは、2021年11月に「飲み飽きないビール」をテーマにオープンしたブルーパブ(醸造所兼パブ)です。店舗の1階では、ガラス越しに大きな醸造タンクが立ち並ぶ様子が見学でき、参加者の皆さんも大喜び!
 今回は2階のフロアをお借りして、ブルワーさんから直接ブルワリーの成り立ちをお聞きする、贅沢なランチタイムとなりました。

ビールの名前に真田十勇士のキャラ名を配しているのがユニーク
この日のためにご用意いただいたビアランチセット!

 大満足のスタートを切ったこのツアー。食後は皆でバスに乗り込みます。
 「このバス、走っていると周囲からめちゃくちゃ注目を浴びるんですよ」とは運転手さんの弁。たしかに素敵なデザインの車両で、またまたテンションが上がる私たちなのでした。

今回の“足”はこちら。運転手付きバスをチャーターしました

 次の行き先は、東御市のOH!LA!HO BEER(オラホビール)。こちらは残念ながら醸造所の見学はできないのですが、併設されたテイスティングルーム「ワイン&ビアミュージアム」を目指します。上田市から車で30~40分ほど。

東御市にはまだ雪が残っていました

 OH!LA!HO BEERは1996年からクラフトビールをつくり続けている老舗です。「オラホ」 とは東御市地区の方言で「私たち」を意味し、その名の通りトレンドやスタイルに囚われることなく、自分たちらしさを大切にしながら自由なビールづくりに取り組んでいます。

ボリュームたっぷりのビアフライト
メンバーに人気作家を見つけ、すかさずサインをねだる当店スタッフ(笑)

 もともと公営の施設ゆえ、価格設定がとにかく良心的! おまけにビールだけでなくワインの試飲もできるので、うっかりすると早くも出来上がってしまいそうですが、まだまだツアーは前半戦です。
 お土産もたっぷり買い込んで、次の目的地は、「ビビビ。」でもオープン当初から絶大な人気を集めているNobara Homestead Breweryさんです。場所は上田市・青木村。

雄大な夫神岳が映える青木村の風景

 Nobara Homestead Breweryさんは、東京で暮らしていた中村さん夫妻が2021年に移住して立ち上げたブルワリーです。
 夫の圭佑さんはもともとフリーランスのデザイナー。妻の玲子さんは、現在も外資系のブランドコンサルティング会社に籍を置いています。デザイナーとブランドコンサルタントの組み合わせですから、「いつか夫婦で、何か新たな商材を立ち上げたい」と思い至ったのも自然なことでしょう。
 まずはご夫婦が暮らす1800坪(!)の敷地からご案内いただきました。

敷地内の山には四季折々の野草が自生しています
足元を見ると早くもふきのとうが。春ですね

 広大かつ自然豊かなこの敷地で、自分たちで育てた有機栽培の原材料を積極的に使うのがNobara Homestead Breweryさんのスタイル。四季折々の野草がたくさん生える土地柄そのままに、優しくも野性的な風味は着々とファンを増やしています。

醸造タンクを横目にテイスティングスタート!
玲子さんお手製のおはぎとチーズをご用意いただき、一同大感激
おはぎとビールで最高にチルいひとときに……
トークセッションでお2人の暮らしぶりをお聞きしました

 「ビビビ。」ではすっかりおなじみのNobara Homestead Breweryさんだけに、いつも代官山で味わっているビールの醸造現場に触れられるのは大変貴重な機会でした。
 時間配分をミスってしまったようで、トークセッションに十分な時間を割くことができなかったのが心残りですが(ごめんなさい)、中村さん夫妻に感謝を伝え、青木村を後にする私たち。でも、ツアーはまだ終わりません!
 最後の目的地は、再び上田駅付近。2022年10月に醸造を開始したDO BREWINGさんの直営タップルーム「MUCCH」へ。

DO BREWING直営タップルーム「MUCCH」
この日のタップリスト

 県産の原材料にこだわりながら、意欲的なビールづくりに取り組んでいるDO BREWINGさん。IPAもレッドエールも、とにかくキレのいい酒質が印象的で、この長い1日の締めくくりにぴったりでした。

(公式には)この日最後の乾杯です! 皆さんお疲れ様でした

 解散は19時ごろ。その後、日帰りで帰京する人もいれば、駅前に投宿して延長戦に突入する人もいるという、どこまでもにぎやかなビビビツアーとなりました。とりわけ居残り組は、上田の魅力をたっぷり感じる酔い一夜となったはず……。

 つくり手の物語を直に体感する機会として、今後も様々な旅のプランを提案していきたいと思います。次回のビビビツアーをどうぞお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?