五感を鍛えながら手軽にできるメタバース疑似体験『世界ふれあい街歩き』
突然ですが、ウィリアム・ジェームズさんのお話から。
意識の流れの理論を提唱された哲学者の方ですが、彼が残した名言と言えば、
我らが松井秀喜さんの恩師である山下智茂さんが松井さんへプレゼントした言葉として有名ですよね、野球ファンにとっては馴染み深いお言葉。
そんな名言を残したウィリアム・ジェームズさんは、こんな都市伝説的な説を人類に遺してくれました。
そう、有名な説、”脳の10パーセント神話”です。
私はこの言葉を信じています、人間はもっと「脳のパフォーマンス」を上げられるだろう、潜在能力を秘めた生き物だと思っています。
それならば、どうやって脳を鍛えていけばいいのだろうと考えますが、素人の私には正解なんてわかりませんし、そもそも鍛えられるものかもわからない・・・
でも、この説を立証すべく、日々頑張っております!
なぜなら、先端半導体の開発によってAIを進化させて、いま想像するよりももっと遥かにすごい仮想世界を人間は創り上げていくでしょうから、人間も負けずに進化させていきたいなと。
仮想世界に慣れすぎると、進化するよりも、逆に人間本来の機能すらも失ってしまうのではと考えたときに、人間が持つ能力はこの先もずっと持ち続けたい、願わくはもっと進化させたいと考えております。
人間が持つ能力のひとつ、”五感”
この”五感”を鍛えながら、マトリックスばりの仮想空間が広がる世界の到来に備えたい、
そこで私が実践しているトレーニングを今回ボソッとさせていただきます。
前置きが非常に長くなって申し訳ございませんでした。
ここからが本題です。
五感を鍛えるための私のトレーニング方法、それは・・・
わお、何を言っているんだ!、そう当然驚きますよね、普通なら・・・
メタバース疑似体験『世界ふれあい街歩き』
世界ふれあい街歩きは、私にとっての「仮想空間」です。
インターネット上の3次元世界ではないので厳密にはメタバースではないのですが、
仮想世界を旅しているという”つもり”で番組を楽しんでいます。
私のアバターは【現地コーディネーターの方】と【語りの方】、
自分自身になっている”つもり”で、その街に入っていきます。
このように”つもり力”を強くすることが五感を鍛えるためのスイッチとなります。
テレビ画面ですが、メタバースと同じく現実世界に限りなく近い状態にもっていくことで、番組を観ながら五感を鍛えていっています。
なぜ『世界ふれあい街歩き』は五感を鍛えやすいのか
番組自体も、そもそも「自分で歩いているような」疑似体験を目指している番組です。
ここでポイントとなるのが”歩いている”というのが大事なんです。
全てがスローに流れていく番組ですので、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、本当に五感に気づきやすい。
歩くペースで考えられる、これが本当に大事。
速すぎないことが大事!
場面の移り変わりも速くてもダメ、展開が速すぎてもダメ、
ゆっくりと物事を考えられながら散歩ができる番組は『世界ふれあい街歩き』しかない。
だから、いま”タイパ”が流行っていますが、決して倍速視聴をしてはいけない番組、それが『世界ふれあい街歩き』。
ゆっくりを楽しみましょう!
歩いてるから画面をゆっくりと観察できます、感じることもできます、発見もできます、ゆっくりだから、なんか不思議に癒されますよ。
番組の楽しみ方
五感を鍛えながら見ていますが、番組を楽しんでいるポイントは他にもありますのでご紹介します。
この楽しみ方を知れば、どなたでも『世界ふれあい街歩き』を観終わると、”整ってしまいます!”
撮影日の確認
番組冒頭か最後のほうに「放送日」が表示される回があるんです。
『世界ふれあい街歩き』は再放送がメインのような感じですので、過去の番組をみるとき私は・・・
街の雰囲気を一変させたコロナ渦。
観光客もいなくなった街、感染して亡くなった方が多かった街。
だからこそ、思いに馳せます、
コロナ渦もウクライナ侵攻もないときだったけど、
いま、彼らは何を思っているんだろうかと、空想に馳せています。
テーマを堪能する
これが最大の楽しみなんですが、街の雰囲気を味わうためには、その街ならではのテーマを発見しながら番組を観ることです。
テーマ探しで一番良いのは「番組のサブタイトル」ですね。
例えば最近再放送された『ワイマール〜ドイツ〜』では、番組タイトルは「ゲーテが愛した街」となっております。
ゲーテといえば、言葉!
今回の旅は”町の人々の言葉”をよく聞きながら、その街を堪能しよう!というテーマをもって見るんです。
そこで、街の人々の言葉を中心に『ワイマール〜ドイツ〜』を簡単にご紹介しましょう!
『ワイマール〜ドイツ〜』に暮らす人々の言葉から感じたこと
今回は、街の人々の言葉をよく聞きます。
言葉で「心を温めたり」「思わぬ発見をしたり」「笑ってみたり」「悲しんだり」といった感情を持ったなと、自分で気づくことが大事です。
この旅の面白さは、まさにゲーテ、みんなの会話はどれも詩的なものばかり。
学生さんたちが話すシーン、彼らは”大人になること”、”青春とは何か?”ということを語り始めます。
わーーー、さすがゲーテの街!みんながゲーテに見える!
傘屋の女将さんに出会ったシーン、ここにももちろんゲーテの格言、ここでは私、ウルッとしちゃいました・・・
ウルッときちゃいました!
お店を出て通りを歩くと、子供たちの声、鳥のさえずりが聞こえてきて・・・
なるほど、ゲーテの言葉をかみしめながら歩ける素敵な街、それが『ワイマール』
そして、最後に曲を聴きながら”整える”
いま話題の”整える”も、『世界ふれあい街歩き』では味わうことができます。
そう番組の最後に流れるこの番組のテーマ曲、この曲を聴けば、どんな街も”整います!”
村井秀清さん、天才すぎます!
やっぱり愛される番組には名曲がつきもの、
村井さんのおかげで、番組観終わるといつも心のスイッチが入りまくりです!
仮想空間の旅より、やっぱり、ふれあい街歩きがしたい
今回は(いつもよりも)変わったボソッとだったなと思います。
ホント長すぎる私の妄想にお付き合いいただきありがとうございました。
結局なにが言いたいか?
なぜなら、つくづく思うことがあります。
メタバースでもVRでも、最先端技術によって自宅で旅ができるようになっても、
やっぱり「実際に旅に出たい」という希望は持ち続けたいですね。
さて、これからもたまに『世界ふれあい街歩き』についてボソッとさせていただきたいと思いますので、今後とも温かい目で見守っていただければ幸いです。
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