見出し画像

2023/12/10 まちが始めたInstagramの目的やいかに

隣まちの観光協会がインスタグラムを始めた。開設連動企画のセミナーに昨日、参加してきた。応募者が何名いたのか分からないが、参加者は抽選に当たったおよそ20名。

いまやインスタを開設したからといって注目度がすぐに上がるというわけにはいかない。役所の観光課のお偉いさんのような人がまず最初に挨拶したが、そのあとはおそらく外注した企画会社が連れてきたと思われる若い女性のインフルエンサーがセミナーを進めていった。

午前中のスマホでの写真の撮り方講座から始まり、午後には参加者全員が各自のアカウントに、開設したばかりの観光協会のインスタにタグ付けする形で投稿するところまでやった。

私がインスタに投稿した10枚の写真のうちの1枚
セミナーが始まったところ

インフルエンサーの3人は、モデルの仕事もしているようで、とても可愛い。可愛だけかと思ったら、そんなことはなかった。人前に立つことにも慣れているのだろう、お互いがモデルになってスマホでの撮影を実演したり、インスタを仕事に活用してるプロとしての話を聞くことができた。

さて、講義がひと段落したところで昼となりランチへと向かった。

食べてばかりはいられない。午前中に習ったことを実践する場なので、ランチはもちろんカフェのインテリアなども撮る!

カフェの入り口に置かれていたクリスマス仕様の猫ちゃん

女性の参加者はすぐに打ち解けて、おしゃべりに花が咲き、あっという間に時間が過ぎていった。

セミナー受付時に3つのメニューから選ぶように言われ、
写真を撮ることをすっかり忘れて、食べたいものを選んでしまった(笑)

午後は、まずカフェで撮った写真の補正から。参加者のレベル(というか経験値というか)は、さまざまである。後で皆さんの投稿を見せてもらったら、プロ並みに上手な人がいる一方、ほぼ初めて投稿するというような人もいた。

午後の2時間で、補正、写真の選択、投稿までやるので時間が足りなかったように私には感じられたが、ほぼ全員が時間内に投稿を済ませたようだ。若い人が多かったが、中年の人や私のような高齢者もちらほらいたのに、興味のある人が集まったとはいえ、皆よく頑張ったと思う。

さて、私の投稿だが、写真はいつもパソコンを使って補正しているし、インスタにもパソコンから上げている。昨日は、撮影はカメラとスマホで、補正と投稿はタブレットからやったので、難しかった(笑)。

これまで自己流でやっていたので、写真のタグ付けや、1つの投稿で複数枚の写真をアップする場合には縦向きと横向きを混在させることができないなど、知らないこともあって戸惑った。

とりあえず時間内に投稿できたが、間違った写真を選んでしまったりと満足がいかなかったので、夜、修正して再投稿した。

上に載せた写真は、縦と横を混ぜるためにPhotoshopで正方形の背景レイヤーを作り、そこに写真を貼っている。投稿内のキャプションは写真と離れてしまうので、写真の中に書くとよいという説明もあったので、家に帰ってから試してみた。

インスタへの投稿に関してはいろいろ勉強になったが、さて、そもそもインスタをやる意味は何なのだろう?と、ふと考えた。インフルエンサーの彼女たちにとっては仕事の道具であるが、多くの人にとっては、みんながやっているから乗り遅れないように自分もやる、まぁ楽しい遊びの域であろう。

とはいえ、インスタ利用者の中には、世の中に認められるキッカケにしたいと考えている人もいるだろう。そこまではいかなくとも、人間にはそもそも承認欲求というものがあるから、多くの人にいいね!と言われたいと思うのは人の常である。

さて、まちのインスタの目的やいかに?

参加費3000円で、次回は昼食付き、いちご狩りもありそうな、そんな嬉しいセミナーなので、多少は観光協会さんのお役に立たなければ申し訳ないが、とはいえ皆、さほど真剣に考えてはいないだろう。

しかし、主催者側はそうはいかないはずだ。セミナーが開催されたことやその様子をまだ投稿していないが、どうしたのだろう。開催が土曜日で、翌日は日曜日。役所は休みだから仕方ないのかもしれないが(笑)。最初に挨拶した役所の人も一緒にランチをして、投稿したらよかったのにと思う。

役所でアルバイトしたことがあるので、役人が考えることは想像がつく。セミナーが無事に開催できてホッとしているのだろうが、これは最終目的ではない。インスタ開設も手段にすぎない。まちの認知度を高め活性化するという本来の目的を忘れないようお願いしたい。もっとも、私はそのまちの住民ではないが(笑)

次回のバスでのまち巡りはとても楽しみだが、私の場合、心配なのは体調だ。1日、皆と一緒に元気に過ごせるか…。でもまぁ、楽しいことをやっていると体調は良くなるので大丈夫だろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?