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ギリ料理ではない「シリコンスチーマー」

始めに「料理してる」とは

よくずぼら飯または究極の簡単料理とかが紹介されるが、意外と味付けが凝っていたり調味料の入手が難しかったりと、簡単でずぼらかもしれないがある程度の知識量を有する。
または手順自体は簡単だったりするが、意外と時間を要する場合もある。
上記を全部並べるなら、やれ10分炒めるだ、やれバルサミコ酢だ、やれブイヨンブロックだ、やれみじん切りだ、やり塩で下ごしらえだと、いけしゃあしゃあと料理を勧めてくる。
狭い1Kのキッチンではまな板を敷くのだって一苦労するし、その料理にハマらなかったら余った材料はどうするのか。あと食器も無駄にかさばるし、二つ目のフライパンとか本当にどこに置けばいいんだ?といった具合に、それぐらいの生活力と決断力を要するのは想像に難くない。
いずれも「料理する」ことを前提にしているのだ。

「料理」からの逸脱

では逆に料理ではないものとすると、レンチンだけとか、冷凍食材引いてはお惣菜の購入等も挙げられるし、納豆ご飯も料理には入らない。
また中でも焼肉に至っては買った肉をフライパンで焼くだけな気はするがステーキになると一気に拘り感もある。
これを海老炒めとかにした途端に料理感が増すのは、海老の作業工程が多めなのと(背ワタ抜きや解凍や足毟り)、エビチリに類似した物が出来上がるからだと思っている。
なので料理とは利用する機材や食材の数ではなく、工程の数に準じ且つ著名な料理名と類似している、と想定する。

シリコンスチーマー

ここで諸氏に紹介したい、シリコンスチーマー。レンチンに入れられる容器でぐにゃぐにゃする。普通のレンチンとどう違うかというと、湿気を保つので調味料を入れても良いし、熱の与え方が若干凝っている(詳細はあるが、ここで知る必要は無い)。
よく筆頭に挙げられるのが、温野菜や肉じゃが作り。ただ我々のような真のずぼらには簡単な蒸し鶏、鍋っぽい何か(汁が溜まるので)、パスタづくりとかも大変QOLが高い。これをレンチンでセットアップするだけで10分以内に作れる。
そしてこれら料理工程や出来上がった物云々以前に、ハチャメチャに簡単に掃除ができる。キッチンペーパーで簡単に拭き取って少し洗うだけ、洗うのが嫌ならパッとキッチンクリーナーにかけて水洗いすれば良い。

生活への応用

起きて20分以内に完成する料理且つ積極的に摂取した栄養だけを選別しやすいし、その気になれば「今日は蒸し鶏むね肉だけ」を平然とこなせるし、蒸す肉の種類によっては5分で出来上がる場合もある。
ちなみに筆者は「朝ポン酢、昼はサルサ、夜は食べるラー油」で1日ずっと鶏むね肉生活を平然と2週間ぐらい続けた覚えがある。
そしてシリコンスチーマーは原則的に入れられる料理しか買わなくなるので、料理の熟練度関係なく、その気になれば「素材だけ食えば良い」を簡単に実践できる。
シリコンスチーマーは「お惣菜買い」や「コンビニ飯」への脱却に対する第一歩として物凄くハードルが低いので、逆に言うと上記の料理スタイルを変更して昼だけコンビニ飯にする等のライフスタイルへの応用もばっちりカバーしてくれる。
飽きたならしまえば良いし折り畳み式も平然と売ってるので、圧力鍋や炊飯器や低温調理機のように物置を圧迫することも無い。

最後に

シリコンスチーマーは良いぞ~。何より導入コストがレンジで且つレンジの質を問わないし、シリコンスチーマーも種類はあれどパフォーマンスが全然変わらないのでどれでもいい。是非ともコンビニ飯やお惣菜生活からの脱却としての利用をご検討いただきたい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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