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"NOT FORMAL 〜NEW CHALLENGER〜" によせて

2019.11.13
THIS IS JAPANの主催で、コンピレーションアルバムを発売する。

"NOT FORMAL 〜NEW CHALLENGER〜"
aoni
1980YEN
Emily likes tennis
The Whoops
錯乱前戦
SEAPOOL
xiangyu
時速36km
空きっ腹に酒
逃亡くそタわけ
勃発
FRSKID
奮酉
Bearwear
MASS OF THE FERMENTING DREGS
揺らぎ
RiL
ROKI
THIS IS JAPAN

全19組。THIS IS JAPANがオファーし、集まってくれた方々と1枚のCDを作るという企画だ。

今回は第2弾であり、第1弾は2017.11.22に発売し、併せてライブイベントも行った。
http://thisisjapan.net/notformal_album/index.html

前作は、オルタナの名の下に、自分達にしか鳴らせない音を追求している方々に力を貸してもらった。
イベントは心斎橋pangea/代官山UNITで開催。


それから2年が経ち、身の回りの状況も変わってきた。

あの頃は、メインストリームに対して、俺たちは俺たちで勝手に音を鳴らそうぜ、という一種の連帯感があったような気がする。

しかし最近では、自由に自分達の好きな音を鳴らす、鳴らしまくる新しいバンドをライブハウスでよく見かけるようになった。
特にフレッシュな世代の爆発力はすごい。

また、自分自身も含め、リスナーも配信サブスクで聴く人が増えていると思う。
以前よりも音楽に対しての感度と速度が上がっている…気がする…

平成から令和、変化の2019年。
情報の海に埋もれない、より深く、より濃く、よりリアルなCDを作りたいと思った。
0話が始まるよー


なぜCDで出すのか。

CDというのは、物体としてそこに重さを持って存在している。

再生すると、1曲目から順番に流れ、最後の曲までで1つの作品として音が鳴る。手にとって、見て、触れられるジャケットと歌詞カードもついてくる。

半永久保存の輝く円盤。

そんなCDという塊に、自分達が心底カッコイイと思っている方々の音が注ぎ込まれる。
時代に逆行していますか?
だがしかしこれはロマン以外の何物でもない!

「ぼくがかんがえたさいきょうのしーでぃー」

少年時代から変わらないシンプルな夢がそこにある。 空飛ぶ円盤です。


イベントの会場について

前回は、ここにいるよ!という信号を遠くまで届けたかった。
そんな気持ちもあり、ディスジャパとしても最大規模であろう代官山UNITでライブを企画し、大阪pangeaでもライブを行った。

今回は、下北沢のBASEMENTBAR/THREE。
ライブハウス二会場でのイベントだ。

2019年は、先程書いたように情報が前より伝わりやすい環境になってきていると思う。

だからこそ今回は深くズブっと抜けなくなるくらい刺さりたい。

ヘッドフォンやスマホの向こうの「バンド」や「アーティスト」ではなく、同じ時代に生きている個人個人の振動を、至近距離で肌に感じてほしいと思った。

ぎゅうぎゅう詰めのむせ返るライブハウスにひしめき合う人々のドキュメント。
そこにしかないリアルがあるはず。
多分。


NEW CHALLENGERとは

変化を恐れず突き進む今回の参加者達に対して、そしてこのCDを手に取り、音楽の果てしない世界へ旅立つであろうリスナーの皆さんへ敬意を称して。あと俺もニューチャレンジャーであり続けたいし。



長々と書いてしまったけれど、少しでも何か感じてもらえたらありがたい。

人生変わっちゃうかもしれない経験が、1つのCDから始まるんじゃないかと思ったりします。俺もそうだったし。


世界中のニューチャレンジャーの参加をお待ちしてます。


https://lnk.to/xi5Ex

12/22 のライブ。チケット売ってます。
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1948484

#バンド #バンドマン #音楽 #THIS_IS_JAPAN


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