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ものすごい熱狂的なカレッジスポーツ

-目標
『アメリカに行くという選択肢があることを若い人全員に知ってもらう』
僕がこのnoteを通じ多くの人にアメリカのカレッジスポーツの魅力をたくさんの人に知ってもらうという目的のもと書いていますが、ターゲットは中学生~高校生くらいの方をメインに届けたいと思っています。私自身アメリカとは全く関係ないイギリスのロンドンに3年間留学していた経験がありますがアメリカのカレッジスポーツの熱狂ぶりを見て、アメリカ行けばよかったかなとふと思ってしまいます。笑
それだけでなく、アカデミックサポートや奨学金の充実など様々な魅力やメリットがあるんですが、それについてはまた今度ということで
ミーハーな気持ちで全く構わないのでカレッジスポーツすごいなとまずは少しでも感じていただけたら嬉しいです。

応援が熱い!
百聞は一見に如かず戦法を屈指し今回も様々な動画をアップするのでお時間ある時に少しずつ見て行ってください。(wi-fi環境がある所でお願いします)

1.Tomahawk Chop-Florida State University フロリダ州立大学

最初にpickしたのはフロリダ州立大学のトマホークチョップ。会場の一体感がすごいですよね。
トマホークとはインディアン(ネイティブアメリカン)の伝統的な武器のことです。一般的にアメリカの大学は大学名とは別にスポーツチームの愛称が付いています。フロリダ州立大学の場合はフロリダ州のインディアン部族の名称のSeminoles(セミノールズ)がスポーツチームの愛称となっています。そのような背景もありこのトマホークチョップが試合前や重要な局面で行われます。最近ではNFLのカンザス・チーフスやMLBのアトランタ・ブレーブスもこのパフォーマンスを行っていますね

2.Let's!Go! PSU!-Penn State University ペンシルベニア州立大学 

地鳴りのような歓声でP、S、U!先日のスタジアム紹介編でもお伝えしたペンシルベニア州立大学。会場全体が真っ白に包まれる「ホワイトアウト」で有名ですが、そのスタジアムの盛り上がりもこの動画を見れば言葉はいりませんね。

3.War Hyme-Texas A&M テキサス農工大学

続いて紹介するのはテキサス農工大学のwar hymn。以前もご紹介しましたがこの大学には予備役将校訓練過程があり士官候補生が3000人弱在籍しているため会場には軍服のような服を着ている学生がたくさんいます。しかしそれ以上にこの動画を見て強く印象付いたのが老若男女問わず幅広い年齢層の方がスタジアムに足を運んでいるということです。恐らく多くの方が地元の方やOB,OGなのでしょうが子供もたくさんいます。小さい時からスタジアムに通うことで、その大学が自分にとっての「ドリームスクール」になる。みたいな構造がうまれるんでしょうね。
現にアメリカではプロになることよりも"大学スポーツ"に憧れる人が多いと聞きます。

4.Wining Team.Losing Team-Utah State ユタ州立大学

手が揃い過ぎて怖いというか、いつ練習したんだろうと思うくらいの腕の揃いよう。ユタ州立大学バスケットボール部の恒例のパフォーマンス。
まず初めにスコアボードを指差し、あれはスコアボード?の掛け合いから始まり、負けている対戦校に容赦なくルージングチームと罵倒します。
屋内のアリーナは歓声が響きやすいですから現地で見るとものすごい声量に聞こえそうですよね。
ついでにもう一つユタ州立大学といえばこれもあります。。。
学生がひとつの会場に集い、自分の大学のスポーツチームを楽しそうに応援する。羨ましい限りです。


5.Gonzaga University

6. Country Road-West VirginiaUniversity ウェストバージニア大学

ウェストバージニア大学で歌う「カントリーロード」すごく"インスタ映え"
しそうな感じがします。冗談はさておき、数ある動画の中からウェストバージア大学のマーチングバンド部が昨年アメフト部の開幕戦勝利後に歌った動画をpickしました。♪カントリーローーーード、ウェストバージニア!マウンテンママーのところで学生の皆さんがすごく生き生きした顔になってすごく良いなと思いました。誇りを感じるんでしょうね。肩を組みながら歌える曲っていうのも良いポイントです。
カントリーロードは恐らくほとんどの方がわかる曲でしょうからぜひ皆さんもスタジアムに足を運んでみてください!

まとめ

どうしてここまで人が集まり学生は応戦するのか。その答えは1つとは限りません。以下のような理由が考えられると思っています。

①キャンパスと試合会場が隣接されている。
アメリカの大学は全寮制が一般的で、そして何よりも試合会場がほとんどキャンパスと隣接されているため、会場に向かう心理的嫌悪感が全くありません。
 
②子供の時からスポーツを観戦する習慣がついている
Texas A&Mの動画で紹介したようにカレッジスポーツの試合会場にはたくさんの子供が観戦に訪れます。土日はスポーツを見て余暇を楽しむというのが
自然と習慣化されているのかもしれません。

③母校愛、誇り
アメリカは様々な国籍、宗教、文化の違いなど人種の坩堝となっています。そんな様々なバックグラウンドを抱えている人たちがつながりを感じれる手段として大学や、スポーツなどがあげられると思います。スポーツは国境を超えるとも言われていますしね。

④他にやることがない。
郊外にキャンパスを構える大学が多いのでキャンパスが広々していますが
なにせ田舎のため、キャンパスを離れると周りに何もない。みたいなケースが多いのです。レジャータイムにやることがないならせっかくだったら試合見に行こうか。みたいになるかもしれません。

⑤大学に入ったらスポーツ観戦を楽しむ。みたいなキャンパスライフの風習がある。
日本の高校生はキャンパスライフと想像すると、サークルやバイト、ゼミ
みたいなことを想像する人が多いと思います。アメリカの場合はそれに加えて大学スポーツを観戦し全力で楽しむ風習があります。言い方はわるいですがカレッジスポーツを”ダシ”にキャンパスライフを楽しむ手段として利用すると言ったらわかりやすいかもしれません。

カレッジスポーツは学生たちのキャンパスライフをより充実したものにしてくれます。しかし、その分学生アスリートは常日頃からプレッシャーと戦いプレーをしミスを起こせばSNSで叩かれ翌日のスポーツ番組のネタにされ反対に見事なプレーをすれば学校中のヒーローにもなれます。
カレッジスポーツは何もかもが規模が大きくプロスポーツに勝るとも劣らない人気があり競技を問わず多くのお客さんが会場に足を運びます。
マーケティングに力を入れているのはもちろんのこと、先ほど私が考えた5つの要素も大きくかかわっているのではないかと思います。「文化」と答えると簡単ですが、より深く追求しその答えをnoteを通じて導き出していきたいと思います。


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