セントルイス・フランボワーズ
ビールの時間だオラァン!
今日はベルギーのラズベリーを使ったフルーツビール「セントルイス・プレミアムフランボワーズ」
甘さホドホドのフルーツランビック。
自然酵母で醸す超酸っぱい「ランビック」というビールに、フルーツを漬けこみ甘くして飲みやすくスタイル。合理的。
ここで気になるのがバランス。
フルーツランビックは会社によって、酸味と甘みのバランスにめちゃめちゃ差があるのでどうなるのか。
ランビックで有名なボーン醸造所が5:5のバランスとすれば、ベルビューは果実がやや強め苦め、シャポーはベースのランビックがレモン汁みたいな味、リンデマンスはちょっとカビ臭い風味(だがそれがいい)と俺は思っている。異論は認める。
セントルイス醸造所は、果実風味が強くて甘さも強い。
実際、これはランビックに漬けこむタイプじゃなく果汁加えるタイプ。
原料を見ると糖類とステビア加えてる。そりゃ甘いわけだ。
糖類も二次発酵用じゃなく半分は甘味のためじゃないか?
ネチャネチャとダダ甘いわけでもなく上品。
フルーツ風味が6~6.5、ランビック風味が4~3.5くらいの割合で一応バランスはとれてる。一応とか言うと失礼か。
フランボワーズ果汁とランビックの酸味の結びつきが綺麗で甘酸っぱいビールに仕上がってますわ。
原料にステビアと書いてあったので「大丈夫か!?」とも思ったが、ステビア特有の強い甘さと渋い風味も上手く落とし込まれていて気にならなかった。デザートビールとしても使えるが、極甘を求める人にはやや上品かもねぇ。