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【95】子どもとの関わり方NG集

どうも、おかゆです。

最近、哲学したいなあという気分になることがあります。

イキってるとかじゃなくてね、
なんか自分で考えて何か見つけたいな、みたいな。

なので今日は、子どもとの関わり方について哲学してみます。


“子育て”という言葉の傲慢さ


ずっと思ってたんですけど、“子育て”って言葉、傲慢ですよね。

「育てられんでも勝手に育つわい!」ってのが子ども側から見た本音かな、と。

なんですけど、今は少子化で一人一人の子どもに対する執着心が異常に強い。

教育費の推移がそれを物語っていて。
私が生まれたころは、年間20万くらいだったそうです。
今は、37万。約2倍です。

今の親御さんたちは大変ですね、でも時代ですもんね、いっぱい習い事させましょ、勉強させましょ。

で終わるならシンプルなんですけど。
必ずしも習い事=成長ではないんじゃないかってのが今日のテーマです。

そもそも人間も動物なので、千尋の谷に落とされるような環境の方が、立派に育つはずですよね。

じゃあどんな環境が望ましいのか、一緒に考えてみましょう。


どんな人になってほしいか


まず、ここが整理できないと話が進みませんね。

時代に求められているのは、
・創造できる人
・自律できている人
・スキルを持っている人
です。

これができていると職に就きやすかったり、収入を上げやすかったりします。

なので子供の将来を想うなら、上記のような人に自然となっていくような環境を整えることが望ましいでしょう。

少し考えてみます。


創造できる人になるための環境

確実なのは、アイディアを否定されないことでしょうね。


「あれ、これ太陽じゃなくて地球が動いてない?」
「そんなわけないだろうが!動いてるのは太陽だ!」

「バスケって実は背低いやつだけの方が強くない?」
「いやいやデカいやつ集めたほうが強いに決まってんだろ!」


なにかを考えた時に否定されること、
もしくは
なにかを考えようとした時に答えを提示されること。

これらは創造性を著しく損なう環境でしょう。


逆に創造性を養えるのは、なにかを教わる場所ではなくなにかをつくる場所のはず。

砂場でよくわからないなにかをつくる。
友達と新しい遊びを生み出す。
先生の物まねで人気者になる。

つくる場所を用意する、もしくは何かをつくる心の土壌を壊さないのが重要です。

そう考えると、子供向けの習い事はやり方を教える場所が多いです。
必ずしも習い事が適切ではないという事は念頭に置いておきましょう。


自律した人になるための環境

生活習慣、運動習慣、学習習慣。
これ、当たり前にできている人は少ないですよね。

なので、親がそれを見せてあげる。
物心ついた時には、できているのが当たり前。
これが望ましいですね。


スキルを持っている人になるための環境

これは本人の希望を待つべきですかね。
で、希望が出たらスキル習得に必要な環境を用意してあげる。

ただ、希望が出てこない、もしくは出てこなそうな場合。

本人が「このスキル必要かもな」と考えるための環境を用意してあげる必要があるかもしれません。


“親”のあるべきスタンス


難しい話だとは思いますが、読んで字のごとく、“木の上に立って見ている”くらいのスタンスが良いのでは?と思います。

直接手を下したり、指導したりはしないけど、
環境は整えるし遠くから見てて、
必要な時には助けられる。

それが“親”なのかな、と。


あとがき


相変わらず思い付きの徒然ブログですね…

まあ哲学ってそんなもんだよね!(傲慢)

ではまた!

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