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【61】「自分の頭で考えろ」って簡単に言わないでよ

どうも、おかゆです。いらっしゃいませ。
いつもありがとうございます。

突然ですけど、あなたは”料理上手”ってどんな人のことを指すと思いますか?

色んなメニューを作れる人?
包丁遣いがめちゃくちゃうまい人?

私は、自分で作り方を調整できる人だと思っています。

野菜の切り方を調整できる人、
調味料の量を調整できる人、
火加減を調整できる人。

これを自分で試行錯誤できる人が、料理が上手くなる人なんじゃないかなって。

今日はそんな話です。

この記事でわかること

・自分の頭で考えるってどういうことか
・自分の頭で考えられるようになる方法


自分の頭で考える


今、自分の頭で考えられる人への需要が過去最大級に高まっています。

理由は簡単。知識を蓄える必要がなくなったから。

ネットで調べたらなんでもわかりますもんね。

大学受験も『新しい学力』を求められるようになったとかで、やたら難しいらしいですよ。

でもね。
「自分の頭で考えろ」とか言われても、やり方わかんないじゃないですか。
というか考えてるわい!って反論したくなっちゃいそう。

なので自分の頭で考えるってどういうことなのか、考えていきましょう。


自分の頭で考えるプロセス

まず、「自分の頭で考える」って言葉自体があいまいで捉えどころがないので、プロセスに沿って解像度を上げていきましょう。

冒頭の料理の話を活かして、考えます。
すると、プロセスはこんな感じでしょうか。

【料理版 自分の頭で考えるプロセス】
①レシピ通りに作る
②味や食感などを自分好みに調整する
③自分でレシピを再構築する

自分でレシピつくれちゃう人は、料理上手と自認していいでしょう。

これを料理の縛りを外すと、こんな感じ。

【自分の頭で考えるプロセス】
①ルール通りにやる
②ルールを修正する
③自分でルールを作る

どこかで見たことありますね。
そう、「守破離」です。


最も重要なプロセス

守破離は素晴らしい枠組みです。
が、ここには重要なプロセスが抜けています。

したがって上の自分の頭で考えるプロセスも、ひとつ重要なプロセスが入っていません。

それは、ルールやレシピの理由を理解することです。

なぜここで塩コショウを振るのか
なぜフライパンを振るのか
なぜ真ん中をへこませるのか
なぜ玉ねぎと混ぜるのか

みたいなことです。

その理由を理解して初めて、ルールを調整できる。

なので守理破離(しゅりはり)とかにしたほうが良いんじゃないかな。


今は守破離が難しい時代


ここからは持論です。

私はGAFAに日本人の”守破離力”を破壊されたと思っています。
めちゃくちゃ便利で私も使ってますけど。

今は検索すれば正しいとされるものがすぐ見つかるし、それに基づいて行動すれば、そこそこの結果が出る。

で、日本人はよくも悪くも守破離の”守”に特化した民族だと思っていて。

ルールを守り、規律を守り、歴史を重んじる。

横並びを強固に意識して、はみ出す一歩が踏み出せない。

だから高度経済成長期は猛烈な成長をしたけど、そこを破壊して離れることができない。

料理の上達がないのも、GDPの成長が止まったのも、もとをただせば同じ理由。

理由のわからない”正解”に頼り続けてるのが、この停滞感の原因なんじゃないかな。

日本人の美点が裏目に出ちゃったんですね。


まとめ


・自分の頭で考える=物事の理由を理解した上で、調整すること
・守理破離(しゅりはり)推奨
・日本人は”守”に特化した民族


あとがき


今回は自分の頭で考えるってどういうことなのか、考えてみました。

きっかけは例にも挙げた、料理です。

初めての料理をするとき、まずスマホでレシピ見てるなって思ったんです。

で、今日は初めてじゃない豚キムチを作ってたんですけど、レシピではめんつゆ入れろって書いてあるんですよ。

まあいつも入れておいしいんで今日も採用したんですけど、最近はこう思うようになったんですよ。

「醤油じゃあかんの?」
「めんつゆの何がキムチと合ってんだろ?」
「めんつゆの量は少なめの方が好みだな」

やっと私は”料理”を始められたようです。


あと、今回は文字数を思い切って減らしてみました。
いつも長すぎて私も読んでくれる人も負担になってるなーって思ってたんですよ。

で、投稿開始から2ヶ月経ったので、この機会に変えてやろうと思って。

私はこんぐらいのほうが良いんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。

もしご意見あれば教えてください。
参考にします。



ではまた!
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