建築BIMの意義と建築業界の背景とは


「建設技能労働者の高齢化」問題

60歳以上の者(79.5万人、25.7%)は、10年後には大量離職が見込まれる。一方、それを補うべき若手入職者の数は不十分。

この課題に対するアプローチとして、次の点が重要だと考えられている。

  1. 年齢制限の撤廃
    年齢制限を撤廃することで、経験豊富な高齢者と若手を混在させることができます。

  2. 職場環境の改善
    環境や待遇の改善より、長期的なキャリアを送りたいと思う若手に向ける

  3. トレーニング・研修提供
    新しい技術や知識を学ぶことができるトレーニングや研修の提供する

  4. 若手へのキャリアアップサポート
    若手のキャリアアップをサポートすることを重視する

  5. チームアプローチ
    複数の世代が協力することで、全体のパフォーマンスが向上させる

その他、次のような建築業界の課題があげられている。

「生産性の低さ」問題

2020年の建設業全体の労働生産性は4050円で、全産業平均(5255円)を下回っている。

「長時間労働」問題

建設業は全産業平均と比較して年間340時間以上長時間労働の状況。

「企業規模」問題

建設業全体および建築設計業は、従業員数300人未満の中小企業が99.9%を占める。

今回のnoteは以上になります。

今後「生産性の低さ」「長時間労働」「企業規模」の観点で深掘りをします。(参照:国土交通省 2022年12月公表資料)

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