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豪華なレコメンドで飲み歩くTOKYO 2023/12/13


今日から東京出張。
早起きをして、残っていた豚汁の鍋を意地で空にしてから、食べきれなかったみかんを数個カバンに入れて自宅を出る。7:00過ぎの新幹線はかなり混んでいて端の席の予約がしにくかった。なんとか取れた端の席で仕事をしてあっという間に着く。

東京に着いたらまずは西方面へ。クライアントが入っている大学の学食で味噌ラーメンを食べながら仕事の話。

かなり量が多かった

このクライアント、同級生の会社なので話すといつも色々考える。何期も会社を経営して、しかも成長していてすごいなー。

晩秋の落ち葉がきれいなキャンパスだった。

社員の方々と少し話して去る。次は西荻窪へ。わたしのZINEを置いてくださっている本屋さん「BREW BOOKS」を訪問した。

すてきな建物

商店街や住宅地を進んだ公園の隣と穏やかな立地で落ち着いた雰囲気だ。
店名のとおり店内ではビールを販売しておりその場でいただくことができる。

楽しい棚ばかり。数歩ごとに気になっていた本が置いてあったり、気になるリストが増える感じ。
ちょっと座って飲んだりもできる。外を眺められるの、いいねーー。
入り口すぐそばの棚にわたしのZINE happyhourが!!!うれしーいーー

2階はコワーキングやイベントができるスペースになっており、1時間1,000円でクラフトビールもついてくる。おトク!!少しここで仕事をさせてもらうことに。

落ち着く和室
文机の横にはDJブースもあった

店主の方にZINEの感想まで聞かせていただき贅沢な時間だった。本当にありがとうございました……!!


続いて原宿へ。
しばらく来ないうちに原宿は本当に様変わりしているな。千駄木あたりの紅葉がうつくしかった。

ビル4階のヨムキクノムさんへ。ここもZINEを扱ってくださってる書店だ。

おしゃれエリアである

入店してすぐバーカウンターが!!完全に飲ませにかかっている布陣だ。

奥にはキッチンがあり、つまみもいただける。普通に飲み屋としての構えです。
なんと嬉しい並び……!!光栄の極み。
看板の通り読んで聴けて飲める場所。飲むことや音楽と親和性の高い本が多く、カルチャーがギッシリ詰まっていた。東京らしい新しさや尖りも感じる。
こんな風に落ち着いて座って飲める。正面の棚の向こうはDJブース。ネオンかわいい。

ビールを1杯いただきながらお店の方々と色々お話しさせてもらい、お店の成り立ちやウリをお聞きする。酒屋出身の店主セレクトの冷蔵庫、珠玉という感じだ。気になっていたZINEを購入。

ビールはもちろん、日本酒ワイン焼酎、ホッピーまで!クラフトビールはその時によって変わるらしい。店主の詳しいおすすめコメントPOPのおかげで選びやすい。

お店でYouTubeをやっているようで、甲類焼酎を飲み比べてておもしろかった。笑 店内メニューでも甲類焼酎を数種扱っていたな。 
今度、すしのこ企画をやってくれるそうです!!(ZINE happyhour内でおすすめした調味料)


ビールのおいしさ、店内の素敵さはもちろん、皆さまのお話が楽しかった!東京のカルチャーを感じられるエリア、店構えで飲めるのはなんとも気持ちがアガるな。本当にありがとうございました。


移動して、森下のホテルへチェックイン。追いついていない仕事をアクセクと処理してパソコンを閉じ、繰り出す。

今日はひとりハシゴ酒。森下は名店が多いと話にだけ聞いており行ってみたかったのだ。

事前に森下へ行くと周囲に話していたら、なんと酒といえばのスズキナオ先輩に酒場をおすすめいただいたのだ……!!そして当日偶然ご連絡をしていたラズウェル細木先生からも、この辺ならココだよ、とおすすめを教えていただいた。豪華すぎる。おすすめ酒場ルートマップ、販売できるんじゃないか?


数軒いただいたおすすめから迷いに迷って1軒目は魚三酒場。

かんぺきなビジュアル。スズキナオ先輩におすすめいただきました。

これぞ大衆酒場!コの字カウンターてぇのはこういうことを言うのよ!!

一人前がすごく大きいが安い。豆腐はほぼ1丁!ひとりでは食べきるのが大変だったな。

周りのお客さんは、体に合ったスーツを着てタイを締め、ラペルにバッジをつけたビシッと系紳士が多い。都内真ん中!って感じだ。

かと思えば同年代と思しきメンズ2名連れなんかもいて、物怖じしてカキフライを頼めず数回すみませんを空振りしている。分かるよ気持ち。

しばらくボーっと店内を眺めていると、入店したばかりのお客さんは皆、能動的には動かず入り口に立ち、店員さんの指示を待ち続けている。注文などの会話も主導権は切り盛りする女性店員たちにあり、この店の流儀を感じる。

がんもどきやカキフライなど気になるメニューはまだまだあるが、今日はハシゴだ!!!ここで席を立つ。おいしくて空気も最高、ひとり飲みから2人で色々食べるシーンまで、最高だなここ。


二軒目にしようと目指したもつ焼き屋「稲垣」はなんと臨時定休日。ガーン。

達筆である。ここはラズウェル細木先生におすすめいただきました。


仕方ない。必ずまたくるアイルビーバック。
三軒目に予定していたお店へ向かう。すぐそこ。東京三大煮込みを有する山利喜。

いい提灯だぜ。森下初めてなら、とスズキナオ先輩がまず名前を出してくれたところ。すぐ、そこ、さんりき♪(正しい読み方はやまりきです)

空席を待つ人が並んでいるが、1人客はスキマに先に通してもらえた。ありがたや。先客でひしめくカウンターにぽっかりあいた1席にストンと腰掛ける。

隣客はかなり若い女性だ。あまりマジマジと見ることができないがかなり見目麗しい方であろう雰囲気、そして若い。大衆酒場にもっとひとり女性客増えて欲しい。嬉しや。

もちろん煮込み(たまご入り)を頼む。

そそられる品ばかり。意外な洋風メニューが多い。
こんな魅力的な茶色あるだろうか

食べると意外、色に反して味が濃い印象よりも先に深い風味がじっくり来る。こりゃ酒じゃ。煮込む際に赤ワインを使っていて、ワインと合わせるのがおすすめと聞いたが納得。

ここでワインに変えてもう少し何か食べようかな〜と思ったのだが、河岸を変えることにした。

どうしてもコレ↓が気になってしまい居心地に影響したのが理由なのだが……

後から冷静に考えて、これよくなかったよなー、と反省。酔ってるとロクなことしないなわたしはまったく、と思ったが、それもよくない。酒は悪くない。悪いのは大体いつもわたし自身だ。


名店2軒を巡れただけでも大満足だ、出張初日だし眠い。ホテルに戻って明日以降に備えるか……とテクテク歩く。しかしここで意地汚くきょろきょろと並ぶ飲食店を見定めつつ歩いてしまうのが酒飲みというもの。最後に食べた煮込みにつくられた「ワイン受け入れ態勢」を消化できずにどうしてホテルに戻ることができようか……!!

と、いうわけで。
いやビール飲んでるやんけ

このブリのなめろう、めちゃくちゃおいしかったなー!!

1杯飲んだところで疲れが出てきたので帰ることに。満足である。ホテルへ戻ると疲れ切ったことに気づいた。大移動だったものな。シャワーを使ってすぐ寝る。


信頼の飲み手、酒の大先輩であるスズキナオさん、ラズウェル細木先生ご両名、おすすめ本当にありがとうございました!最高でした!ラズ先生おすすめの店に行けなかったことだけが悔やまれるーー('_')


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