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飼育日記「めだかのきもち」'24清明

今朝、♂メダカ  の求愛行動が見られた。♀メダカの下に回ることを繰り返す。そろそろ太陽の元でのびのびしてもらおう。お腹にキラキラの卵を付けた♀達を見るのももうすぐだ。

限られた環境であっても、出来るだけ彼らが本性に即して生きる姿を見守りたい。

発育不全で、大きくなれなかった一匹が、水草の中で動かなくなっていた。覗くといつも真っ先に上に上がってくる人懐こいメダカだったのに、昨日から姿が見えなかった。

小さな体のまま、ひと冬を超えて健気に生きた。ヌマエビたちに見つかる前に気が付いて良かった。水草に包んで仏壇に置き、頑張った命を悼む。

冬の間、小さく縮こまっていたアマゾンフロッグピットが、少しずつ葉が大きくなり、緑も濃くなってきた。室内でも、自然は確実に季節の変化を感じ取っている。

子株をどんどん増やしている

桜が開花したと思ったら、いきなり28°の夏日。と思ったら今朝は9度も下がって、やがて日中は陽が燦々。

昨日、ルーフに設置するトロ舟に新しい底砂を敷き、水を張ってカルキ抜きしておいたので、晴れ間を見て稚魚の引っ越しをした。

底砂は明るめになり、かなり徒長していたアナカリスを短くトリミング、アマゾンフロッグピットもヌマエビが齧った葉を取り除いたので、まあスッキリ綺麗な新居!メダカ達にはどうだろう。水もすっかり替えたので、快適に感じてくれるといいけれど。

空がまたあやしくなったので、納戸に片付けていた雨除けのアクリル板を出して、鳥除けに被せた籠の上に乗せたところで雨。  

 4.  1

メダカがやって来て、3年目。季節や天候に応じた飼育道具も揃ってきたので、住み替えもスムーズだ。

力尽きてしまったチビメダカ一匹を除いて、親メダカも稚魚も、全員が冬を越すことが出来た。

ミナミヌマエビの一匹は早くも抱卵
しきりに卵に空気を送っている
引っ越しを待つ 親メダカ
 餌をよく食べるので どの子も 充実ボディ
横見では 上から見るのと 違う生き物に見える
大きな目と プリプリのお腹
 ヒレの形で ♂♀の区別がつく

新しい飼育水のカルキが抜けた頃を見計らって、親メダカ達も5ヶ月ぶりに太陽の下に移動。昼までは太陽を十分に浴びられ、午後は日陰になる、心地よい特等席だ。

仮住まいのガラス鉢から 一気に広い新居に
勢いよく 泳ぎ出す

抱卵もすぐに始まるだろう。産卵床になるウィローモスに絡みついた藻を取り除いていたら、指にコリっと触ったもの…❗️何と、メダカの卵が付いている。危うく見逃すところだった。

全部で6個。今春初めての卵。すでに産卵が始まっていたのに気付かなかった。大事に孵化を見守ろう。

弾力のある しっかりした有精卵

メダカにとって賑やかな季節がもう始まっている。灼熱の夏が来るまでの3ヶ月は、飼育者にとっても一番楽しみな季節だ。  

  4.  2

桔梗の芽が 今年も沢山顔を出した
 母と行った植物園売店の ヒョロヒョロだった苗が
毎年 白と紫の花を 数百も咲かせる
いつの間にか 膨らんでいた蕾
 ジャクリーヌ・デュ・プレはいつも目覚めが早い


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