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「すみません、ほぼ日の経営」を読んで。

先日、三島にあるみんなの図書館「あひる図書館」へ本を返しにいきながら、ふっと目に止まり、一気に読んでしまった一冊。
コピーライターであり、ウェブサイト「ほぼ日イトイ新聞」の発刊から20周年。「ほぼ日」では魅力的なコンテンツやサービスを次々に誕生させ、100人以上が勤める企業につくりあげ、会社を上場企業まで成長させた。
その糸井重里さんにインタビューアとして著者の川島蓉子さんが対談した内容が書かれた本です。
発売日は2018年10月18日 出版社:日経BP

忘れないために、手書きでメモを残した言葉メモ。

*アイデアの質や発想を大切に。筋トレのように日常的に鍛えることで。社員全体が自律的にアイディアを生み出し実現するようになっていく。
それが根づけば、おのずと稼げる会社になっていく。

*思いついたらアイディアを仲間と話し合い、より良いものへと高めていく。みんなで「やろう」と判断したら、着実に実行し、お客様や周囲の反応を受けてさらによいものに進化させていく。

経営理念は「やさしく、つよく、おもしろく」

*成長のスイッチを入れる

大きく成長しますという人が集まる会社ではなく、ここに集まりたいという人がいてくれることで成長していく。

「ルールはなるだけ少なく」
ただ
「何かあったときに、投げ出さない」

*じぶんのリーダーは自分

「企業の目的は顧客の創造である」ピーター・ドラッカー

・人に喜んでもらえるか。
・こんなことがあったらうれしい。
を大事にする。

「夢に手足をつける」
 場や環境をつくる。



特に心に響いたことばは
「じぶんのリーダーはじぶん」ということば。
何かどこかに所属しているけれど、自分をコントロールできるのは「自分」次第。
そして、一番最初に書いた「アイディアの質た発想を大切に」筋トレのように日常的に鍛えることでアイディアを生み出し、実現するようになっていく。
日々、自分自身で意識的にどこに向いて進みたいかを考えていくうえでも、この2つのメッセージは心に響きました。



この一年は、自分自身と向き合い、自分がどこに向いて進みたいのかを考慮する年にしようと決めています。
少し、家業へ注いでいたエネルギーのギアを落とし、俯瞰して見ることにシフトし、本を読む時間を優先的につくっていきたいと思っています。

あひる図書館に足を運ぶと、つい読みたくなる本が置いてあります。
ちなみに、みんなの図書館「あひる図書館」とは、一箱ー箱オーナーさんがいて、自由に好きな本を並べている私設図書館です。
街の人の個性が詰まったぜひ、足を運んで、本を手にしてみてください。


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