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「夫婦間で大事なこと」とは?

「夫婦間で大事なこと」を見たり聞いたりした事があるが、いつでも目にするのが「相手に期待をしない」。

これ、僕は天然でできている自覚がある。

僕は人に対してあまり、いや、全く怒らない。

イラっとはするが、それを突発的に行動に表したことがない。

それゆえ、優しいと言われる事が多いが、怒らない、という理由で「優しい」となるのは少し得しすぎている気もする。きっと、怒れないだけなのだ。

そんな僕は、怒れる人を羨ましく感じる反面、そんなことで怒らなくてもいいんじゃないかと思う事もある。

だいぶ前、奥さんとこんな事があった。

とある日、時間があったので、自分と奥さん2人分の昼ご飯を作ることにした。

冷蔵庫内の材料の関係上、それぞれ違う料理を作らなければならず、午後から仕事がある自分のから作った。

そして使ったフライパンを洗ったり、何を作ろうか考えている間に、奥さんの分まで作る時間がなくなってしまい、具材を切ったところで終わってしまった。

作れなくてごめん。。と謝ると、切ったんなら最後まで作ってくれればいいのに、と機嫌を損ねていた。

確かに、作ってあげると言っておきながら、作らせてしまう形になったのは申し訳なかったが、あとは焼くだけのところまではやったので、そこまで怒らなくてもいいんじゃないか、僕に期待しすぎなんじゃないか?と思ってしまった。


でもその後気づいた。
「期待しない」をできているつもりだったが、僕自身も、自分に期待しないでほしいと、期待していたのだ。

物事は表裏一体。他人に向いている矢印は、実は自分に向いている。


それではどの状態でも、相手に期待してることになるわけだが、とにかく「許す」しかないんだと思う。

許すと言うと上からのようになってしまうが、それが信頼するということなのではないか。


信頼とは、信用と違い無条件で相手を信じること。
無条件なのだから、見返りを求めるという概念は存在しない。

期待は、見返りを求めている行為と言える。
だから、夫婦間で大事なのは、「期待をしない」ではなく「信頼する」こと。

そんな夫婦像を、今後も目指していきたいと思ったのでした。

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