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春のバードウォッチング計画

今日からマスクを外せるようになった。
豹変した日常は時間が経てば違和感がなくなって、今度は慣れた日常を戻すことに不安を抱く。
心配しなくても日常は更新されていく。


こんにちは。
花粉や土埃に敏感になる季節柄、引き続きマスクにはお世話になる予定です。
遺伝的には花粉症のようですが、アウトドア好きとしてはそれを認めたくなくて気合い※でやり過ごしています。
※薬に頼らず、免疫力を上げる努力をすること。
(実際は洗濯物を中干ししたり、帰宅後すぐ顔を洗ったり、悪化させない対策をしています。)

この辺の冬鳥は帰路に着いたようで、あまり見かけなくなりました。
海上ではどんな旅のドラマが繰り広げられてるのでしょう。この時期の岬や離島は面白そうです。

私はこの平凡な時期を春の活動準備期間(パンまつりみたいな言い方・・・)と思っていますが、南の方は桜が開花していて早い春を満喫しているようですね。
東北地方は4月に入ってから平地でソメイヨシノが咲き始めてゴールデンウィーク頃にオオヤマザクラや八重桜が咲くので、桜前線を参考に今のうちから予定を立てると焦らずに済みます。
4月になってゴールデンウィークの予定を組み始めると宿泊地探しに翻弄されるので、計画は早めがいいです。
今回は春のバードウォッチングに向けた、私の計画の立て方を話したいと思います。


・何が見たいか、撮りたいか

春になって見かける写真の多くは、桜と何か。
桜と人とか、桜と季節外れの雪とか、桜と留鳥とか、便利な季語のように目に入ってきます。
さくら餅、さくら茶、桜スイーツも良いですね。

そんな感じで、最初は“行き先よりも見たいものや、撮りたいもの“を考えます。
春といえば〇〇!を思い浮かべてください。
それが自分が一番好きなものだと思います。
家族や友達との観光なら行き先から決めますが、探鳥は目的があって場所を選びます。
北海道に行けばシマエナガに会えるなんて甘い考えで居ると、私のように遠征費を無駄にします。
この場合、シマエナガに会うために札幌のドコに行くと目的を絞ることが正解ですが・・・これは冬の話ですね。
春の話をすると「カタクリの群生と野鳥が撮りたい」という目的で、秋田県仙北市西木町に行ったことがあるのでその話を例にしましょうか。


・自然の都合で予定を立てる


人の多い時間帯を避けたくて早く行ったらカタクリが開いていなかったという大誤算。
咲いていないのではなく、太陽光が当たって気温が上がらないと花が開かないということを知らずに行ったために、しばらく待つことになりました。
開花してくる時間帯になったら、今度は観光客が増えてきます。こうなったら野鳥が地上に降りてくることはないでしょう。
明らかに予習が足りなかった結果です。


見たい景色があるなら、見るための努力(準備)が必要です。

何時に、どこに行けば見られるのか。
見れたとして、写真を撮るにはどんな位置が良いか。
自然の都合に従って動くことで、目的達成確率は上がります。
探鳥は天候に振り回されるので、悪天候だった場合の観光を考えておけばショックは軽いです。

いや本当、感動するような良い写真には撮影者の見えない努力が隠されてて、少し思考転換すれば、運だけで一線で活躍してる人なんて居ないわけですよ。
目的の達成には、努力を積み重ねることです。
達成してないので説得力に欠けますが。笑


・春の装い

珍しくファッションの話です。
鳥を見に行く時は、さほどスタイル変えない主義だとこれまでもお伝えしていますが、観光地でもそうです。
余程足場が悪くなければスニーカーで行きますし、雨が降らなければジーンズで行きます。
NGではないですけど、春は虫も多いので里山のスカートスタイルは避けた方が良いです。あと、黒い服。
女性に向けて話してるわけじゃないですよ?
ジェンダーレス時代なんで、性別関係なく話してます。

あと、あれば安心な衣類は薄手のウィンドブレーカー。春は風が強いですし、多少は防寒なります。
服に花粉を付けないための対策としても便利です。

今春の目的をまだ決めていませんが、リベンジしたいことはあります。
・山吹とキビタキ ・りんごの花と野鳥

その前に、山菜と蕎麦ですね。
↑野鳥以外のこともtwitterでは呟いたりしています。noteと同じ@birderchansongです。

もうすぐ渡りそうなベニマシコのもぐもぐタイム


ではまた!

いただいたご支援は活動に活かします。良い双眼鏡を買えるように頑張って記事を書きます。