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#2 他人は怖い存在なのか

わたしが、「自己開示」「情報発信」に、踏み切れた理由は「匿名SNS」からと、前記事でお伝えしました。

匿名からリアルでの「情報発信」は、やはりハードルが高い、そこをクリアできた理由は多くありますが、「人の優しさ」に触れる機会を、得たことも理由の1つです。

そんな「人の優しさ」なんか、簡単に得られないよ。そう思う方もいらっしゃいますよね。人を拒絶していた以前のわたしも、そう思っていたので、その気持ちは、よくわかります。

ポイントは「人の悪い面」ばかりに、意識を「集中」させないことです。

なぜ、そこが「ポイント」なのか、ここで少し「自己開示」を、させていただきます。

定年後に「東京」から移住した父が、胃ガンを患い他界し「福島」に、母が1人残されました。もともと母は、「双極性障害I型」で、精神的にも不安定でした。

父を失った寂しさと、父が定年後に、夢見て移住した縁もゆかりもない「福島」で、車の運転もできず通院や生活も困難になり、トラブルを、おこすことが多くなります。

そんな状況を、放置するわけにもいかず、わたしは毎週「東京」から「福島」に、通うようになりました。

人を拒絶していた、わたしが遠隔地ゆえ、こまめに地域の方は、もちろん「ケアマネさん・看護師さん・お巡りさん」など、さまざまな方と、いやがおうでも「人」と交流しなければ、ならなくなったのです。

毎週のように、東京から来て、うなだれているわたしを、不憫に思ったのかもしれませんが、「福島」のみなさんは、本当に親切でした。

「接客業」が長いわたしは「クレーム対応」も多く、いつしか「人の悪い面」ばかりに、目が行きやすくなり、過去のさまざまな「トラウマ」もあり、「人」は怖いもの、そういう「感情」が強かったのです。

「病院の方・施設の方」、母が暴れて保護された時の「お巡りさん」も「仕事の域」を、超えた対応をしてくださいました。

ほぼ強制的に発生した「人との交流」でしたが、思いもよらぬ「人の優しさ」に触れ、意外と、人って優しいなと「人の良い面に」意識がむくようになります。

「人」への「恐怖心」も薄れ「自己開示」もリアルできるようになり「顔出し情報発信のフェイスブック」なども、抵抗がなくなりました。

「人の悪い面」に意識を向けず、「良い面」に意識を向けると、良い人と出会う確率もあがります。

そこで出会った人に「自己開示」をし、受け入れてもらい、「人の優しさ」を得ることで、「情報発信」への抵抗は、減っていきますよ。

情報発信への第一歩【NO.003】こちらから


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