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#12 不規則勤務「家族の生活サイクル」と共存できるのか

「不規則勤務」「家族との生活サイクル」の違いも「悩み」の一つではないでしょうか。

JKK住環境研究所が「築15年以内の持ち家に2人以上の家族で居住、かつ25~79才の住居所有者またはその配偶者」「時差家族の住まいと暮らしの満足調査」を行ったそうです。

JKK住環境研究所 ホームページ
https://www.jkk-info.jp/

「家族に夜勤者がいる家庭」で、家族間での「生活時間に対する時差」の負担感が大きいと感じている家庭が「53%」もあったそうです。

私は、子供がいないので、子育て中の方に比べれば、悩みは少ない方ですが、妻と私の「時間の捉え方」には、大きな開きがありました。

私---明日は、早朝出勤なんだからもう寝てくれ~
妻---まだ20時でしょ!私にはわたしの時間があるの!

一例ですが、妻とは「時間の捉え方」から言い争いが、度々勃発していました。

ネットで検索すると、「不規則な夫」のいる妻や、主に「主婦の女性看護師」さんの「夜勤」と家族との「時間の捉え方」の悩みや愚痴が多く出てきます。

これから「夜勤」なので、日中は寝ていたいのに、妻の「家事の音」が気に障る。

一方で妻は、家のことをしているのに、何で「文句」を言われるのかと訝る。

お互いの「生活時間」のズレからくる負担は、どう「解消」していけば良いのでしょうか。

「不規則勤務」の家族がいる方で、これから「住宅購入・建て直し」する方は、「家族導線」を、熟考し考慮することで物理的に「解消」できます。

一方で、「賃貸住宅・建て替えはしない状況」では、「家族導線」を変える訳にもいかないですし、「家族の行動」を変えるのは不可能に近いです。

「自分率」とは、自分でコントロールできる割合、という意味。

自分率を増やすことができれば、「他人の悩み」「他人と深く関係した悩み」であったとしても、あなたの努力、行動しだいで、解消できる点は、必ずあるのです。

樺沢紫苑著『言語化の魔力』より引用

「他人」「過去」は、変えられないといいます。家族を「他人」とは思いたくないのですが、家族とはいえ、「考え方・価値観」は違うので、自分自身の「考え方・行動」を変えるしかなさそうです。

一例---

普段の生活で、家のことを任せっきりなら、休みの日は少しでも手伝う。
子どものいる家庭なら、面倒を見て妻の時間をつくる。

私は、「家事」は苦手ですが、「出来る範囲」の家事をすることで、摩擦は少なくなりました。

ここに『看護師のための睡眠実践法』と言う本があります。

夜勤の日も、家族の食事の準備のため「朝6時」に起床し、「看護師」さんから「家族の生活準備に合わせ られる、上手な仮眠法を教えて」と言う質問が掲載されていました。

※注)回答の項目のみ引用

・起床から6時間後に目を閉じるだけでOK
・明るい場所で仮眠する
・仮眠は夜眠るのとは違う場所で

日本医療企画『看護師のための睡眠実践法』より回答の項目のみ引用

「睡眠」「仮眠」なども、「自分でコントロール」して行くことが、「家族との生活スタイル」と共存するのには必須のようです。


「自分・家族・社会」のために、昼夜問わず「不規則時間」に、一生懸命働いているのに、「誤解・すれ違い」が起きては悲し過ぎます。

出来る時に「少しの思いやり・自分コントロール」をすることで、お互いの「考え方・行動」を、摺り寄せていくことが「解消」への道しるべになりそうですね。

#13「不規則時間術」はこちらから

今回のおすすめ本


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