見出し画像

まてぃだ せつこ著『特別支援学校の先生が教える 発達障害&グレーゾーンの子どもの才能を伸ばす育て方』

🍀著者主催の「感想キャンペーン」応募記事です

🍀以下「応募記事」です

まてぃだ せつこ著『特別支援学校の先生が教える 発達障害&グレーゾーンの子どもの才能を伸ばす育て方』を、読みました。

わたしは、若いころから「路線バス運転士」をしていましたが、その中で多くの子供たちや、親子連れと、接してきました。

車内で突然「癇癪」を起こす、お子さんもいましたが、なすがままで「なんで親は怒らないのだろう」、一方で怒鳴り散らす親御さんも「そこまで怒鳴らなくても」と思いながらも、「ポーカーフェイス」を装います。

1人で乗車中に「パニック」になってしまう子や、聞くに堪えない「暴言」を吐き続けている子もおり、対応に困惑し、口調が強くなってしまうことも多々ありました。

「なんで注意しないんだ」と他のお客様の「苦言」の、矛先は、運転士に、来ることもありましたが、私もふくめ、このお客様も、「発達障害」のことを知らない「理解」がないゆえの「反応」だったようです。

そんな状況でも、優しく声を掛けている「乗客」もおり、この人は「なんで怒らないのだろうか」と感じていましたが、同じ苦労や「理解」をしている方だったのかもしれませんね。

わたしには、子供がおらず、他の運転士より、なおさら「理解」が、なかったのかもしれませんが、もし「発達障害」の子への「理解」があれば、優しい気持ちで、親御さんや本人に、接することが、できたかもしれません。

パニックや、やってはいけない「行動」をしているときには、当書の「言い換え変換リスト」「参考」にすれば、もっと優しく、接することが出来たのかと、反省しています。

当書を読む中で、交通事業者に対しての「マニュアル」があるのかを、調べたところ「国土交通省」「知的・発達障害者等に対する公共交通機関の利用体験マニュアル」を、作成していることをしりました。

当書の中で、「発達障害をまわりに理解してほしい・・」という項目で「長期的に伝えていってそれでやっとわかってくれるかな?くらいの気持ちで」と書かれています。

わたしも、もしかしたら、「マニュアル」で研修を、受けていたのかもしれません。わたしのように「理解」をしようとしてない人や、関心の薄い方が多いのが、現状かもしれないので、長期的視点が、大切なのかもしれませんね。

本来なら、まず手に取らない「分野の本」ですが、ご縁あって、読む機会に恵まれ、「発達障害」を持つ方の「悩み」「理解」でき、とても良かったと感じています。

当書で「理解」する人が、1人でも増えれば、「生きやすい」世の中になっていくでしょうし、そうなってほしいと願っています。

🍀「素敵で賞」受賞しました!

「素敵で賞」を、受賞しました!
せっちゃんイラスト入りメッセージカード(直筆)楽しみです。



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?