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#11 2つの要求vs2つの方法「不安・悩み」減少効果の比較

「悩み・不安」に直面したとき、どのような「方法」を取りますか。

若いころの私は「食べる・物を買う」ことで解決しようとし、この「2つの要求」を満たすことで「悩み・不安」を解消というよりは逃げていました。

しかし、この方法は一時的には「悩み・不安」を忘れさせますが、別の悩みが後から押し寄せることに気付きます。

ズボンがきつくなったり、部屋が物で溢れたり。新たな「悩み・不安」が出てきて、終わりのない「ループ」にはまりました。

とある「本」を通じ、その「ループ」を断ち切る「方法」に出会います。

その方法とは-----

「悩み・不安」を「日記」に書くことです

自分を「食べる・買う依存症」と認識し、「日記」を書くことで、もう1人の自分を見ている感覚(客観的)が生まれ、「食べる・物を買う」行為が減少していきました。

日記の癒し効果。精神医学の心理療法の1つ「日記療法」が、それを証明します。

日記療法は、不安障害、うつ病やアルコール依存症、薬物依存症の治療によく用いられるものです。
~(中略)~
自分の行動や気持ちを書き綴ることで、自分自身をみつめます。

樺沢紫苑著『人生うまくいく感情リセット術』より引用

とは言え、疲れ切って帰宅し「日記」を書くことは、正直なところしんどい。やがて「日記」をさぼり「食べる・買う依存症」に戻っていきました。

そこで「本」から新たな知識を得て、私が継続できた「日記」よりも簡単な「2つの方法」を、お伝えいたします。

「日記を書こう」とおすすめしても、書けない人、続けられない人がほとんどです。
~(中略)~
そこで私がおすすめするのは、3分でできる「3行ポジティブ日記」です。
1日の最後、寝る前に「今日あったことを3つ書く」というワークです。

樺沢紫苑著『人生うまくいく感情リセット術』より引用

この「方法」は効果抜群でした。楽しいことを「3行」でよいので気軽に書ける上に、夜寝る前に「楽しいこと」を書きたいので、楽しくない行為である「食欲・物欲」の抑制力が生まれました。

もう1つの方法が、起床後「スマホ」を見ずに、自分の思いを「ノート」に偽りなく書く「モーニング・ページ」です。

海外の翻訳本の『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』に書かれていた「モーニング・ページ」は、リタイア後の方々に向けたものですが、この「方法」は現役の方にも非常に効果的です。

冴えた朝の頭で、浮かんだことを、ひたすら書いていくことで、とことん「自分」と向き合うことが出来ます。

この「モーニング・ページ」を実践する時に、「人にはみせない」など、条件もあるので、一読するか「YouTube要約チャンネル」等で「趣旨」を理解してから、実践することをおすすめします。

「書く」言語化を通して、自分自身と向き合う
それが文章になることによって、自分の状況を、さらに客観的に見ることができるようになる。

樺沢紫苑著『言語化の魔力』より引用

この「2つの方法」どちらを実践しても、30~40分です。この時間で「悩み・不安」が減るのならばタイムパフォーマンス(時間帯効果)は大きいのではないでしょうか。

とは言え、義務感になると。継続できないので「出来る範囲」完璧を求めずに実践していますが、この「2つの行動」を、数日さぼると、いつも「体重」が増えています(笑)

#12「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」

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