見出し画像

樺沢紫苑著『マンガでわかる神・時間術』

🍀著者主催の「感想キャンペーン」応募記事です

初めて「最優秀賞」受賞しました!
食事会に、招待いただき感激しました!

🍀以下「応募記事」です

私の仕事は「バス運転士」でした。毎日決められたことを、ただ繰り返し「公休日」はダラダラと「好き」なことをする。

激務で「自由時間」は少ないとは言え、このまま「定年」まで、なにも「変化」もなく過ごしていくと、信じて疑いませんでした。

そんな「何げない時間」が過ぎていた時に、定年後に、東京から福島に移住した父が亡くなり、母が1人取り残された時から、おおきな「変化」が訪れます。

普段は「明るくおおらかな母」は、近所の方との交流もあり、何を聞いても「大丈夫!」私は、すっかり「安心」しきっていました。

父がなくなり3年後に、職場に「警察」から電話が入ります。「母が暴れている、すぐに来てください」なんのことか全く理解できずに、職場を早退し、特急に飛び乗り「警察署」に向かうと、そこには「別人」の母がいました。

知りませんでした。あの「明るくおおらかな母」は、重度の「双極性障害1型」「薬」で、平常を維持していたのです。

息子に心配をかけさせまいと、今まで「何一つ」私に話さなかった父と母、父が亡くなり、ふさぎ込んで3年の月日のなかで、近所とも疎遠になり、車を運転できない母は、通院もしなくなり、薬もきれたすえの「出来事」でした。

そこから私の怒涛の、帰省レベルの実家通いが、毎週はじまります。特急でも片道3時間、1日休みの日は「日帰り」など、激務なこともあり、どんどん「自分の時間」は、なくなっていきます。

ケアマネージャーさんも、定期的に見回りにきていただく手配をし、薬も飲んでいましたが、1人生活することは、限界値に達していました。もちろん私自身も。

とは言え、狭小の東京の我が家に、引き取ることも出来ず、精神的な病の母を受け入れてくれる「介護施設」はなかなか見つからず、更に各種手続きや、精神科通院付き添いに、実家売却、挙句に薬を飲まず暴れて近所への謝罪、次々に「やるべき」ことが蓄積されていきます。

ある夜もう自分が、壊れそうになり何もかも忘れたく、ただただ目的もなく「ユーチューブ」を見て、気を紛らわしていたときに、おすすめにでてきたのが、当書の著者の「樺沢紫苑先生の動画」でした。

そんな生活から数年たち、母を受け入れてくれる施設もみつかり、実家売却もすみ「平穏な生活」が戻ってきました。平常心に戻った私は、ふと樺沢紫苑先生を思い出し、興味がわき「アウトプット大全」を手に取ります。

衝撃的な内容でした「実践」したいと、心底感じました。とにかく、楽しかった。発信すること、いろいろな人と交流すること、いままで「受動的娯楽」ばかりして「コミュニケーション下手」から、人との「交流」を避けてきた私には、なにもかも「新鮮」で、瞬く間に時間が、過ぎていきました。

あれも発信したい、あの交流会やセミナーにでてみたい「あれもこれも」と手を出していくうちに、時間が足りないと、感じるようになります。

ご存知のように「バス運転士」の勤務は、不規則で「拘束時間」も長い、「受動的娯楽」で生活していたころは、なにも気にしていなかった「時間」が、ものすごく気になってきました。

そんな「時間の悩み」がMAXに、達そうとした時に、出会ったのが、すでに発売されていた「神・時間術」でした。これで「解消」できる。しかも、あの樺沢紫苑先生の「本」だと浮き上がった気持ちは「今」でもハッキリ覚えています。

ところが読んでいくうちに、朝早いバス担当の時は、早朝出勤で「朝の集中時間」は、そもそもないし、夜遅いバス担当なら、2時間前の「リラックス時間」をとっていたら朝だよ!など、あきらめの気持ちも強くなります。

それでも、あきらめきれない。やれるべきことはあるのでは、まず「できること」は、全てやってみることにしました。

バスの運転士は、1日原則で「13時間」拘束が認められており、朝夕ラッシュの合間に、4時間や5時間の休憩がある勤務も、多くあります。

仮眠室で全て「昼寝」していた時間を「適切な仮眠時間」と言われる「30分」にし、残りの時間を「雑談」「健康維持」に、あてることにしました。

すると「雑談」「コミュニケーション」も改善傾向になり、さらに勤務中は、ほぼ座りっぱなしなので、公園を一回りすることで、帰宅後良好な「睡眠」がとれ、少ない自由時間も「パフォーマンス」がアップしはじめます。

さらに「受動的娯楽」ばかりを行い、疲れをとるだけの、早番後を、ジムに行く「運動リセット術」に、遅番前は「制限時間術」「2分ルール・5秒決断」などを「できる範囲」で実践することで、仕事も、やりたいことをやりながらも、交流会やセミナーに参加する「余裕」もでてきました。

そんな「充実した時間」を、すごしていた時、さらにあれもこれもやりたいと考え、頭は、そのことで一杯になりはじめます。

そんなことを考えながら、お客様を乗せバスを、漫然と運転をしていたときに、大きな事故をおこしそうになりました。

バスの事故は自分だけではなく、多くの人を巻き込みます。こんな気持ちで続けていくのは、と感じ気持ちをリセットすべく「休職」しました。

会社や同僚に迷惑が掛かることや、世間体など多くのことに、気がひけながらも、正直、悲観的な気持ちは全くありませんでした。これで「時間」が手に入る。なんでもできると「希望」すら、抱いていました。

休職が認められ、一転して「潤沢な時間」が手に入ります。ところが不思議となにも出来ないのです。締め切りがない、無限に寝られる。

ブログやメールを書く時間、人と会うこともセミナーに参加することも、何もかもが「思いのまま」あれだけ、欲しかった「自由時間」が、1か月2か月と、なにも出来ずにすぎていきます。

あれだけ「長時間拘束」され、自由時間もなかったころよりも「行動が鈍化」していきました。

とてつもない「自己嫌悪」に陥り、ふと本棚に目をむけると「神・時間術」が、今ならこの「本」の内容をなんの「制約」もなく全て実践できる。

再度「神・時間術」を手にとり、一つずつ「実践」しなおし、時間の「有効活用」が、再び出来はじめてきました。

そこに今回の「神・時間術マンガ版」が発売されました。少し疲れて読書や、やる気が出ない時は、この「神・時間術マンガ版」を手にとり、ソファーに横になりながら、気楽にボーッとしながら読んでいます。

そうすると、次第に時間が、愛おしくなり「行動」をはじめています。一度「行動」を始めてしまうと「スイッチ」が入るといわれますが、本当に入るから不思議なものです。

長時間勤務で時間がなくても、休職で潤沢な時間があっても、当書の「おわりに」樺沢紫苑先生が、書かれているように「できることから1つずつ」生活に取り入れることの大切さを、両極端な生活で実感しました。

私は、このさき「どんな人生」になるか、「未知数」になりましたが「どのような人生」でも、「時間術」「楽しく充実した人生」になると確信しています。

🍀「最優秀賞」受賞しました!

今回の記事を、「感想キャンペーン」に応募し、「最優秀賞」を、頂くことができました。

食事会では、著者と、お二方の受賞者と、楽しく美味しい時間を、過ごさせていただきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?