ミケランジェロのダビデ像についての話

※今回は性的な話が含まれるため苦手な方はお気を付けください。

私のよく見るYoutubeのチャンネルにGreat Art Explainedというチャンネルがある。その名の通り芸術の解説動画を上げているチャンネルであり、あまり絵画や彫刻とかけ離れた生活を過ごしていた私にとって、勉強になったり、見に行きたいと刺激を与えてくれるチャンネルである。その動画の中でミケランジェロのダビデ像の解説動画があったのだが、この動画によって、私は今まで全く気付かなかった事実に気づかされたのである。ダビデ像は美術の教科書に必ず載っているし、全裸であるから私の様な美術に興味のなかった小中高校生にとっても、よく目にしていた話である。それなのにこんなことに気づかなかったとはと私の頭の悪さに辟易したのである。

それは、ダビデ像が包〇であるということである。

ここで踵を返して、この記事から出て行っていただいても構わないが、どうか話を最後まで聞いてほしい。このことは皆さんが思っているよりも違和感を覚えることなのである。

それにはまず、ダビデとはどういう人物かについて話していこう。ダビデは旧約聖書に出てくるイスラエルに住む人物であり、石を投げて巨人ゴリアテを倒したという伝説で有名である。ダビデ像を見ると左手に布を持ち、右手で布の間に石を入れて握っていることから、ゴリアテに石を投げつけようとしているシーンであることが分かる。

さて、ここまで読んでいてもまだ分からない人もいるであろうから、本題に切り込もう。旧約聖書のイスラエルの人物ということは、ダビデはユダヤ教の人物である。そして、ユダヤ教ということは、割礼の儀式を受けている筈である。割礼というのは耳なじみのない方もいるだろうが、簡潔に言えば、赤ちゃんの頃に陰部の包〇を切るという儀式のことだ。初めて聞いた方はこの行為に衝撃を受けるだろうが、年齢の差異はあれどユダヤ教に限らず広く行われるものである。これで、私が言っている意味がお判りいただけただろうか。ダビデが包〇のはずがないのである。

新たな知見は細部に宿るのか。ここから先の話は動画の続きにお任せしよう。※もちろんこれだけでなく彫刻の彫り方やミケランジェロの説明など盛りだくさんの動画です。


最後まで御覧いただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?