以前、 #slowlight というハッシュタグをつけて、モノクロの写真をTwitterに投稿している旨のことを書きましたが、 #thislight というハッシュタグで、カラーの写真も載せています。
……最近、どちらも忘れがちなんですが。

　南国特有の強い日差し。真冬でも激しく感じる。厚めの強いレースのカーテンを使っていても、差し込んでくる光。仕方なくカーテンを閉めることもある。
　色鮮やかな写真や絵画も苦手で、モノクロや色のトーンの低いものが好きです。ぬくもりのある色味や暖色が好きになれない。硬質なモノクロか、寒色の写真がいい。冷たい気配、冷たい冬の風景を感じるものがいい。
　以前、寒色、冷たい色を追求し過ぎて、僕の写真は「ビリーブルー」と評された。そこには、「憂鬱そうなビリー」という意味合いもあったけれど、とにかく、青みの強い、真夏でも冬の空のような色彩だった。いまは色すらいらないと思うことがある。

　とかく、この世界は色が多すぎる。外見が、あるいはそこにある色が過多になって、目がいつも疲れてしまう。目もそうだし、それを受信する神経が摩耗する、気がする。

　高知県はあたたかい。一年半前まで暮らしていた兵庫県南西部も温暖な地域だったけれど、そこよりはるかにあたたかい。気温も少し高いし、なにより、この日差し。12月でも、運転していると車内が暑くなる。冷え込んでも朝夕だけ。日中はたっぷりの日差しであたたかく感じる。

　Twitterといえば、ここのところ、なにやら話題が多いみたいですね。一部が有料になるとか、tweetが4000字に増えるとか。僕はまあ、正直、どっちでもいいかなと思っています。有料になればやめるし(そこまでするようなことでもないと思っているので)、4000字になるなら、書き込めるスペースがあっていいかもしれないとも思う。備忘録、メモ的な使い方をしても良さそうだから。
　一応やっている、というくらいで、僕はあまりSNSに関心を持っていないんです。なにしろ情報過多になるし、賑々しい広告も多くて、部分的にしか見ていない。YouTubeもあんまり見ない。見たいチャンネルもあるのだけれど、iPh○neのCMの、あの、騒々しさに辟易とするので(iPhoneとiPadのユーザーなんですが)、最近は好きな映画のサウンドトラックをBGMにしています。「流浪の月」のサントラ。沈痛で、緊張感のある、音楽というよりは音塊。サウンドそのもの。

　テレビはほとんどつけない。ネットニュースも見ない。SNSには関心が低い。YouTubeはわずらわしい。世の中のこともあまり知らない。静かなサウンドトラックを聴いて、植物のお世話。なんだか、世捨て人になった気がします(笑)。

　いま。note用に、SFとサイキックと伝奇、オカルトあたりを組み合わせた、ある物語を考えているんです。間に合うかな。できればいいな。そんなことを思う水曜。
　ずいぶん冷えています。みなさんも暖かくしてくださいませ。では、また、明日。

photograph and words by billy.