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人生で初めてWindowsPCを買った話

まさか年明けにこんなものを買うことになろうとは。

実は直近でWindowsデスクトップPCを買った。
ほとんど買う予定はなかったのにうっかり買ってしまったので、今回はこれを買ったわけを書いていく。

まず、大前提として私は長いことMacbook派だ。
これはひよこが卵の殻を破って最初に見たものを親と思うのと同じで、実家にあった一番最初に見たパソコンがMacbookだったからだ。
それからWindowsを触るのは学校の授業だけで他プライベートは全部Macだった。当然iPodも買ったしiPhoneも買った。
PC周りをapple製品で固めることに何の疑問も持たずに社会人になり、
さあ!いよいよスペックに妥協のないMacbookを買おうじゃないの!と思ってMacbook Proの値段を見た。

なるほどね。

高い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いや高いわけあるか。iPhoneと比べれば安いってか元から高いのがここ数年の状況でなんか余計に高くなってる気がするだけで値段だってこの後落ちつくって、ねえ?
と、ここでふと同じくらいのスペックのWindowsPCの値段を見てみるとMacBookに比べればまあ安いんだこれが。思わず涙がでた。

…という状況で自分のMacbook Airが死にそうになり、原稿しているとしっかり発熱・ファン唸りまくりになってしまった。それでもいや、発熱するのって原稿やる夏だけだし優先順位的に低いから大丈夫、本格的に壊れるまでに貯金すればいけるでしょ…と自分を律してここまで頑張ってきた。

そして最近。ぼんやり寄った某所のドスパラで。
ふっと立ち寄り、見上げたPCのスペックの良さにどうせいい値段するんでしょ…と半ば諦めながらも値段を見たところAMDではあるが欲しかったMacbookより10万くらい安い。

10万くらい安い!?!?!?!?!?

しかも今だけサービスでメモリを増やしてくれるらしい。32GBに。

32GBに!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!

まあ、まあ落ち着けよ…とうろたえた私を店員は見逃さなかった。
オタクはPC詳しくなさそうだよね、うちならちゃんと送った箱に戻して送りなおしてくれればあとは全部修理もメンテもやるし、そういうプランにすれば送料タダにしちゃうよ?そんでオタク若そうだしね、ちょっとだけ値段引いておくからねと。
怒涛のようにまくしたてられるのを話半分で聞きながら、私は32GBのMacbook Proの値段を思い出す。
そう、Macには32はないので18か36になるけどM3でメモリ18GBなら40万くらいで36GBなら55万くらい。よしんばAirのM2チップに落としても24GBで30万はいく。
だというのにほしいスペックを満たしてるWindowsPCがこの値段はどう見たっておかしい。まあAMDだしそんなもんか?でも最近Intelじゃなくて困ることってあったか?なかったような気がする。それで多分メモリ32にするのに2万はするはずなのにこの店員はそれをタダでやってくれるといっているわけだ……
Windowsだったら実は社会人になってから仕事でずっと触ってたし、キー配置やショートカットにあまりもう疑問も持たない。
だったら…それなら…

ぐるぐる目で私は「買います」と答えた。
そうして私の家についにWindowsPCがやってきた。

実は本体は言った通りに値引いてもらったものの、キーボードやマウス、Wi-Fi用の機器などを買っていたらまあまあかかってしまった。
あと大体のソフトのライセンスはWin&Macで確保していたから、移行でそんなに大変な思いをするわけじゃなかった。
必要なものをしっかり買い込み、この3連休についにお迎えした。
今回のnoteはさっそく新しいPCから書いている。

買ってみて思い出したけど、そういえばWin限って言われて唇を噛んだゲームがここまでの人生で山のようにあった。Win限だから使えなかったソフトも山のようにあった。全部「余計な散財をせずに済んだ」なんて言っていたけどそれらが全部できるようになるのだ。
なんならできないのに買った文鎮状態の箱もいくつかあった。ついに文鎮がゲームとして使えるようになるのか。
そう思えばいい買い物なんじゃないかと思っている。

ちなみにこれで全部Macbookをやめてしまうのも大変なので、一部を残して他のメインで使うものをWindowsに移行する。
これからはWin&Macの二刀流で楽しくやっていくつもりだ。

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