うつつを楽しむ。
「それは空想がリアルに近づいて来た合図なんだよ」と言った人がいる。
そうなんだろうか?って最近思える現象があった。
黒い面に白い描写。
また夢のようなものを見た。正確には夢というよりベッドに入って、これから寝るぞと瞼を閉じた瞬間だから、まだ起きている。近い説明だとプロジェクターに写されている映像を見るような、ただ画面が白じゃなくて黒、そして描かれるものが黒じゃなくて白。まあ、どちらでも支障はない。たぶん日常の様々な記憶から再構築されて上演されたワンシーンだろうと見当している。
だから夢ではない。
残像に近いような。
脳内の情報処理というか。
最初は上空から地図を眺めているアングルだった。次にタッチペンで建物の輪郭をデッサンしたように線や点が小刻みに動いてパラパラ漫画みたいな動きで左右前後全体を見渡すことが出来る。時間にして1〜2分くらい。もし、ピーターパンが実在して一緒に空を飛んだらこんな感じだと思う。今までに3回。昨夜は朝露に輝く赤い花。花も場所も実在するかは知らない。気を抜いてぼんやりとすると見えなくなるから、瞳を凝らして集中する。色も鮮明になったり消えたり、同時に「ちょっと待って」と自分に声をかける。此処で一旦冷静になって、これは寝る前で瞼を閉じていると再認識する。
そう、わたしはまだ起きている。
そういえば以前は夢で見た光景や人物がリアルに出現することがよくあった。いつからかそういう現象が起こらなくなった。
気になった事例はすぐにメモを取る。これは記録。
ひとりで頑張らないでと言われても、ひとりで頑張った方が楽な時がある。
素直にうなづいてしまう。
ワンオペ育児とか初期の自分の子育て時代を振り返ると、苦々しい感覚が蘇る。(ワンオペではなかったけど母親の方が子供に向き合う時間が長いから)
『不適切にもほどがある!』
阿部サダヲの出演するドラマは好き。この人を演者として初めて観たのは確か、、片思いだった女性が妊娠してしまい、自分が父親じゃないのに父親代わりになるというドラマだった。タイトルは忘れてしまった。唯一無二という言葉があるけど、真っ先に浮かぶ俳優でもある。演じることは、その個人の人間模様が浮き彫りにならなきゃ面白くない。確か樹木希林さんがそんなことを言っていたな。別に私生活なんて知らないのに、笑。でも知らなくてもいい、知らない方がミステリアスでいい。
「あんたが今して欲しいことが俺にできることだ。」
とても何故か心に響いた。
親として子供の成長を見守り続けようと思いました。とりあえず今は進学を応援し支える。
『おっさんずラブ』にハマる。
今更ながら…わたしにとってもリターン。
敢えて避けていた。
脳裏にある人が浮かぶ。
「そういう時代になったよ」と言ったら、「へ〜そうなんだ。でも最近のこの認めて欲しい、認めて当然って風潮は何なの?なんか気持ち悪いよ。そうじゃないんだよ、そうじゃないって思う、外じゃなくて内なんだ。分かるかなビスコ?」
と、返されそうで……。
でも、内は外に出さなきゃ理解も話し合いも出来ないものだと、つくづく思う。
記憶を遡って話し合い出来るのも面白いなと思えた。
個人的に眞島秀和さん演じる部長・武川政宗が一番好き。
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