『ベイビー・ブローカー』 赤ちゃんポストについて考えてみる
「ベイビー・ブローカー」を鑑賞しました。
是枝監督とソン・ガンホという、パルムドールコンビによる、味わい深い作品でした。
感想と、意識するとより映画が面白くなる見どころを、ネタバレ無しでお伝えします!
はじめに
ベイビー・ブローカーは2022年の作品です。
https://youtu.be/jqFD1DjZ3lc
テーマといい、雰囲気といい、今までに観たことのないような作品でした。
それでは、感想と見どころをお伝えしていきましょう!
感想
テーマは重いですが、平坦なストーリー進行によって、リアリティと親近感を生んでいたように思います。
「退屈なくらいに、こういった問題は世の中に溢れているのだろうか」と思わせる構成でした。
その点においては、万引き家族と近しい雰囲気がありました。
「あなたの隣に潜んでいるかもしれない系」です。
ベイビーボックス
今作では、「ベイビーボックス」に赤んぼうが入れられるシーンから始まります。
日本でいう「赤ちゃんポスト」ですね。
日本では「赤ちゃんポスト」は熊本の一か所のみ。
2007年の設置以来延べ受け入れ人数は161人です。
韓国ではおそらく二か所。
同じく2007年の設置以来、延べ2102人の赤ちゃんを受け入れています。
日本に比べるとかなり多いですね…。その背景には、
など、事情はかなり複雑です。
「子どもの遺棄を助長している」とみるか、
「子どもの命を救っている」とみるか。
これは各々しっかりと考えていただきたいところです。
なぜ韓国で映画を作った?
是枝監督が、なぜ日本ではなく韓国で映画を作ったのか。
3つの理由をブログで解説いたします!
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「ベイビー・ブローカー」をより深く味わうためのポイントを解説しました。ちなみに、女性刑事コンビも実に新鮮。物語を斬新かつライトで今風にしたてる、いいエッセンスとなっています。
ブログは、毎日更新しています♬
ブックマークして、またご覧いただけると嬉しいです。励みになります。
SNSにフォローしていただければ、更新がすぐわかります!ぜひフォロー・拡散よろしくお願いします。
Twitterはこちら
https://twitter.com/tennoji_yudai
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/tennoji_yudai/
Facebookはこちら
https://www.facebook.com/TennojiYudai
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?