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「すき」のはじまり

お酒とアメコミがすきな なると です。はじめまして。
周りが言うに、お酒飲んでる時とアメコミの話をしている時の表情が、とても幸せそうなんですって。「すき」がにじみ出ますね(笑)

さて、こないだ「なんでそんなにアメコミすきなの?」って話を同僚にされたんですけど…はて?
最初は一体なんだったかなぁなんてちょっと思ったわけです。

小さい頃からアニメがすきだった私。
SFとかファンタジー系の映画も、中学くらいからちょこちょこ見てたんですが、がっつりアメコミにハマったのは、2002年のスパイダーマンの映画。

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スパイダーマン(2002年)
https://www.sonypictures.jp/he/72680

教室の隅でいじめられっこにビクビクしてる感じの、ちょっと冴えないギークな主人公がヒーローになる話。
いじめられっこが強いヒーローになるの、かっこいいですよね。
でも、スパイダーマンをすきになった理由って実はそういうんじゃなかったりします。

日本のヒーローってたとえば特撮とか、魔法少女とか。だいたい変身して強くなって、はい解決。ってイメージが当時の自分にはあって。(そうじゃないのも、もちろんあると思いますけど)
でもスパイディ(スパイダーマンの愛称)は、最初強くもかっこよくもないんですよね(笑)
自分でパーカーとかを使ってヒーロースーツを作るし、変身できないから、物陰に隠れて急いで着替えてたりする。
うまく能力が使えなくて屋上から落っこちたり、壁にぶつかったりもする。
ちゃんとしたヒーロースーツを手に入れてからも、スーツが破けたら自分で裁縫してたりするし、お金がないからアパートから追い出されそうになったりもする。(ヒーロースーツも映画の小説版だと、たしか人にもらってたりするし)

スゴーク現実的というか。
自分のことを優先しないからプライベートがどんどんだめになって「なんでヒーローやってるんだろう」とか思いながら、人を助けることをやめることができない。
そんな人間的な彼にとっても惹かれて、アメコミってもしろいなぁって思ったんですよね。

かっこよくてチート的な強さを持つキャラクターって憧れるけど、自分とはかけ離れたものだなって思いがちで、そこに自分と同じように悩む姿とか、うまくいかない部分が垣間見えると、急激に距離が縮まった気持ちになる。
ヒーローも困ったり悩んだりするんだって思うし、もしかしたら自分もそんなヒーローになれるかも、とちょっと思えちゃったりする。
そんな、がんばれそうな勇気をもらえるアメコミが、とてもすきだなって思ったのでした。

ということで、サム・ライミ監督のスパイダーマン、おすすめです。
よかったら見てみてね!(個人的には2が一番すきです)

▼スパイダーマン(2002年)
https://www.sonypictures.jp/he/72680

▼スパイダーマン2(2004年)
https://www.sonypictures.jp/he/747626

▼スパイダーマン3(2007年)
https://www.sonypictures.jp/he/775794

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