広報・マーケのネタ帳

企業の広報・マーケティング、知っていたらもっとうまくいったはず、そんなチップスをどんど…

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企業の広報・マーケティング、知っていたらもっとうまくいったはず、そんなチップスをどんどんアップしていきます!

最近の記事

「社内インターン」が切り拓くコンテンツ革命

企業におけるコンテンツマーケティングが浸透するにともない、コンテンツを「内製化」する動きも見られるようになってきました。内製化は、制作会社などの外部リソースに頼るのではなく、自社内に取材やライティング、編集の機能を備えることです。 コンテンツマーケティング内製化のメリット コンテンツマーケティングの内製化は、外注費がかからない、社員は自社のビジネスが提供できる価値とターゲットの理解が深く、ユーザーに刺さる的確なコンテンツ発信ができるなど、メリットは少なくありません。 し

    • 数字だけでなくストーリーも伝えるIR部門のコンテンツ活用戦略

      広報・マーケティングに関わるチームが主に商品・サービスの購入者に向けて情報発信を行ってきたのと同様、IR(投資家向けの広報活動)も、企業にとってとても重要な情報発信活動になります。これまでIRの主な活動は投資家向けのリアルイベント開催や個別の機関投資家に向けた説明会が中心でしたが、WEBを活用した情報発信にはまだ積極的とは言えません。このデジタル戦略を高めることで、IRが次のステージにシフトすると言われています。 IRとファンマーケティング 従来IRのWEB活用と言えば、

      • 総務が発信するコンテンツ活用の可能性

        総務担当者は、日ごろから社員とよくコミュニケーションを取っていますので、組織全体の情報をよく理解している部署と言えます。今回は、コンテンツ発信を社内コミュニケーション改善にも活用できるという視点でアイデアを共有します。 トレーニングと教育のサポート 総務の重要な役割の1つに、新入社員のオンボーディングやスキルアップのプロセスをサポートするというものがあります。そこで社内に向けて発信するコンテンツの活用法として、社員向けに提供されているトレーニングプログラムに関する情報(ア

        • 広告とマーケティングの違い

          広告とマーケティングは、どちらも事業戦略上欠かせない重要な要素ですが、両者は異なる目的とアプローチを持っています。広告は、製品やサービスを宣伝し、顧客の注意を引くために使用されます。一方、マーケティングは、製品やサービスの顧客となり得るターゲットを集客し、販売まで寄り添うすべての活動を指します。広告は広告主が伝えたことを伝えるものですが、マーケティングは顧客のニーズや要求に応えるものです。 目的の違い 広告とマーケティングには目的の違いもあります。広告は、製品やサービスを

        「社内インターン」が切り拓くコンテンツ革命

          企業が定期的なコンテンツ発信を行うために

          企業コンテンツマーケティングの成果は、すぐには表れません。刻々と変わる情勢やトレンドに合わせて、そこで生かせる自社の強みや特徴を変化に即して表現し、顧客となり得るターゲットオーディエンスに語り掛けて信頼関係を築き、ブランドの知名度を高めるには、時間が必要だからです。 ブランドの信頼感を高める 定期的なコンテンツ発信は、ブランドの信頼感を高め、ターゲットオーディエンス=顧客または潜在顧客との距離を縮めてロイヤルティ醸成へと導きます。ニュースで取り上げられているような情勢の変

          企業が定期的なコンテンツ発信を行うために

          コンテンツマーケティング「認知」から「興味・関心」への道のり

          企業がコンテンツマーケティングで成果を上げるためには、顧客の意識を「認知から興味・関心へ」引き上げる必要があります。しかし、これはそんなに簡単なことではありません。どのようにしたらスムーズに認知から興味・関心へ導くことができるのでしょうか。いわば、「コンテンツマーケティングの0→1」の瞬間について考えてみましょう。 「認知」の段階でのアプローチ 企業が「認知」段階で成功するためには、まずターゲットオーディエンスを正確に理解し設定することが重要です。その上で、適切なSEO戦

          コンテンツマーケティング「認知」から「興味・関心」への道のり

          採用力強化のためのコンテンツ戦略

          企業が競争力を維持し成長するためには、優れた人材の確保が欠かせませんが、人材の確保は年を追うごとに困難になっています。例年通りの採用施策だけにとどまらず、採用にもコンテンツマーケティングを取り入れてはどうでしょうか。効果的な採用コンテンツ発信のポイントを探っていきましょう。 採用コンテンツの目的とターゲット 自社の製品やサービスに関するコンテンツ発信同様、採用コンテンツにおいても、自社が求める人材像を明確にイメージすることが欠かせません。そのペルソナに向けてクリアな呼びか

          採用力強化のためのコンテンツ戦略

          コンテンツマーケティングと専門用語

          専門用語の壁 B2Bビジネスは専門性が高く、プロフェッショナルな用語が日常的に使われる傾向があります。しかし、これらの用語は読者、中でも入門者には大きなハードルとなり、新規顧客がユーザーとして成長するのを妨げる可能性があります。しかし、業界としては広く知られた専門用語が使われていないと、業界のプロフェッショナルとしての力量が疑われかねません。ではどうしたらよいのでしょうか。 ターゲットオーディエンスの設定 難解な専門用語を多用するのか平易な言葉に置き換えるのか? この

          コンテンツマーケティングと専門用語

          コンテンツマーケティングの制作サイクル

          企業が効果的なコンテンツマーケティングを持続的に運用するためには、特定の担当者に負荷が集中しない体制づくりが欠かせませんが、そのチーム(最初は1人または2人ということも珍しくないと思いますが)をリードするのがコンテンツマーケティング担当者です。彼らを軸に運用の実際を考えてみましょう。 コンテンツ制作のサイクル 自社のブランド周知や製品・サービスの新規コンバージョン獲得など、長期(1年先など)の目標をあらかじめ立案し、それに基づいて、四半期→月間→週間で目標に向けての行動を

          コンテンツマーケティングの制作サイクル

          コンテンツマーケティングを始めよう!

          インターネット時代の今、コンテンツマーケティングは、企業が顧客との関係を築き、ブランドの認知度を高めるのに欠かせない顧客獲得の手法です。特にB2B企業においては、顧客獲得のデジタル化が進んでいない業界も多く、いち早くインターネットを活用したデジタルマーケティング、中でもコンテンツによるマーケティングに取り組む必要があります。そのきっかけをつかみましょう! コンテンツマーケティングの要素 ①ターゲットオーディエンス設定 まず、ターゲットオーディエンスが誰であるかを理解するこ

          コンテンツマーケティングを始めよう!

          ホワイトペーパーってどういうもの?

          ホワイトペーパーの概要 ホワイトペーパーは、専門的な情報や解決策に焦点を当てた文書であり、しばしば業界や特定の課題に関する洞察を提供します。これは、B2B企業にとって特に重要であり、顧客の問題を解決するための価値ある情報を提供することで信頼を構築し、リードを獲得するのに役立ちます。また、一定の頻度でホワイトペーパーを発信することで、自社が業界において確かな見識と実績を持つ存在であることを示すブランディング活動にもなります。 ホワイトペーパーは、新しい技術、製品、またはサ

          ホワイトペーパーってどういうもの?

          イケてるコンテンツマーケティングに欠かせない事例記事のポイント

          企業がコンテンツマーケティングで成果を上げるためには、クライアントや顧客の事例がとても有効です。事例記事は、企業が提供するサービスや製品の実際の価値を証明してくれるため、とても信ぴょう性が高く、いずれ顧客になってくれそうなターゲットオーディエンスに対する信頼を築くのに大いに役立ちます。そのポイントを見ていきましょう。 事例記事の要素 ①リアリティと信頼性の確保 顧客の実際の体験や成功事例を詳細に示すことは、読者にリアルな情報を提供します。事例記事を読むことを通じて自らの課

          イケてるコンテンツマーケティングに欠かせない事例記事のポイント

          オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアの違い

          オンラインで情報が行き交う現代において、デジタルメディアを活用しないビジネスはもはや成立しません。ただ、メディアにもいろいろな種類があり、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」などという言葉を耳にします。これらはどういうものなのでしょうか。そして、私たちがコンテンツマーケティングに取り組む上では、どういったメディアを活用するのがよいのでしょうか。1つずつ見ていきましょう。 ①オウンドメディア (Owned Media) オウンドメディアは、企業や個人が

          オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアの違い

          コンテンツ発信に不可欠な「事例記事」成功のポイント

          企業がコンテンツで顧客を引きつけ、信頼感を醸成していくために欠かせないのが事例記事です。事例記事にはリアリティがあり、読者が自らの抱える課題や悩みを投影しやすいため、読者を強く引きつける力を発揮します。また、他社が課題や悩みを解決するストーリーであり、その中から製品やサービスの特徴が浮かび上がってくる構成のため、押し付けがましさなくアピールポイントを伝えられるメリットもあります。その構成のポイントを見ていきましょう。 リアリティがもたらす信頼性 事例記事では、取り上げた企

          コンテンツ発信に不可欠な「事例記事」成功のポイント

          コンテンツ内製化の壁「ネタ出し」を効率的に行うには?

          B2B企業がコンテンツ内製化の壁を乗り越えるためには、効果的なネタ出しがネックになっていることが多いようです。ネタ不足はコンテンツマーケティングの敵ですが、幸いにも解決策はあります。 ネタ出しを効率化する方法 ①リサーチと分析の重要性 ネタ出しの最初のステップには、マーケット動向のリサーチと、ターゲットオーディエンスのニーズ分析が欠かせません。これらの情報こそが、より効果的なコンテンツのスタート地点になります。 ②顧客との対話は宝の山 カスタマーサポートやセールスチーム

          コンテンツ内製化の壁「ネタ出し」を効率的に行うには?

          タイトルとリードの役割とは?

          企業が自社のWEBマーケティングのためにテキストコンテンツを制作する際、タイトルとリードは単なる文書の一部ではなく、考えているより大きな意味があります。この2つの要素は、読者の注意を引きつけて興味を喚起し、ボティコピー(本文)へと誘導するマーケティングの「武器」といっても過言ではなく、そのコンテンツが最終的にビジネスの成果につながるかどうかの試金石です。本記事では、タイトルとリードの役割とその重要性について掘り下げます。 タイトルの役割 まずタイトルです。タイトルはコンテ

          タイトルとリードの役割とは?