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タスクと”To Do”は何が違うの?

コンサルティングをする上で、クライアント企業との言葉の定義は、意思の疎通やお互いの理解、行き違いや思い違いによるムダを無くすために、非常に重要なことです。

ところで、皆さんは「今日やること」をチェックリストにして、完了するごとにチェックすることってありませんか。
スマホでは「To Doリスト」「チェックリスト」「リマインダ―」など、さまざまなアプリもあります。

これらのアプリを使っていて気づくことがあるのですが、”やること”が「タスク」となっていたり、「To Do」となっていたりすること。

この言葉の定義も人によってあいまいなんです。

コンサルティング会社では、「タスク」は、期限のある作業のこと。「To Do」は、締め切りのない作業のこと。と定義されていますが、スマホのアプリは、どちらも期限が設定できるようになっているし、MicrosoftのOutolookも”To doバー”にタスクやスケジュールを表示できるようになっているので、世界的には、厳密に区別せずに使われているようです。

ただ、コンサルティングの場では、プロジェクトメンバーに「そんなこと、どうでもいいじゃないか」と真剣に取り合ってもらえないことも多々ありますが、その企業で”当たり前に使われている言葉”でもちゃんと言葉を定義しておかないと、些細なコミュニケーションロスが大きな問題になるので、メンバーと確認を取りながら決め事として言葉の定義をまとめます。

もちろん、同じ言葉でも企業によって、言葉の定義が違うので、私も間違えないように注意をしています。

まずは 今日から、「タスク」と「To Do」を定義して使い分けてみてはいかがでしょうか。

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