会社の仕事を作り直す方法(Chapter3-2)

2 向かうべき方向はどこなのか

あなたの会社にはビジョンがありますか。

ビジョンとは「企業として、どのように活動するのか」の指針であり、会社全体が今後目指していく姿です。それを経営方針や事業方針として、皆さんが分かるような形でまとめられているはずです。

そして、会社の組織にはミッションがあります。ミッションとは、会社のビジョン(経営方針や事業方針)に基づいて設定される組織の使命や役割のことです。大きな会社では、ビジョン(経営方針や事業方針)が決まると、それを実現するための部門方針を決めることもあり、部門方針から使命や役割が決まってきます。

みなさんは、会社のビジョン(経営方針や事業方針)を知っていますか。自分の部門のミッション(使命や役割)を言うことができますか。

企業の発展や業績の向上、ひいては、みなさんの給与や将来の展望は、ビジョンに対して、つまり、経営方針や事業方針に対して、社員全員の力がどれだけ結集されているかで、その実現度合いが違ってきます。

力のかけ所がそこからズレていては、どれだけ力を発揮しても、とても実現することはできないでしょう。

綱引きを例にしてみましょう。

綱引き大会では、力の強い選手を集めたからと言って、必ずしも勝てるわけではありません。当然、どのチームも力の強い選手を集めますから、その差はほとんど無いでしょう。では、どこで勝負が決まるのか。

綱引きでは、かけ声をかける人がいます。その人のかけ声にあわせて、選手は綱を引くタイミングを図ります。そして、綱を引いて栄光を勝ち取るというビジョンを目指してかけ声をかけることで、選手全員が一斉に引き、全員の後方に引く力を一時に発揮することができた時、ほとんど力の差がない相手に勝負で勝つことができる。微妙なタイミングのズレ、力のかけ方のズレで、勝ち負けが決まってしまうのです。

つづく

 

このブログは、弊社発行の小冊子『社員力を100%活かすための 会社の仕事を作り直す方法』を再構成しています。

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小久保重信

業務コンサルタント 【私は】 ・問題発生の構造を解明 、顧客ごとの提案資料 、企業の良さと標準化を両立 、やり方は無限 、プロジェクトの結果重視 【一般は】 ・問題指摘、犯人捜し 、提案資料を使いまわす 、効率化のために標準化 、自社のソリューション売り 、プロジェクトの進捗重視

会社の仕事を作り直す方法

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