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Amazon、ファミマや駅に宅配ロッカー 再配達を削減

こんんちは、小原です。
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今回は、下記のNEWSについて雑感を書きます。

#COMEMO #NIKKEI

別の視点からNewsを考えてみる

Amazon(配達業者を含む)にとってのメリットは、言わずもがな再配達の無駄を削減できることにある。そして、逼迫する配達業者の現状を解決することができる。ただし、どの程度配達業者の現状を解決出来るかは分からない。

さて本稿では、駅やコンビニに設置する宅配ロッカーについて、Amazon(配達業者を含む)側の視点ではなく、Amazonユーザー側の視点で、メリットとデメリットを考えてみる。くわえて、新たな可能性についても考えてみる。

ユーザーのメリット

・会社や学校帰りに受け取れる便利さ
・再配達待ちがないので、すぐに受け取れる
・再配達依頼の手続きをしなくてよい
・コンビニなら24時間受取りできる

ユーザーのデメリット

・駅やコンビニまで取りに行かなければいけない
・大きな荷物/重い荷物は、持ち帰るのに大変

受け取り方の選択肢が増えることにより、ユーザーは目的別に使い分けができ、利便性が向上する。どうやらユーザー側のメリットも多いようだ。

新たな可能性

受取りの駅やコンビニは、自宅の近所でなくともよいはずだ。となると、新たな活用方法として、「友人へのプレゼントを友人宅の最寄りの駅やコンビニで受取り、そのまま友人宅へ」という利用もできるだろう。

くわえて、コンビニで受取った際に、コンビニで梱包資材が捨てられるのであれば、より便利である。自宅にAmazonの空箱が山積みになずにすむのは嬉しい。そしてエコである。

もし、コンビニで梱包資材を捨てらのであれば、そもそもリサイクル可能な箱に入れてコンビニまで配送すればいい。そして、受取った荷物はコンビニのビニール袋に入れて持ち帰ればよいのだ。また、大きな商品であれば、大型家電量販店のような大きな紙袋をコンビニ側が用意しておけば事足りるだろう。

おまけ

宅配ロッカーを自費で設置した顧客に対して何かしらの特典を付与すれば、宅配ロッカーの設置促進に繋がるはずだ。特典は、配送料割引、Amazonポイント還元、プライム会員費1年間無料など何でも良い。

まとめ

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今回のAmazonように、何かの問題を解決したいと考えるケースは、どのビジネスでも常に存在する。問題解決のポイントは、企業側の視点だけではなく、ユーザー視点で考えることも重要だ。つまり、利便性の向上や特典の享受など、ユーザー側にもメリットが生まれる様に設計することで、早期に安価に広く問題が解決するのだ。BtoBの場合は、相手先企業など関係各社のメリットを考慮するのが成功への近道だ。

「相手のことも考える」・・・この当たり前の設計が出来ないのは、当たり前に気づかないからである。自社だけのことを考えた問題解決は、決して長続きしない。


がんばってイイ記事書きます^_^