目の前にあるヒントが、なぜ見えない？

ちょっとしたアイディアで組織が変わった、集客が変わったという話はよく耳にする。

このクリームソーダのアイディアもその1つだ。

実に、素晴らしいアイディア！

では、何が素晴らしいのか？

実は、改善のヒントは目の前の日常の中で沢山見つけることができます。でも、ずっとその環境や業界に居る人には風景化してしまい見えなくなっていることが多い。

だから、日常に目を向け、そこにある改善のヒントに気づき、改善案を具現化出来たこの喫茶店オーナーさんは、本当に素晴らしい！

喫茶店も地域振興も同じ

地域を活性化するヒントを探して地元の方にヒアリングしていると、いつも「ここは田舎だから特に何もない」と言われる。

実は、視点を変えれば、「その何もないことが特徴」だったりする。

都市部に住む人からすれば、広い空、緑の山々、木々を揺らす風の音、小川のせせらぎ･･･これらが全て特徴なのである。アイディアのヒントはそこら中に存在しているのだ。

クリームソーダが人気の喫茶店も地域振興も、目の前の日常に目を向けると多くのヒントが落ちている。でも見えない。。。

企業だって同じ

大小に関わらず、これは企業にも言えることである。意外と、社外の人、業界未経験者、中途採用者の方が、現実を正しく見ていることもあったりする。

そう･･･

・あの人は、この業界まだ経験が浅いから。
・あの人は、うちの会社の風土をまだよく知らないんだよ。

実は、そんな「あの人」の方が、現実を正しく見ていたりするのだ。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。