マガジンのカバー画像

booklogue / ブックローグ

33
bizlogueの中の人(吉澤幸太)による、読書ひとことメモです。人事や経営に関連するビジネス書が中心ですが、対話や言葉について興味深い読み物など、気まぐれにちょっとはずれたタイ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス) 単行本 …

人と向き合う仕事をしていると、なんとも説明しがたい行動を目撃することがしばしばあります。…

正直シグナル―― 非言語コミュニケーションの科学 単行本 – 2013/3/23

今日はこれから企画承認会議。直近3か月を費やしてチームで作成してきた新規案件について、部…

元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術 単行本(ソフトカバー) – 2012/7/26

パフォーマンスの高い組織をつくるためには、チームメンバー同士の「信頼関係」が大事だとよく…

集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学 単行本 – 2…

人が集まる物理的な場所は社会的インフラとして非常に重要だよ、大袈裟でなく人の生死を分けか…

起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男 単行本 – 2021/1/29

この話は、どうしたって賛否が分かれます。それはある種の異端の物語であり、異端だからこそ飛…

シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書) 新書 – 2018/1/18

高級洋菓子の名前でもないですし、クラシック音楽の一様式の呼称でもありません。シャーデンフ…

ANAのVIP担当者に代々伝わる言いにくいことを言わずに相手を動かす魔法の伝え方 単行本(ソフトカバー) – 2016/7/8

ここ数年でリモートワークがだいぶ進んだこともあって、朝オフィスに向かう前に、通勤時間帯を避けて最寄り駅近くのカフェで仕事を始める機会が増えました。店内を見回すと、私のような出勤前のビジネスパーソンが多そうですが、その他に、学生と思しき人たち、また、すでに真剣な表情で訪問準備をしている営業マンの姿もよく見かけます。そして、案外多いなと思うのが、おそらく現役引退したであろうオジサマたち。それぞれ立場は違えど、個々に自分と向き合って、今日という一日に臨むべく心を整える時間を過ごす空

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 新書 – 2010/12/31

人事の人たちと会話していてときどき話題に出る「2:6:2の法則」。組織や集団は「優秀な2割」と…

行動分析学マネジメント: 人と組織を変える方法論 単行本 – 2008/12/1

先日、新卒入社関連の仕事をしている方々と雑談していて、動機と行動の話になりました。若手と…

語学の天才まで1億光年 単行本 – 2022/9/5

読んでいて楽しかったです。何が楽しかったかって、まずは著者である高野氏の破天荒ぶり。そし…

その幸運は偶然ではないんです! 単行本 – 2005/11/18

著者はスタンフォード大学で活躍された教育心理学者のJ.d.クランボルツ博士。成功したと評価さ…

Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 単行本 – 2021/7/27

心理学系のネタを用いた読み物を複数眺めていると、人間がいかに残酷なことをしてしまうのか、…

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用 単行本 – 2015/7/…

「もう終身雇用を守るのは難しい」 日本で最も影響力のある企業のトップがこう発言したのは20…

測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか? 単行本 – 2019/4/27

「またこの時期が来たか…」と、ため息交じりにつぶやいたことがあるマネージャーは少なくないと思います。人が人を評価するということは、本来的には無理な話なのかもしれません。それでも結論を出さなくてはならないのが人事考課です。社員が個々に目標を掲げ、期限内に約束した成果が出たかどうかを測ること。これが一般にパフォーマンス評価と呼ばれるもので、その達成度合いによってボーナスが決まったり、目標達成の安定度から判断して昇給があったりという企業内の仕掛けです。 ただ、仕事というのは都度都