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【短編小説】泣かない樹

 いつも大樹くんは、わたしを観察している。たとえば、前髪を切ったことや、柔軟剤の香りを変えたことも、不安になると爪を噛む癖、気詰まりなときには窓の外や背景に目を逸らすことなど、すべて観察している。
「今日はマニキュア塗ってきたんだね。全部の爪を青く……」
 感想を言おうとして、大樹くんは言葉に詰まる。わたしは「気分を変えたかったから」と言って、大樹くんの手を取った。いつもわたしのほうから、手を繋いでいる。大樹くんから繋ごうとしない――というよりも、その「感情」が沸き上がらない。

 俺、欠落しているんだ。人間として決定的に、感情が乏しくて。

 そう彼が告白した日は、雪が降っていた。自分はいらないから、と傘を忘れたわたしに、大樹くんは傘を渡そうとした。いや、石井くんも寒いでしょ、と傘を押し返すと、大樹くんは視線を宙に浮かせた。寒いけど、みんなのようにつらいとは感じないんだ、と言った。そして「自分は欠落している」と言った。
 講義の三限目を終えた、バス停での出来事だった。湿り気を帯びた砂糖のような雪が、ベンチやわたしたちの足元に吹き込んでいた。大樹くんの鼻も赤く、傘を押し返したわたしの手も凍えていた。
 大樹くんの言葉を理解したとき、わたしはこのひとの傍にいたいと思った。
 
「まるで、湖面のような……」繋いだわたしの手先を染めている青に目を留めながら、大樹くんは必死に比喩を探していた。おそらく、褒めようとしているのだろう。
「ありがとう」と言いながら、わたしは思わず笑ってしまう。大樹くんは街を歩くひとに目をやり、片手で後頭部を掻いた。
「ごめん、うまく褒められなくて。……俺には女性がマニキュアをする心理がよくわからない。手間がかかるし、それにシンナーの臭いが……」
 そう言いながらカフェの傍を通ると、ひとりの女性がテラスでコーヒーを飲んでいた。爪は鮮やかな赤で染められている。大樹くんは女性を見ながら、首をひねる。「どう考えても、コスパ悪いし」とためらいながら述べる。
「大樹くんはきれいなものを身につけると、気分がよくならない?」
 大樹くんは無表情で黙る。わたしは言ったあとで、大樹くんがトレーナーとスウェットパンツで傍にいることに気づいた。そう言えば、大学の講義もその恰好で、美術館に行くときも、水族館に行くときも、少しリッチなカフェに行くときも、同じような服を着ていた。おそらく、効率よく同じタイプの服をまとめて買うのだろう。
「……俺にはそういう感覚わからないな。きれいなもので気分がよくなった成功体験がない」
 経験ではなく「成功体験」、という言葉を大樹くんは使った。とりあえず、カフェに入ろっか、と店に入るように促す。大樹くんは納得のいかない顔をして――おそらく「美を感じる」ことを思案しているのだろう――わたしの前を歩き、店内に入った。

 ――脳が麻痺を起こしているんだと思う。中学のときのいじめが、けっこうシビアな体験で、それから自分の感情をうまく感じとることができなくなった。
 
 初めて大樹くんの部屋に上がったとき、ふたりでベッドに座って大樹くんのアルバムを見ていた。中学のではなく、小学校のときの。その当時の大樹くんは、矯正器具をつけた歯をすべて見せるように、大きく笑っていた。
「これが、中学校のアルバム……」と、次に大樹くんは中学校の卒業アルバムを本棚から、抜き出してベッドの上に広げた。過去の写真を見るのはつらいんじゃ、と思ったけど、大樹くんは自分の過去の写真を直視できた。
「何度見ても、ビフォー・アフターの差がある」
 大樹くんの言うとおり、中学生の大樹くんは現在の大樹くんのように、無表情でカメラのほうを向いている。大樹くんは目をぎゅっとつむって「でも、そのつらい記憶はほとんど思い出せなくて……。脳が記憶を消して守ってくれているんだろうけど。感情を感じにくいのは、いいようで悪いような、なんとも言えないな」と考えながら言った。
「感情が感じにくくて、いいことは?」
「ああ、それなら明確だ。誘惑に強くなれる。ゲームにもSNSにも女性にもあまり関心がない」
 女性にも関心がない、と聞いて、わたしは安心して笑った。だから、軽率に「なら悪いことは?」と訊けたのだ。大樹くんはわたしを、無表情で数秒眺めていた。
「率直に言って、ひとの気持ちがうまく理解できない。……だから、明里を傷つけてしまうこともあるかもしれない。努力はするよ」
 そのとき、わたしの顔を見た大樹くんの表情が少し困ったように変わった。わたしは自分で言った言葉を後悔していた。大樹くんに、そんなことを言わせるつもりはなかったのに。
「……傷つくことはないと思う。わたしも昔、ずっと深く傷ついたから。耐性がついているから」
 笑って大樹くんの顔を両手で挟んだ。大樹くんの瞳が揺れる。何を感じているのか、わからない暗い瞳でわたしを見ていた。
「明里……、保証はできないけど、努力する。小説とかドラマとかで人の心理を学んで――」
 軽いキスをした。そしたら、大樹くんは黙った。それから顔を背けて、ごめん、と言った。そのときのわたしは、もうその意味がわかっていた。キスをしても、大樹くんには衝動や興奮が湧かない。
「明里……なんで俺を好きでいられるの?」
 その質問には答えられなかった。だから「感情は理屈を追い越すんだよ」と答えた。

 〇

 テーブルにつくなり、大樹くんはiPhoneを取り出して、何やらテキストを打っているようだった。滑らかにフリック操作をする指先を見ながら、「Twitterに投稿しているの?」と聞いた。大樹くんはiPhoneから目を上げて、
「いや、記録だよ」と言う。記録? とわたしは怪訝そうに聞くと、「明里の記録」と表情を崩さずに、涼し気に答えた。
「……わたしの記録?」正直言って、面食らった。
「そう。忘れないように、記録しているんだ。今日はスニーカーだったとか、ご飯を抜いてきたとか、あとは肌の状況と、生理周期も」
「え、そんなのどこに記録しているの?」まさかネットに公開していないよね? とは言えなかったけど、大樹くんの几帳面さが怖かった。
「クラウド上に保存しているよ。スプレッドシートに打ち込んで、あとで分析するんだ。たとえば、肌や髪が荒れていたり、爪を噛む回数が多いと、睡眠が足りていないんじゃないかとか。実際、その前の週には夜遅くまで俺らはチャットを――」
 わたしは顔の前で右手を挙げた。それ以上、説明しなくていい、という合図だ。大樹くんは、そのサインを察知して、「ごめん。ちょっと、普通じゃないかな?」とこれも涼し気な顔をして訊ねた。まるで当人にしてみれば、彼女を管理するのは常識的なことと言わんばかりに。
「いや……少し驚いたけど。大樹くんが満足するなら……」いい、と言い切れない自分がいた。
 大樹くんは背もたれに寄りかかり、唇を指でさすった。「満足、というか……。忘れたくないんだ。これは、俺が持っている唯一の強い感情かもしれない。忘れるのが嫌、というか、うまく形容できないけど」と視線を宙に浮かして、適切な言葉を探していた。
 その視線の先に、子どもがいた。小さな女の子が、母親の飲みかけのグラスに手を触れている。指先で水滴をつついたり、そのグラスに映る歪んだ自分の表情に驚いたりしていた。
「怖い、のかも」
 大樹くんが言った瞬間、女の子はそのグラスを倒した。グラスの中に入っている、オレンジジュースがテーブルの上に広がる。母親が叱るよりも先に、女の子は泣き出す。叱られるのを怖れているのではなく、グラスを倒した音、そして目の前に広がる鮮やかなオレンジ色に驚いたように。
「いじめられたときのように、記憶がなくなるのが怖い」
 そのとき、わたしの胸の奥で何かが軋んだ。カフェの店員さんが、わたしたちのテーブルに、それぞれ飲み物を置く。わたしはカフェラテ、大樹くんはアメリカーノだ。
「いつもアメリカーノだね」話題を逸らそうとしたけど、わたしの声は震えていた。
「アメリカーノは安いし、しつこくなくていい。それに俺は飽きることはないんだ」
 そしてわたしは期待してしまう。わたしの記録をつけることも飽きることはない? わたしとこうして会って、大樹くんにとって意味をなさない会話を続けることも飽きない? それらの質問をするのをいつも我慢している。期待を打ち破られたくないから。
 
 〇

 好きだという言葉は使わなかったけど、「つき合ってほしい」と言い出したのは、わたしのほうだった。あの雪が降っていた日、大樹くんの感情が欠落している、と知った日から、数日後のこと。バスの後部座席にふたりで座って、トンネルを抜けてから、わたしは言い出した。
「友だち関係からでいいから。わたしと付き合わない?」
 大樹くんは急に現れた日差しと、わたしのふいの誘いに、しばらく目を細めていた。
「……つき合う?」
「そう、恋人として」
「なんで?」
「石井くんに惹かれているから」感情が欠落している石井くんに、と心のなかで付け足す。
 大樹くんは事態を呑み込めず、細い目をぐるぐると回していた。
「え、俺でいいの?」
「うん。石井くんがいいの」
「でも、なんで?」重ねて冷静に、わたしに理由を聞く。
「理屈では語れないけど……、感情に振り回されていないからかな」
 そのとき、脳裏に蘇ってきたのは、友だちだったあの子たちの影だった。彼女たちの誘いを断って、ひとり図書館で勉強しているところを見られた。そのときから、高慢だ、お高くとまっている、などの悪口を笑いながら彼女たちは言い始めた。わたしは、その輪のなかにいられなくなった。
「今でもしつこく、頭を悩ますことがあるの」
 たったそれだけのすれ違い。でも、彼女たちの悪口は、どんどんエスカレートしていった。男の先生に授業終わりに質問をしに行くと、彼女たちの視線を感じるようになった。髪の毛を切ったときも、渡り廊下で男子に声をかけられたときも、ポーチをブランドものに変えたときも。わたしは、彼女たちの妬みの視線に耐えていた。
「でもそれは、石井くんと一緒にいるなら思い出さないと思う」
 石井くんとなら、人からの強い感情を感じなくてすむから。まるで、風に揺らぐことのない、大きな樹と一緒にいるみたいな、安心感を覚えるから――そんなことは、言わなかったけど。大樹くんは、わたしの目を見据えてから、窓に視線を映した。何かを考えるために、視線を逸らしたのだろう。尖った上唇に、破れた皮が見えた。その唇をさする指先の爪も、乾燥して荒れていた。
「……その悩ますことについて、聞かないほうがいい?」
 曇った窓から目を離して、大樹くんはわたしに向いて聞いた。それから、首を振って「ああ、なんでもない。忘れて」と自分の唇の皮をひっぱった。
「わたしは話せるよ」
 それでも大樹くんは、返事をしなかった。その代わり、わたしの手の甲に、自分の手のひらを重ねた。まるで手の間に、薄紙を差し入れたように、大樹くんは慎重に手のひらを置いた。俺でいいなら。感情の欠落している俺で、本当にいいなら――大樹くんは、俯いて何度かその言葉を繰り返した。わたしは微笑んで、大樹くんの中指をぎゅっと握った。

 それから、わたしは大樹くんにすべてを話していない。

 〇

 髪を触られている感覚がして、目が覚めた。帰りの電車のなかだった。
「やっと、起きた? もうすぐ駅に着くよ」
 ドアの上に設置されてあるスクリーンを見ると、次はわたしの最寄り駅だと表示されていた。その瞬間、悲しさが襲う。悲しさ? あるいは寂しさ――、大樹くんと別れる時間が近づくと、最近のわたしは心がざわざわと波立つ。
「あーあ、もっと寝ていたかった」本当は、もっと大樹くんの傍で夢を見ていたかった。
「帰ったら寝たらいい。そういえば、最近は5時間睡眠みたいだけど、もっと寝たほうがいいんじゃないかな。僕が推するに、明里はショートスリーパーではなさそうだ。睡眠不足の状態だと、脳は飲酒した翌朝のような状態になる。それは、学習効率を下げるのみならず――」大樹くんは、わたしのために説明し始めたが、まるで外国語で話しているように、わたしの意識の外側を滑っていった。
「ときどき、大樹くんはAIみたいになるね」
 深い意図なく、わたしは大樹くんに言った。言ったら、大樹くんの口の動き、表情が止まった。
「……ごめん。こういう理屈っぽいの、好きじゃないよね。とくに女の子は」
 顔に翳が差して、それを隠すように大樹くんは手で顔を覆った。傷つけてしまった? そうじゃなくて、と安心させようと理由を探すけど、その前に電車のドアが開いてしまう。
「帰るね。今日はありがとう」
 急いでドアの外に出て、振り返る。大樹くんはまだ手で顔を覆ったままだ。図らずも、ショックを受けさせてしまったようだった。iPhoneで大樹くんに電話をする。
「――もしもし?」
 もしもし。ごめん、さっき俺……。
「ううん。わたしのほうが悪かったと思う。理屈っぽいのが嫌だったわけじゃない」
 でも、俺はもう少し性格を直したほうがいい。あとでコミュニケーションスキルに関して、調べて実践してみるよ。
「ああ……、そうじゃなくて。そのままでいいの」
 ? ああ、マニュアルに頼るのもよくないか。なんでも解決しようとするのが、俺の悪いところだな。
「うん、まあそうかも。いや、別にそれはいいんだけど。……大樹くんは寂しいと感じたことある?」
 ? なに、いきなり。寂しいか……ひさしく感じたことない。
「そうだよね」わたしは笑った。笑って、ふいに泣きそうになった。何を期待したのだろう。そして、期待が破られるとわかっていたのに、どうして質問をしたのだろう。
「明里は寂しいの?」
 通話口から聞こえる大樹くんの声は、車内であるというのに、クリアに響いた。
「今日はありがとう、じゃあ」――そして、わたしは電話を切った。iPhoneを耳から離すと、画面に水滴がついていた。わたしは泣いていた。

 〇

 その夜、夢を見た。大樹くんと大地を掘り起こしている夢だ。なかなか、シュールな光景だと思う。ふたりして、戦時中のひとみたいに顔を真っ黒にして、自分の背より深い高さになっている穴を掘り続けた。そのうち、大樹くんはシャベルを真ん中に突き刺して、そこに手を乗せて身体の体重をかけた。
「俺たち、なんでこんな非生産的なことをしているのだろう? 掘っても掘っても、真実には近づかない」
 そのとき、夢のなかでわたしは気づいたのだ。わたしたちが大地を掘っているのは、真実を知りたいからだと。
「諦めちゃだめ。今やめたら、これまでの努力が泡になる」古い青春ドラマのように、わたしは熱っぽく大樹くんに呼びかけた。
「明里。もしかしたら、俺たちは真実ではないところを掘っているのかもしれないんだよ。掘り返して、まったくの嘘が出てきたらどうする? 本物のリンゴじゃなく、誰かにかじられたリンゴのロゴだったとしたら」
「それでも、真実という可能性にかけなきゃ」
「こんなのクソ仕事だよ。「報われる未来」という物語のなかで、俺らは生きなきゃならないなんてさ。フィクションが現実に変わったらどうする? 未来は未来で、報われる保証のない現実だと知ったら」――、大樹くんが真実らしいことを語った瞬間、わたしは目が覚めた。わたしはベッドに卍の形で寝ていた。そう、うつ伏せで卍。枕の傍には、「ビジネスの未来」と「行動経済学――愚かな人間が経済を動かす」の本が散らばっていた。そうだ、昨夜眠れないから、手当たり次第本を読んでいたのだった。
 ラグの上には、拙く丸められたティッシュが、桜が散るように――比喩としては美しいが――あちこちに散乱していた。立ち上がって軽く頭痛がしてから、昨夜泣いていたことを思い出した。大樹くんのショックの受けた顔も。テーブルの上に置かれたiPhoneを拾うと、メッセージが入っていた。

 ――おはよう。近所の婦人から、シャインマスカットを頂いた。婦人はどのルートから入手したのかわからないけど、大量にくれた。大型犬が入りそうな段ボール箱で。むろん、俺の冷蔵庫に入るわけがなく、朝から実家や親せきや、講義でノートを貸してくれた人々にメッセージを入れ続けている。もちろん、明里にも届けたいと思う。……迷惑でなければ。

 鈍い頭痛を感じながらわたしは、迷惑じゃない、とひと言メッセージを送った。そしたら、数秒後にドアのチャイムが鳴った。
 ドアを開けると、シャインマスカットを入れたバスケットを抱えて、大樹くんが立っていた。わたしは驚いて、口をぱかっと開いた。
「え、どうして……」
「シャインマスカット。ポリフェノールが豊富に含まれていて、肌にいいみたいだよ」
「もしかしてこれ、自分で買った?」
「近所の婦人だよ。朝公園を走るとき、よく挨拶するんだ。上品なひとで、いつも茶葉の香りを漂わせている」
「それを信じられるとでも?」
 大樹くん顔色を変えず、抱えたバスケットを、玄関のシューズボックスの上に置いた。
「信じても信じなくても、どちらでもいい。とにかくシャインマスカットがここにある。朝食後でもおやつの時間でも、眠れない夜でも……食べてほしい」
 わたしたちの間に、しばらくの沈黙が降りた。わたしは大樹くんの意図を整理しようとして、大樹くんはわたしの反応を(シャインマスカットを食べるという返答を)待っているようだった。
「嘘をつくこと、高い食べ物を買うこと。不合理なことは、大樹くんは普通しない」
「まあ、そうかもね。ちょっと昨日眠れなかった……というか、嘘も高い買い物もしていないから」
 それから「食べてくれる?」と上目遣いに、聞いてきた。わたしはゆっくりと首を縦に振る。大樹くんは、はー、と深いため息を吐いてから、
「……じゃあ、俺はこれで」と帰ろうとした。その大樹くんのシャツをわたしは引っ張る。
「……AIみたいって言ってごめんなさい」
 大樹くんの目が、ぐるぐると回る。頬が桃色に染められているように見えて、わたしは彼に口づけをした。いつも濡れていない大樹くんの唇が、唾液でつやつやと光っていた。
「……別に気にしていない。俺は帰らないと」
「帰って何するの?」
「あー……、記録」
 わたしは笑って、大樹くんのシャツを引っ張った。まだ記録してほしいことがあるんだ。だから、シャインマスカットを一緒に食べよう? 
 このときの、背を向いた大樹くんの耳が、赤く染まっているのをわたしは忘れることはないだろう。

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<あとがき>
練習用(リハビリ)に書いた短編小説です。今回もプロットを作成し、書き上げたのですが、登場人物の背景を盛り込んだため、まとめるのに苦戦しました。少し脱線して読みにくいかもしれません……ご容赦ください。継続して、練習用に短編あるいは掌編を書くつもりです。では、また。

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