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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 生活のなかでリズム感を養おう b labo vol.11

生活のなかでリズム感を養おう

先日「ドリフに大挑戦SP」という番組が放送されていて面白かった。
現在の芸人たちが往年のドリフコントを再現するという企画で、残存ドリフメンバーも参加していた。

内容的には納得のいくレベルであったが、ひとつだけ気になったことがある。リズムと間、グルーヴ感が違うんだよな。

ザ・ドリフターズはもともとミュージシャンだけあってとてもリズム感がいい。セリフの間の取り方とかもアタマばかりで取るのではなく、アフタービートだったりシンコペーションがあったりする。非常に音楽的に感じるのです。

芝居の世界もリズムが重要らしい。以前、俳優の伊東四朗がほんのわずかな間の違いで芝居が大きく変わると話していました。

落語はリズムと立川志らくは語っています。居眠りをしそうになるくらいの淡々としたテンポの中に時折アクセントを入れてやる、その間が大切なんだと。

スポーツの世界もリズム。野球のバッティングとか完全にリズムと物理だし、音楽を使うフィギュアスケートはもちろんのことです。

要は音楽的な感覚を養えば映画・スポーツ・お笑いなどほかのことも楽しめる機会や角度が増える、ということです。

音楽を聴くときだけ、楽器に向き合うときだけでなく、日々の生活の中で常にリズムを意識する、これが重要なんです。

とりあえずウォーキングから意識してみましょう。
重心を2拍・4拍でとってみたり、アフタービートを意識してみたり、「タタタ・タタタ」と三連符で数えてみたりと、同じテンポで歩いていても表情や景色が変わってきます。

ぜひ実践してみてください。芸人や俳優を目指す方もb laboはお待ちしております。

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