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小説・文芸・書評

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たまーに書く、小説やショートショート、その他の文芸、書評を集めてみました。書評以外はどれも男女の話ばかりです!笑 もっと官能的なやつとか、詩なども書いていきたいですが、いずれまた。
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記事一覧

「曇り空に」第3話 曇り空のかえりみち

「こんなに水がおいしいと思ったのは初めてで。体の隅々まで蘇るような元気をもらった」 「そ…

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別にセックスはしなくてもいい

別にセックスはしなくてもいい 冬の厚手のコートの内側の ニットに包まれたあなたのからだに…

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先見えぬ階段のぼりし日々なれど
せめて植えたき足下の花

うーん、イマイチ🙄
最後の節が特に。
なんか、良い子な感じ。
しかも、エロくないし🤣

【書評】『栞をはさんで、離さんで。』

本気で批評しようと読み込んだら、図らずも感動してしまった。 『栞をはさんで、離さんで。』…

【追記】『栞をはさんで、離さんで。』書評

6月10日にアップした 枝折さんの初作品集『栞をはさんで、離さんで。』の書評に追記をしました…

告発本『朝日新聞政治部』を読んで

『朝日新聞政治部』(鮫島浩著、講談社、2022年5月27日刊行)を読んで、身震いするほど面白か…

【書評】『絶対悲観主義』を読んで

『絶対悲観主義』(楠木健著、講談社、2022年6月22日)とは、挑発的なタイトルである。 人間、ポジティブがいいに決まっている。 「悲観」なんてネガティブな発想で、成果が出せる訳がない。 そもそも気持ちも暗くなる。 しかし、本書は「悲観せよ」という。著者は、現在、注目度上昇中の経営学者、楠木健(くすのき・けん)さん。これはぜひ読みたいと思った。 楠木さんは、一橋大学大学院経営管理研究科教授という「カタイ肩書」を持ちながらも異色の人だ。 ひげ面におしゃれメガネという

エロス×短歌

以前は全く好まなかったけど、最近は詩や短歌が心に響く。 研ぎ澄まされた、純度の高い言葉が…

歴史ライトノベル@官能系:『桔梗姫と六兵衛』

第一幕 蕩すべし壱 時は戦国末期──。 夏の盛り。飛騨(現岐阜県北部)の奥深い山の中にて…

歴史ライトノベル@官能系:『桔梗姫と六兵衛』(全4話) 第2話

←第1話  第3話→  六 宮川の流れに沿って歩き、飛越国境を越え、まずは越中国猪谷郷を…

歴史ライトノベル@官能系:『桔梗姫と六兵衛』(全4話) 第3話

←第2話  第4話(最終話)→   八 京で馴らした我も、昨夜は我を失った。恍惚に喘ぐとは…

歴史ライトノベル@官能系:『桔梗姫と六兵衛』 第4話(最終話)

←第3話   十一 秀吉のさりげなさを装った問いに、執念と底知れぬ恐ろしさを感じる。 しか…

【官能SS】10minutes(1822字)

《ごめん、二次会もあるそうだから、今日は部屋に行けなそう》 《いいよ。多分、そうだろうな…

【アングラ小説】二元論──善意・衝動・混沌、すべてが本当の私[前編]

←前編  中編  後編→ 寄付が少しでも増えればよいと思った。 そうすれば、子どもたちにもう少し新しい学用品を買ってあげられる。 ノートや鉛筆を節約させなくてもいい。 絵もたくさん書かせてあげたい。 学校で恥ずかしい思いをしなくてすむように、新しい洋服やバッグも買ってあげたい。 仲間外れにならないように、Nintendo Switchをやらせてあげたい。 スマホだって持たせてあげたい。 子どもたちをもっと手厚くケアできるように、スタッフだって増やしたい。 この施設を