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新型コロナウイルス感染後2年間における死亡・入院・後遺症発症リスク

2023年8月21日「nature medicine」誌に新型コロナウイルス感染後の後遺症を2年間追跡した大規模なコホート研究結果が掲載されました。

新型コロナウイルスに「感染した」約14万人と
新型コロナウイルスに「感染していない」約600万にを比べた本研究

新型コロナウイルス感染中に入院しなかった、いわゆる「軽症」の方でも

  • 感染後180日まで死亡リスクが高い(感染後90日まで約2倍)

  • 感染後540日まで入院リスクが高い(感染後90日まで約1.5倍)

  • 感染後720日まで後遺症発症リスクが高い

という結果でした。

新型コロナウイルス感染中に入院治療が必要だった方は

  • 感染後720日まで死亡リスクが高い(感染後90日まで約6倍)

  • 感染後720日まで入院リスクが高い(感染後90日まで約7倍)

  • 感染後720日まで後遺症発症リスクが高い(感染後90日まで約4倍)

という結果でした。

COVID-19罹患後2年間における死亡・入院・後遺症発症リスク

新型コロナウイルスの後遺症は世界的に問題視されています。

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