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本読んでいますか?

みなさん、読書していますか?

読書の定義というものはありませんが、自分ではこういったルールを決めています。

読書をしたといえるもの、単行本・文庫本でかつ漫画以外のもの

ビジネス書、雑誌、自己啓発本、専門書の類は読書した冊数に含めない・・・

私はこうした基準を作っているのですが、そうなると悲しいかなここ数年殆ど本を読んでいないことに愕然としました。

殆ど、自己啓発とか、ビジネス書を参考として読んだりするけどそれ以外の文学等から遠ざかっている自分が嫌になってきました。笑

ネットを始める前は、それこそ本の虫で、毎日仕事帰りに古本屋に行くのが日課で(ここで普通の本屋さんでないところが悲哀を感じさせるでしょ。苦笑)毎日文庫本を漁るのが日課でした。

いい本があれば3冊4冊とオトナ買い・・・しても新刊1冊よりも安いんですから沢山本を読みたい自分としては有り難かったですね。

そうして、電車の中で読書タイムに入るのです。

最初は未読の本がティシュの箱に収まる程度だったのですが、そのうちティシュの箱が二箱になり三箱になり・・・読んでいない本のほうが多くなり、休みの日はほとんど読書のために使うそんな状況でした。

ティシュの空き箱というのがこれまた哀愁を誘うでしょ。

少しでも、お金があったら本を買ってしまう悲しい性なんですよね。

高校生の頃も、昼食代をケチって浮いたお金で鉄道ファンや鉄道ジャーナルのバックナンバーを買い漁っていました。(その後これらの本は殆ど捨てられてしまうんですけどね。)

そして、当時は本当に貪欲に学校の勉強しないで鉄道ファンの記事などを隅から隅まで読んでいました。何度も、何度も・・・最後には眼力で本に穴が開いたほどで・・・そんなことないですけどね。

当時その情熱を学校の勉強に充てていたら上位の成績を狙えたんだろうなぁ。

この話、共感してくれる人も何人かはいるかもしれませんね。

ある意味、読書というのは頭にとってはいい意味の「麻薬」なんですね。

読書というのは、幻覚を起こしたり、被害妄想に走ることはありませんが、豊かな想像力と深い思考力を訓練させてくれますし、自身の経験と融合された時にそれは新しい疑問とともに次の新しい興味を持つ世界へいざなってくれます。

本を読んでいると実際に自分の知らないことばかりが出てくる、時にはこれは知っているぞとか、この作者こういった論点で論じてるけど、実はこういった見方もあるんだよね・・・といったセルフなツッコミを入れることも出来ます。

まぁ、私のように無知な人間は「セルフなツッコミを入れる」ところまでは行かなですけどね。涙

ただ、妄想力・・・いえいえ、想像力は高まります。

本を読むことは、実は脳が一番喜ぶ栄養なのかなと最近になってやっと解ってきました。

情けない話ですけどね。

でもこれだけは言えますよ、脳が一番欲しているものは一瞬の快楽ではありません、脳が欲しがるのは新しい刺激なんですね。

その一つの手段が読書です。

もちろん速読もいいですけど、そこで何を感じるか、何を得られたか。そしてその得られたものをそのママのしておくのではなくて、何度も何度も反芻することです。

ちょっとした寝る前でも、電車の中でも、トイレの中でも・・・そういった思想の時間を持つようにしてはいかがでしょうか。

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